昨日の夕刊のトップニュース!?

我が家は夫の仕事の関係で日経の朝刊と夕刊を取っていますが、日経新聞は主婦向けの情報がなくて可哀想と隣に住む母が読み終わった讀賣の夕刊を毎夕玄関に置いて行ってくれます。代わりに?毎朝のコーヒータイムでは父が日経の朝刊を読んでいくことになっています。大阪府知事が橋下さんになってから、讀賣がよく特集を組んでいるので母が切り抜いて持って来てくれたりしました。お蔭さまで新聞2紙の違いが分ったりして得した感じがしています。
ところで、昨日の讀賣の夕刊トップ記事。
もうすぐ誕生する鳩山内閣の要となる首相、官房長官、国家戦略相がともに理科系出身者が並ぶ戦後初の本格的「理系内閣」になりそうだというのです。
記事によりますと:鳩山さんは東大工学部卒業後、スタンフォード大工学部に留学、博士課程を修了、東工大経営工学科の助手を勤め1986年に初当選した選挙でのキャッチフレーズも、「夢をかたちに、今、政治を科学する」だった。平野博文さんは中央大理工学部卒。菅直人さんは東工大理学部で応用物理学を学んだそうです。

「戦後歴代首相のうち、理系出身者は数少なく、中央工学校(専門学校)卒業の田中角栄元首相、水産講習所(現東京海洋大学)を卒業した鈴木善幸元首相ぐらいで、法学部や経済学部などの文系出身者が大半。官房長官も日大土木工学科卒の梶山静六官房長官ら数人しかいない。「首相・官房長官」コンビを大学卒の理系出身者が占めるのも初となる。」

面白い見方ですが、トップに来ているのが私は可笑しくってついつい写真に撮ってしまいました。

「理系的な思考があれば、足りないデータが何か、どうすれば改善できるか、複雑に絡み合った問題を整理できるだろう」とスタンフォードで学友だった村上征勝同志社大教授(文化情報学)が期待を寄せていると書いています。ただし、「論理的な戦略をうまく国民に伝える「表現力」が必要で、一般の人に訴えるには文系的な発信能力が必要で、新政権には鳩山さんの言葉を翻訳できる人材が必要だ」という「理系バカと文系バカ」の著書がある科学作家の竹内薫氏の注文も紹介しています。

この国難に際して、鳩山さんの理系の頭に期待しつつ、「宇宙語」を翻訳できる文系の頭も必要、ということですね。