10月の庭の花と2週遅れの部屋の衣替え

今日は朝から冷たい雨ですが、昨日は良いお天気でした。久しぶりに庭に出ました。なるべく手入れ不要の庭をと心がけてきたのですが、水やりが出来ず鉢植えの木が根詰まりで枯れかけているものも。飼い?主の体調が良くなくて水やりをサボるとこうなりますね。手に負えないものはこの際見限ること。後期高齢者を言い訳に鉢植えの断捨離のきっかけに。そんな中、ジンジャーの白い花だけは相変わらず強い芳香を放って次から次へと毎日新しい花を咲かせています。

放ったらかしでも秋の花をつけているものがまだあります。薄紫のシオンと白いシュウメイギクと紫のモールのような花とホトトギス。これは嬉しい!

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微熱が少し低めになったので、気になっていた部屋の衣替えを。いつもはお彼岸の中日を境に入れ替えるのですが、最近は温暖化の影響でズレてきていました。今年もつい最近まで真夏日があったので、2週間遅れで季節的にはちょうどよいぐらい。布類をブルーから赤に変えることに。

サンルームのテーブルクロスやサイドテーブル、それに暖簾類、マットも青から赤に。これで部屋中が少し暖かく感じるようになりました。

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どの布も若いころに私が気に入った柄のもので、暖簾は手作り。

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夫の海外出張のお土産で、ジャワ更紗やペルシャ絨毯も。

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そうそう、紅白の水引草も花をつけています。

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玄関の花瓶に生けてみました。キッチンの前のカフェカーテンも赤に。

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ノルウェーのお客さんのお土産の木彫りの器には散歩で夫が拾ってくる大きなドングリの実も入っています。もう10月ですね。8月末から1か月半ほど家でじっとしているうちに季節が変わっていました。
 

 

金曜デモ(「特別な1日」さんから)と「萩生田氏と日本会議(前川喜平)」&あれ、これ

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◎月曜日に市立病院で出された5日分の薬が土曜の朝で切れます。解熱剤が出なくなったので7度台の熱が続いたわけですが、かといってまた解熱剤をもらって熱を抑えていいのか、この際、薬を一度絶ってみようかと思ってると言ったら夫が反対。結局、Oクリニックへ。順番が来て診察室へ入ると先生は市病の先生の所見を読んでおられるところでした。結局、血液検査の結果は、貧血があるものの体内に炎症はなく心配な問題はないということ。肝臓の数値が高いのは薬を服用しているせいで、薬を止めてみましょうかということに。心配した夫が付き添いで座っていましたが黙っていました。微熱が続くのは物理的に冷やしてくださいとのこと。1日たって、熱は7度台を切って6度台の9,8,7と初めて36.7度がでました。これで、喉の違和感は残っても微熱は解消できるかも…と少し先が見えてきました。あと普通の生活に戻して、体重を増やして・・・なんとか少し明るくなってきました。(トップのは写真は金曜デモのプラカードの写真をお借りしました)

★先週10月最初の金曜デモをいつものように「特別な1日」さんから。今回のタイトルは:『敢えて消費税を擁護してみる(笑)』と『1004再稼働反対!首相官邸前抗議』 - 特別な1日

☆消費税のところは今の私の頭では追い付かないので飛ばして:

 ということで、今週も官邸前へ #金曜官邸前抗議
 朝方は局地的に大雨が降りましたけど、スマホの雨雲レーダーを駆使して、濡れるのは最低限で済みました(笑)。そのあとはまた、季節外れのカンカン照り。
 午後6時の気温は28度!😁 参加者はやっぱり200人くらい。

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◎ついでに、内田氏のツィッターから: 

内田樹 Retweeted

林道郎(michio hayashi)@michio_ha Oct 4

これが繰り返されれば、外部審査員の意味がなくなり、政権の意に沿わない表現は芸術に限らず自粛を余儀なくされる。大変な問題だ」→トリエンナーレ補助金不交付 文化庁内部だけで決定 手続き批判高まる - 毎日新聞
内田樹 Retweeted

 吉澤文寿/F.YOSIZAWA @f_yosizawa

安部首相の所信表明演説で、日本の掲げる「人種平等」という「大いなる理想は…国際人権規約をはじめ国際社会の基本原則」になったと誇らしく語りましたが、朝鮮学校への差別は国際人権規約に反していると国連から勧告を受けているので是正すべきではないでしょうか

