2009-01-01から1年間の記事一覧

「和を以て貴しとなす」:「逆説の日本史」(1)より

逆説の日本史1 古代黎明編(小学館文庫): 封印された[倭]の謎作者: 井沢元彦出版社/メーカー: 小学館発売日: 1997/12/05メディア: 文庫購入: 25人 クリック: 208回この商品を含むブログ (79件) を見る逆説の日本史、Fさんのご主人が貸して下さったお蔭で読み…

ツメレンゲの花が咲いています

今年の山野草展で初めて名前がわかりました。 父が育てていた多肉植物で、夏も冬も放ったらかし、育てやすいことこの上なし。 ある時から穂のようなものがニョキニョキ伸びてきて、またある日、白い花が咲き始めます。

邪馬台国は何処に?

先週、考古学ファンには大変な発見の発表がありました。 ファンならずとも、邪馬台国が九州にあったのか、大和にあったのか、は興味があります。 状況証拠だけでは、まだ、まだ、という感じの九州説の学者さんと、これで決まりという畿内説の学者さん。ニュ…

「日本画展」

金曜日、京都文化博物館で「日本画」展を見てきました。 先週、奈良で阿修羅を見た帰りの阪急電車にこの案内が出ていて、夫の希望で行くことに。 案内に使われていた「日本画」は東山魁夷の「山霧幽玄」という白黒の墨絵のような絵でした。 烏丸駅から歩いて…

[半島へ、ふたたび」を読んで

半島へ、ふたたび作者: 蓮池薫出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/06メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 55回この商品を含むブログ (35件) を見る先月、母がお友達と千里でデートをして帰ってきたら、二人で蓮池薫さんの「半島へ、ふたたび」を買ったと…

桜もみじ

近くの桜並木の葉が色づきだしたかと思うと葉が落ち始めています。 吹き寄せられた葉の紅葉が折り重なって美しい 滝道はあと1週間ほどするとモミジが見ごろかな 今上天皇即位20年を迎えられての記念の会見の内容が今朝の新聞に載っていました。 会見で歴史に…

「どう見る、日米関係」より

このところ恐ろしい事件が毎日のように報道され、食事時前後のニュースは消してしまうことにしています。 見たくもない、聞きたくもない、想像したくもない、と思うような事件がどうしてこうも続くのでしょう? 昨夜はたまたま一寝入りして雨音に起こされ、…

「辻井伸行・感動のヴァン・クライバーン・コンクール・ライブ」と追憶のK先生

今年6月、アメリカテキサス州で開かれた第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノ・コンクールの2名の優勝者の一人に辻井伸行さんが選ばれました。 その後NHKや民放のニュースで取り上げられて、その演奏の一部を私も耳にしました。 辻井さんは視覚障害とい…

オーストリアにあった大阪図屏風

丁度1週間前の土曜日のBShiの番組で見たのですが、大阪の町を描いた屏風絵がオーストリアで見つかったというお話。ウイーンに次ぐ古都グラーツのハンス・エッゲンベルク城で「インドの間」の壁面装飾に中国風の風俗画と交互に大阪の町を描いた8枚のパネル…

おばあちゃんの愛のサイコロ

昨日、お茶飲み仲間のお一人から「10分ほど時間、大丈夫?」と電話があり、 「ゆっくりしたら?」と言うと、「孫を預かってるからまた今度」ということで、 以前からお願いしていた彼女手作りのサイコロを見せに来てくれることに。 夏頃お伺いしたとき、手芸…

文化の日・阿修羅を訪ねて

3日は珍しく夫と二人で電車で奈良の興福寺の「お堂でみる阿修羅」展に出かけました。 前々日連れて行ってもらうつもりをしていたお向いさんから夜遅く電話があって娘さんの調子が良くないのでと中止。 二人目の出産を控えて心配で出かけてられないので・・・…

萱野三平とタイム・スリップ

ぽかぽか陽気の土曜の昼下がり、この間から気になっていた園芸店を訪ねて自転車で。 一周年記念で全品1割引きというチラシが入っていて、誰に聞いても知らないというので、出かけました。 国道を越えてこの辺りで南へ曲がってという処でバッタリ、古い知り合…

食べること

昨日のNHKクローズアップ現代は若い人たちの食生活を取り上げていました。若い人たちだけではないのかも・・・ 最近、まともに食事をしないで、お菓子や菓子パンで空腹を満たすだけの人たちが増えているとか。献血も出来ない血液の女性が取り上げられてい…

[沈まぬ太陽」

昨日の月曜日、「沈まぬ太陽」、観てきました。山崎作品は、「白い巨塔」、「華麗なる一族」、「大地の子」も、そして、現在テレビで放送されている「不毛地帯」も、私は原作を読んでいないのですが、「沈まぬ太陽」だけは、ハードカバーの時に仲間内で回し…

秋の夕焼け

先日、水彩画のグループ展の案内を受け取り、書き添えてある名前を見て驚きました。高校時代の友だちです! 会期は22日〜27日、場所は宝塚南口となっていましたので、夫がテントを持って山へ出かけた後、私も出かけました。 彼女に”会えなくてもよし”のつも…

「山下洋輔&ブーニン」:続報

昨日、久しぶりに神奈川のEさんからファックスが届きました。駅のプレイガイドでチラシを見つけたからとのこと。 前回、8月26日の「ブーニンとジャズ」でご紹介した演奏会の続報となります。 日本人ジャズピアニストとクラシックのピアニストの接点について…

花に虫、そして、似ていませんか?