◎もう一つ、「くろねこの短語」さんの今日の記事から

「実刑にならない限り辞めない」(N国党党首)&N国党党首は幸福の科学の信者!&萩生田文科相が幸福の科学大学開学に奔走中!?: くろねこの短語

前川喜平氏のコラムの写真を:

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◎日韓関係が危ぶまれていますが、テレビでは三浦春馬主演の韓国ドラマリメイク版の「TWO WEEKS」が終わったところ。10月に入って今度は韓国映画のリメイクの発表がありました。「同作は韓国で2011年に公開され、約130万人を動員した映画『ただ君だけ』をもとにした作品。『ただ君だけ』の物語はチャールズ・チャップリンが監督、脚本、主演を務めた『街の灯』をモチーフにしている」そうです。政治とは別の日韓関係が存在するのはいいことだとおもいます:

10月から阪急梅田は大阪梅田に・・・

郵便受けのすぐ傍の鉢植えの珍しい花が今満開です。覚えられないので札を刺していて良かったです。「ユーパトリウム・チョコラータ」という名前でフジバカマの銅葉品種と書いてあります。葉はチョコレート色で白い花は確かにフジバカマに似ています。

さて、いよいよ今年も残り4分の1の3か月になりました。1日、中国は建国70年を迎える国慶節の日、香港では警察が高校生に発砲、重体とか。また今日は北朝鮮のミサイルが日本海に向けて発射されています。そして昨日から消費税が10%に。イートインだと10%でテイクアウトだと8%とか、キャッシュレスだと5%?還元とかややこしい世の中になり、庶民の生活が苦しくなっていくことだけは確実。

月曜日、Oクリニックから市立病院へ直行して診察を受けた結果、解熱剤のカロナールがあまり効かないようならと粉状の風邪薬に変わりました。その結果だと思うのですが、昨日は1日中37度台の熱が続き、これには参りました。そのうえ台風の影響のせいか真夏日。終日長椅子の上で横になって熱に浮かされて・・・

夕食時、母がまだ治らないのというので、O先生から市病へ行くようにと言われたことを話すことに。結果、変な病気ではなくて風邪が長引いているというO先生の診断通りだったことも話したら、母がここ2年の疲れが出てるのよ、お父さんの世話をした上に私まで入院したからと。続いて夫が、そのうえ自分のリウマチや今年の坐骨神経もあったのでと。

そういえば、3年前の9月、夫がリウマチを発症、翌年母が大腿骨骨折で入退院、その後また腎盂炎で入院。その間父の世話をすることになって我が家で食事。母が8月退院、入れ替わるように父が入院、その後2週間で死去、葬儀。そして今年に入って夫がスキーから帰って坐骨神経痛、春に母が脊椎管狭窄症で入院。一周忌を迎えられるのか、施設入所かと心配しましたが無事退院。そして父の一周忌。その間、両親や夫が食事の前後に薬を服用しているのに、私一人元気で薬なしでした。

我ながら頑張ってたんだな~と。じゃ、回復には一か月どころか三か月はかかるかもと覚悟をあらためて・・・今日はヨーガの日でしたがお休みです。何にもしないで横になっていると腰を痛めますので、豚の鼻を押してラジオ体操第一をしています。母も気を使って昼食のサラダを差し入れてくれたり、夫は食事の片付けから洗濯までしてくれますので私は食事の準備だけ。つくづく健康というのは微妙なバランスで成り立っていると思いなおしています。

◎ローカルニュースをメモ代わりに2つ。 

 (1)10月1日から、「阪急梅田」駅が「大阪梅田」に代わりました。「河原町」は「京都河原町」に。昔、子供の頃、国鉄大阪駅と阪急の梅田駅があって、どうして大阪と梅田?と思ったことがありました。梅田は大阪のあのあたりの古称で、「梅の田」あるいは「埋め田」という意味があるとも伝え聞いていました。近年の外国人観光客の増加で紛らわしいということで変更されたようです。

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(2)箕面の新駅建設が3年も延期されるというニュース。9月10日の朝日新聞夕刊の一面記事になりました。

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巨大な埋蔵物が出たと聞いていたのですが、場所は千里中央駅で、厚さ30~40センチ、少なくとも深さ十数メートル、幅約14メートルの巨大な土留め壁だそうです。この土留め壁の上にはショッピングモールがあるので、地面を支えながら少しずつ解体するのに約1年半かかるとか。これが、資料に残っていなくて北急が保管している駅舎の完成図面にも記載されていなかったので発見が遅れたそうです。

「大阪メトロ御堂筋線と相互乗り入れする北大阪急行(江坂-千里中央)を、北に約2・5キロ伸ばして箕面に新駅を2つ作るという「北急延伸事業」は、2014年に正式に決まり、当初の開業予定は20年度だった」「約570億円の事業費に延期分の80億円が上乗せになり、結局、計画当初の約650億円に達するとみられる」

道路の新御堂筋線は山を貫いてトンネルを作り(そのせいで滝へそそぐ水源を傷つけポンプを使っているという話でしたが)、住宅開発を行って一戸建てに憧れる若い世代を呼び込んでいます。人口減の今の世の中、箕面だけは子どもや高齢者や障害者を大事にして人口を増やすことに成功しているようですが、計画そのものはバブル期のものです。国全体が縮小していくなかで、うまくいくのか・・・一市長の夢の実現に多額の税金が注がれるのも何だかなという感もありです。

 

 

ジンジャーとカマキリと微熱と終わったドラマ

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週明け、相変わらず一向に36.8~37度台の微熱が収まらないので薬をもらいにクリニックへ。聞き取りの看護師さんも一か月以上になるので大変ですね~と。診察室に入ると先生が書き物を。検査のしようがないのでこのまま市立病院へ行ってもらいますがいいですか?と言われました。「帰りの自転車、上りだから気を付けて…」と先生に言われて外へ。電話で家にいる夫に10時10分前に市病へ行くようにと言われたと連絡。車庫から車を出して家の前に止めてあるのを見て、自転車を収めて家に入り、市病の診察券を取り出して、お茶を水筒に入れてすぐ車へ。ちょうど10分前に受付、紹介状を出して内科の診察の方へ。

問診表3枚に書き込んで順番待ち。診察室では先生がクリニックの先生の所見を読みながら、どうですか? 花粉症が長引いて、その間母の入院があり、父の一周忌が終わった翌日から発熱、それから一か月以上微熱が続いたまま、4キロ近く体重が減って何か悪い病気かちょっと心配していますと。胃の手術のことも聞かれました。3分の2を今から35年前に摘出手術。しばらく貧血が治っていたのに、今回貧血と言われてちょっとショックですと。喉も見て、胸に聴診器もあてて、血液検査と肺炎が心配なのでレントゲンを撮りますが、疲労が続いて回復が長引いてぶり返しているのでしょうと、お薬手帳を数年分さかのぼって調べて、今回は粉末の風邪薬と熱が上がった時に飲む頓服を処方しますが、様子を見てください。貧血は胃がないので造血が難しくなっている、かといって鉄分を入れて増えるかは分からないので・・・とクリニックの先生と同じ見立てでした。検査結果待ち40分ほどを含めて11時半ごろ終了。夫が迎えに来てくれました。母には何も言わないで済みました。

ちょうどお昼時だったので、車で久しぶりに黒べゑのラーメンを食べていこうということに。帰り、処方箋をもってクリニック横の薬局へ。クリニックの前を通った時、先生には心配させて悪かったけど、5日分で直らなければ今度は先生のところで処方してもらえばいいから、その時、お話しできるよねと夫に。嫌な病気じゃなくて体力減退、免疫力不足ということで一件落着でした。ホッとしました。

◎先週はNHKのドラマが2つ最終回を迎えました。一つは「サギデカ」。

途中で、私は実際の還付金詐欺の掛け子の電話を受け取って少しやり取りをしましたので、俄然、自分事になってしまいましたが、脚本があの「透明なゆりかご」と同じ方だったとは、さすが。それに、ドキュメンタリーで詐欺を追っていたNHKの取材班の内容が生きていて、ドラマでしか迫れない真実というものを感じました。
メモ代わりに「作者の言葉」貼り付けてみます:

 安達奈緒子
このドラマはフィクションです。けれど詐欺によって財産を奪われ、生命をも奪われた人が現実に存在します。罪を償うために青春の一時を奪われ、それでも生きていこうとしている人がいます。その重さを考えると、ドラマという虚構に作り換えるのはとても怖い。一方でこうも考えました。わたしたちが真実を真実のとおりに理解するには複雑過ぎる世の中にあって、虚構はストレートに、起きていることの本質に思いを馳せるスイッチになり得はしないだろうか。
警察関係者の皆さまを初め、詐欺の現状を取材し続けている方々、当事者の方々が力を貸してくださいました。そして撮影現場チームは、虚構ゆえに作品に真実性を持たせるべく総力を挙げて取り組んでくださっています。
お金とは何か、善悪とは何か、なぜ人は人を騙し奪おうとするのか。共に考えていただけたらと思います。木村文乃さんの強い意志のある目は、現実の希望となってくれると信じています。 

 ついでにもう一つ:この「強者と弱者」「加害者と被害者」「善と悪」「正と不正」

が複雑に入れ替わる?かのような描き方には参りました・・・

◎楽しいドラマ「これは経費で落ちません」もスカッと爽やかに終わりました。

これもメモ代わりに内容と写真をコピーして: 

多部未華子 × 堅物で奥手な経理女子
領収書や請求書から、思わぬ人間模様が見えてくる

石鹸(せっけん)メーカーの経理部に勤めるアラサー独身女子・森若沙名子は、貸借対照表のごとく、「何事にもイーブンに生きる」をモットーに、回ってくる領収書や請求書をチェックする。それぞれの伝票には、金額や最低限の事由しか書かれていない。だが、よくよく精査すると、そこにはこの経費に関わった人々の怪しい事実や、はたまた悩める人生まで見えてくるー。

本当は「余計なものは追いたくない」、だけど「公私混同は見過ごせない」森若沙名子が、ヒラの経理女子として、大きな不正事件とまではいかないものの、様々な小ズルい者たちにどうアプローチし、いかにイーブンな関係にするのか?恋に奥手な経理女子と彼女が見つけるワケありの人間模様をコミカルに描く、新時代ならではのオフィスドラマ!

主演は人気、実力とも兼ね備えた多部未華子。奥手なヒロインにアタックする相手役は、ジャニーズWEST重岡大毅。そのほか、経理部の後輩役に伊藤沙莉、先輩に平山浩行、部長役に吹越満など、個性あふれるキャストがドラマを彩ります!!

これは経費で落ちません! | NHK ドラマ10


金曜デモ(「特別な1日」)と国宝の茶室「待庵」のルーツを朝鮮に訪ねて

昨日は仰天ニュースがありました。 高浜の原発マネー、関電役員に還流!?

どこかの民放で高浜の共産党議員(元だったかも?)を取材して、”やっと明るみに出たか”というような言い方でした。みんな薄々不正があることは分かっていたのでは…是非追求してほしいです。それにしても、我が家は関電の電気と縁を切っていて良かったです。あの原発事故を受けて、原発撤退の決断ができない経営陣がオカシイ!!

さて、いつものように金曜日の再稼働反対の抗議デモの様子を「特別な1日」さんから。今回のタイトルは: 

★「今週のひどいニュース」を取り上げておられますので、

ぜひ直接ブログを訪ねて!!

 

 

●10月2日期限の緊急署名を案内されていましたので私からも:
◎先日「9月のお茶のお稽古」のコメント欄で国宝の茶室があるんですねと書いておられたのを読んで思い出したことがありました。利休の茶室「待庵」のルーツがを朝鮮にあるというNHKの番組のことです。気になったので、調べてみることに・・・

まず、ブログを検索して1917年の記事を見つけました。

大山崎の「聴竹居」 - 四丁目でCan蛙~日々是好日~」

でも、大山崎に国宝の妙喜庵「待庵」があるということだけ。それでネットで検索すると自分のブログが出てきました。映画「利休にたずねよ」を見た時のもの:
この中で、NHKの番組に触れているところがありました:

 国宝の千利休のお茶室、待庵(たいあん)のモデルというか原型が、高麗の田舎の百姓小屋だったという追跡番組をNHKでやっていたのを随分前に見た覚えがあります。天下人の秀吉の黄金の茶室と素朴な土壁の小さな茶室。
一国の財政を脅かすほどの名器を扱うかと思うと、魚捕りの魚籠(びく)をも見立て使いでお茶道具にしてしまう。千利休の天才ぶりは、成り上がりの秀吉には、その天才ぶりが分るだけに、敬愛と畏怖を通り越して、羨望と恐怖までかきたててしまったのでしょうか。

◎それで、もう一度、いくつかのキーワードを並べて検索すると出てきました: 

私が見た国宝の茶室「待庵」のルーツを訪ねるNHKの番組のディレクター瀬地山澪子さんの本を古書店で見つけたという書き出して始まる記事ですが、読んでみると私が見た番組は、『歴史誕生「利休茶室の謎―天下一宗匠切腹1989年11月放送』だったようです。内容に関係するところを取り出してみますと:

 待庵の特徴を乱暴にいえば、
①二畳敷きという極小空間
②土壁でかこった部屋で柱を見せない(それまでの、木の部屋から土の部屋に)
③入り口が、にじり口(立って入れない高さ)
です。
これらの特徴を持った、居住空間は、朝鮮古来からの民家であるというのです。
それを<発見>し、発表したのが、本書の著者、NHK大阪、京都にいた瀬地山澪子さんです。
瀬地山さんは、そのことを、NHK総合テレビ「歴史誕生」で、「利休茶室の謎―天下一宗匠切腹」という番組にしたのです。放映は、1989年11月24日でした。
そっくりな朝鮮民家を見つけます。土壁の狭いウチなんて、どこにもあった朝鮮の貧しい民のウチそのものなのです。土壁も、出入り口の小ささも、皆、寒い朝鮮ならでは工夫なのです。
瀬地山さんは、そのことを丁寧に説明しています。


もうひとつ。茶会には、2種の茶室が使われます。広間と小間(こま)です。大勢が座ることできる広間と、少人数が座れる小間です。この小間(こま)は、高麗「こうらい=こま」からきているというのです。神社の高麗犬=こま犬と同じです。文献に、狭く作った茶室が<こまがこい=高麗がこい>とあることを見つけます。小間は、高麗(高麗風な部屋=小さい部屋)なのです。

 

日本オリジナルな、茶道空間、茶道世界は、朝鮮文化からも大きく影響されているようです千利休が、どのように、具体的に朝鮮文化(朝鮮民俗)の影響を受けたのかも考察されています。
読み進む中に、秀吉の朝鮮征圧の野望にあたりました。
文禄慶長の役は、利休切腹後一年たった、1592年4月に始まり、1598年、秀吉の死によって終結するまで、足掛け7年に及んだのです。
<その間、女性を含む数万の朝鮮の人々を拉致連行し、多くの文物を略奪した。連行された人々による文化の伝搬・創造・略奪物の効用などは想像以上の多岐にわたり、日本近世文化の形成に大きな意味を持つに至った(瀬地山澪子さん)>

ディレクターの瀬地山澪子さんは、1937年生まれ、1960年NHK大阪放送局に入局、1997年定年退職、1999年、肺がんで亡くなっておられます。

日本独自といってもルーツをたどれば隣国朝鮮にありという衝撃的?な話としてこの番組は心に刻まれています。利休が、秀吉好みの華美な日本的な茶室よりも質素な朝鮮の民家を敢えてモデルにした意図を読み解いてみると面白いかもしれません。

ヒガンバナとケイトウと今太閤と最高裁判事入替完了

連休明けの火曜日、クリニックへ。いつものように芦原池の畔を歩いて

芦原の沼越しに中幼稚園と団地の給水塔を見て・・・

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ヨーガ仲間の年長さんからお見舞いのお電話をいただきました。年を取るって長引くのよと。70代の年長さんからも老々介護は自分第一よねと言われました。無理は禁物。出来ると思ってたことが出来なくなるのが老化なんですね。相変わらずの微熱ですが、もうしばらくで治るかな。途中、濃紫のムラサキシキブが・・・

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お彼岸には義弟からお供えのお花が届きました。お彼岸に、今年はヒガンバナも見に行けない~なんて思っていたら、薬局で薬を受け取って住宅街の小道を辿ってメープルホールの前に来ると、あれ!あの赤いのヒガンバナ!!