シュウメイギク(秋明菊)に虫? そして、黄色いマーガレットにもアブ?かな・・・ 青い方はバタフライツリー(蝶の木)、黄色い方はアンデスの乙女 確かにチョウチョに似ていますが、この二つ、似ていませんか? 黄色い方がコロッとしてますが、似てますよ…

キチジョウソウの花が咲きました

近くの苗屋さんで手に入れたキチジョウソウ(吉祥草)の花が咲きました。 艶々とした葉が目を引き、ラベルに書いてある名前と由来も面白く、手もかからず、地植えが出来そうということで入手。ユリ科で原産地は日本とか。日本語の漢字が示すとおり、「めでた…

「パン・ヨーロッパ構想とミツコ」

NHKのドラマ「白洲次郎」のなかで「白洲正子が師と仰いだ審美の天才、青山二郎」を市川亀次郎さんが演じていました。 その「青山二郎の祖父の兄弟の娘」があの青山光子だという記事があり、そのコラムがとっても興味深く、切り抜いて手元に持っています。…

1940年の映画「レベッカ」

14日(水曜日)は2ヶ月に1度の「コインdeシネマ」、今回は「レベッカ」でした。 ]ヒッチコック監督のハリウッド・デビュー作品。1940年のアカデミー作品賞・撮影賞受賞 (監督賞にヒッチコックもノミネートされたが、「怒りの葡萄」のジョン・フォードが受賞…

ツマグロヒョウモンとフジバカマ

洗濯物をベランダで干しながら庭を見下ろすと、今日はフジバカマにオレンジのツマグロヒョウモン蝶が来ています。 先日見たのがオスで、今日のは両端が黒いメスの方。 この蝶は、昔は関西以西にしかいなかったのが、温暖化とともに全国で見られるようになっ…

アサギマダラ連想

てふてふが一匹韃靼海峡を渡つて行つた。 安西冬衛 「軍艦茉莉」(昭和4)所収 語釈 【てふてふ】 蝶。 【韃靼海峡】 サハリン北部とシベリアとの間にある海峡。間宮海峡とも呼ばれる。 安西冬衛といえばこの短い詩一つで代表されるほど有名な詩ですが、 私…

フジバカマにアサギマダラ

昨日、オリンピック招致のことで石原都知事のことを書いたのですが、その追記でぜひ書いておきたいこと。「私の祖国日本は、第二次大戦の後、自ら招いた戦争への反省のもと、戦争放棄をうたった憲法を採択し、世界の中で唯一、今日までいかなる大きな惨禍に…

2020年広島平和オリンピック!

一週間、本当に目まぐるしいほどのあれやこれや・・・ 台風の被害は大丈夫でしたか? 我が家は北側、玄関脇の窓辺のツルバラがラティスごと倒れて、部屋の中から傘の柄で起こして、モッコウバラのツルの太いのは思い切って短くして、とこの作業だけで1時間。…

「郵政民営化」とは?

選挙前に読んだ副島隆彦と植草一秀の対談本「売国者たちの末路・私たちは国家権力と闘う」をもう一度読み直しました。 副島氏の発する「売国者」とか「売国」という言葉に「非国民」と同じような嫌悪感を覚えて内容を素直に読めなかったのですが、どうも事態…

このところ考えていることなど・・・

中川昭一氏の死去に際し、亀井大臣が「コメントは勘弁してほしい」とカメラの前で。 国民新党の亀井さんがなぜ郵政見直し・金融大臣になったのか・・・民主党と一致するところは? 中川さんと亀井さんの一致するところは? 今週から反小泉・反竹中の経済学者…

政治家の死

3日の土曜日は小学校の同窓会がありました。今年高齢者の仲間入りをする私たちの記念?の年の同窓会。 遠方からの参加者や、53年ぶりの出席者もあり、例年にない26名の参加者で、お二人の恩師もお元気でした。 「健康で、毎日を楽しく過ごせるのが一番」とい…

美しい37歳・熊川哲也さん

つい先ほどNHKのお昼のスタジオパーク、ゲストはバレエの熊川哲也さん。英国のロイヤルバレエのプリンシパルまで上り詰めて26歳で退団。 帰国した日本で自分のバレエ団・Kバレエカンパニーを立ち上げて現代曲に取り組んだり、その後、バレエスクールで後…

2009年10月1日(木曜日)

サモア諸島に続きスマトラ沖でも大きな地震があり犠牲者が数千人にのぼるという。 今日1日は衣替え、その割には日中は真夏並みの暑さでした。 また、今日1日付で「天下り根絶の第一歩」として独立行政法人・特殊法人の内、26法人、47人が凍結されました。 そ…

「逆説の日本史11・戦国乱世編ー朝鮮出兵と秀吉の謎」

井沢元彦の「逆説の日本史」を勧められて何度か図書館へ行ったのですが、どうせ読むなら1の古代からと思っていましたが、いつ行っても抜けています。途中から読むなら大河ドラマがちょうど秀吉から家康に変わるところ、というので11を選んで読み始めまし…