こんなところにヒガンバナが・・・これで充分です。

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そのまままっすぐ行くと消防自動車の車庫の前、

花壇になっているところにケイトウの花が赤くなっています。

かがり火みたいで可愛いです。

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初夏の頃、立葵の花が満開だった土手には赤いカンナとコスモスが咲いていました。

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◎数日前、久しぶりに内田樹氏のツィッターを覗いて拾ったツィートです。 

千葉の台風被害による停電が長引こうが関係ないという感じの安倍政権。お花見に税金使って来年度は増やすとか、まるで今太閤秀吉です・・・

内田樹 Retweeted

青木 俊 @AokiTonko Sep 21

たかが1回の花見に5000万使い、たかが2週間の五輪に3兆使い、海外に行けば60兆ばら撒き、カジノをつくり、万博をひらこうとし、その一方、千葉や福島や貧困問題は面倒臭がって取り合おうとせず…要は頭の悪い浪費家ボンボンが税金使ってお祭りとイベントにうつつをぬかすこの政権。

支持してるの誰?

 

 室井佑月

@YuzukiMuroi · Sep 21

たかが一回の花見に5千7百万とか使うなよ。 twitter.com/miyamototooru/status/1175326004807528448…

Quote Tweet

 宮本徹 @miyamototooru  Sep 21

内閣府の概算要求をみてびっくり。先の国会で、総理主催の「桜を見る会」への支出が予算の3倍に膨張していることを追及しましたが、予算に合わせて支出を減らすのでなく、支出に合わせ概算要求が1766万から5728万へ、3.24倍化。政権浮揚のため招待基準も不透明なまま招待客をさらに増やすのでしょうか

 

山崎 雅弘 Retweeted

SVX  @88_svx 9月22日

ここまで私物化すると秀吉の花見と変わらないですからね。やるなら自費か参加費でやるべきです。

 

山崎 雅弘 Retweeted

asano7 @asano7 Sep 21

情けなくて涙が出てくる。

なんで迷惑被ってる総理大臣の花見に私達がお金出さなければいけないの??

そんなお金あったら自分達の為に貯金したいんだけど。

被災しても病気になっても年老いても勉強したくても、ほったらかしでいつでもお祭り騒ぎ。

花見ぐらい自腹でやってよ。

いい加減にしてよ。

◎もう一つ、山崎氏のツィッターから、最高裁判事全員入れ替え。

これで、もう何をやっても違法とは言われない?! 万全ですね。 

山崎 雅弘 Retweeted

tokkouji @tokkouji Sep 21

安倍政権は、ついに最高裁判事15人を全員入れ替えました。

特に、木澤克之氏が、異例の抜擢を受けたことは、法曹界を震撼させています。

なぜなら、木澤氏は、かの加計学園の弁護人だからです。

安倍首相は、自らの不正を認識し、容認していることが窺えるのです。

 最高裁判所の新しい判事 | 真実の追求 2019年 07月 29日

安倍政権は、ついに最高裁判事15人を全員入れ替えました。

特に、木澤克之氏が、異例の抜擢を受けたことは、法曹界を震撼させています。

なぜなら、木澤氏は、かの加計学園の弁護人だからです。

つまり、安倍首相は、来たる加計学園問題裁判において、仮に地裁・高裁で敗訴したとしても、最高裁まで上告すれば勝訴出来るよう、今のうちから布石を打っているものと考えられます。

すなわち安倍首相は、自らの不正を認識し、容認していることが窺えるのです。

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9月のお茶のお稽古と伊丹三樹彦氏訃報

今週に入ってもの37度台の微熱が続くのでヨーガは休みましたが、金曜日のお茶のお稽古には先月お休みしているので出かけることに。朝は寒いくらいでも昼間は25度以上でしたが、カーディガンを羽織っていきました。

先生のお庭は高砂芙蓉の可愛い花やオレンジのヒオウギが咲いています。玄関先のブッドレアの花房が信楽の狸の上に垂れていました。

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ガレージに車がないので私が一番乗り。お部屋に入って先生にご挨拶。よくなりましたか?に、それがなかなか良くならなくて、今日もまだはっきりしないのでお点前はお休みしてお菓子とお茶をいただくだけに…と私としては初めてお茶を点てるのをパスすることに。そのうちお二人も見えて、11日の樹木希林さんの映画「日日是好日」の話になりました。私は午前中でしたが、お二人は午後。やはり客席は一杯だったようです。Fさんから私と会ったことは聞いているとのことでした。膝に電気をかける治療に毎日通っておられるので、そこで話題になったようです。

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お花は白いむくげとピンクの秋海棠、背の高いのはホトトギスでした。お軸は、何と書いてあるのか教わりました。「歩々起清風」だそうです。秋の今頃の風を清い風というそうです。お部屋のしつらえはまだ夏でした。

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さて、この日は、初めての棚、桑の小卓(こじょく)が出ていました。桐もあるそうですが、先生は木目がはっきりとして水濡れに強い桑を選んだとか。下の段が狭くなっています。ここに銅(あかがね)の平建水を入れて飾るそうです。

いつもなら私がお点前をするところ、今日は先にNaさんが水屋に入って、私はお客さん。練り菓子をいただいて月にススキの模様の入ったお茶碗で一服いただきました。

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蓋置は「オランダ写し」。水玉模様のような抽象柄は日本的でないので、みな”オランダ写し”と呼ぶとか。江戸時代、出島ルートからオランダものが入っていたからでしょうか。

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干菓子は栗の落雁、長野県小布施のものだそうです。とても美味しい。ピンクの菊花は先生の手作り。ちょっと面白いお茶碗は先生が絵を描かれたもの。色合いが良いですし、抽象的なお花だから季節を問わず…と言いかけたら、「だめ、万寿菊と真垣だから」と。それにしては菊の葉っぱが丸い?先生も「失敗よ、下手なの」と。変わってるね~と言ってたのですが、種明かしをされました。

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続いて、膝の悪いNoさんの立礼式のお茶です。その前に、先生が「我が家にも国宝があるので見て頂戴」と出されたのが、小さな紙箱。「開けて」と言われたので私が開けさせていただくことに。お守り札のようなものに木片が埋め込んであります。

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「平成三十年度 修復記念 豊興山妙喜庵」。裏を返すと「国宝待庵屋根古材」と読めます。台風21号で壊れた屋根の修復記念に古材の一片を保存会のメンバーに配られたようです。大山崎にある妙喜庵「待庵(たいあん)」は国宝のお茶室です。保存会は会費を出して、年5回のお茶会に出られるそうです。見学を申し込んでもなかなか抽選に当たらないのですが、先生は保存会メンバーですし、よく妙喜庵待庵のお茶席に出ておられます。でも孫たちには値打ちがわかってもらえないとか、待庵が国宝だとわかっていないとね~と私からも。

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水差しはつやつやしていたので高取焼。ひょうたん柄の棗は縁起もので、普通奇数を好むはずなんですが、ひょうたんの絵は六つ。無病息災を兼ねているとか。聞いてみないと分からないですね~。

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何とか無事、お茶のお稽古、済みました。

でも、喉の違和感と微熱が取れないので今日のザ・シンフォニーホールアンサンブル金沢ベートーヴェン7 番のシンフォニーとモーツアルト)の演奏会はパス。喉がいがらっぽくなって咳き込むとまずいので、夫に山仲間を誘って行ってもらうことに。

◎昨日は新聞に伊丹三樹彦さんの訃報が。母が60歳の時、箕面で俳句教室を探して訪ねたところが三樹彦氏の教室。その後すぐ千里中央に教室が変わりましたが、母は2005年に先生が体調を崩されるまでずっと教室に通い、翌年1月「青玄」廃刊後も長女啓子さんが主宰する句誌に投稿しています。

来年2月に100歳を迎えられるのを記念して準備中の俳句集に句を寄せていたところでした。「現代語による分かち書きの俳句を唱え、2003年に現代俳句大賞を受賞」。写真が趣味の亡き父も「写俳(写真と俳句を組み合わせたもの)」で先生ご夫妻と一緒にグループでインドや、ネパール、モンゴルやポルトガルと珍しい海外旅行地を訪ねる旅を退職後の楽しみにしていました。記事を読んだ母から弔電を頼まれて電報を打ちました。今日伊丹市で葬儀が営まれます。ご冥福をお祈り申し上げます。