師走の京都一泊

11日(金)から一泊で学生時代の友人の鴨川沿いのマンションでの合宿にでかけました。
その間に夫がノートパソコンで山の仲間と画像をみるとかで持ち出したところ、不具合が生じ、
つい先ほどまで使えず、3日遅れの報告となりました。

”食べて、飲んで? 笑って”の一泊2日でしたが、ちょうど今年の漢字の発表がありました。
「新」の字といえば、私は今年1月にこのブログをスタートしました。
もう一つは整骨院の先生に勧められて水中歩行を始めたこと。
私にとって今年の二つの「新」はセットで一つです。
座って目と手を使う作業と流水に抵抗して筋肉を使う運動とセットで一つの「新」しい一歩でした。

12日(土)は京都国際マンガミュージアムへ。
  
10時入館で待っている間に中国語を話すグループがやってきたり、中に入ると上手に日本語を話す外人さんのカップルがいたり、マンガの国際化を実感しました。それまで私たちで話していたのは手塚漫画のことでした。雑誌「少女」には「リボンの騎士」、「少年」に「鉄腕アトム」があって夢中になって読んだこと。当時は「漫画を読むと勉強が出来なくなる」というのが大人の常識だったこと、など。その漫画が市民権を得て、いまや日本文化の華として海外でも熱烈なファンまで得ている! こんな時代が来るなんて予想もしなかった・・・なんて話を。

マンガミュージアムは京都の精華大学が資金援助して実現したもの。その精華大学というのは初めてマンガ科を設けた大学。展示内容はもちろんマンガの原点、鳥獣戯画北斎漫画から「のらくろ」、長谷川真知子の「サザエさん」もと、膨大な漫画本が並んでいます。貸し本屋さんがマンガ本をソックリ寄贈したコーナーもありました。

建物は元小学校を上手に生かしてミュージアムにしたものだとか。校庭には人工芝が敷き詰めてあって、今も地域の人たちのゲートボールなどに使われているそうです。教室の名残りが所々に感じられて、特に、階段部分は懐かしい雰囲気です。靴を脱いで入る広い部屋には、一段低くなった部分があって、腹ばいになってマンガを読んでいる子供たちが。上を見るとアンパンマンが飛んでいます。テレビでは白黒の古いアニメーションが上映されています。建物を透かして外からも見えた手塚治虫火の鳥が真近に見える渡り廊下も。

私たちがマンガミュージアムにいる間に近くで用事を済ませた友人と出口で合流。
その後、師走の錦市場をぶらり。四条通へ出て「たちきち」の感謝セールへ。
大丸の「栗原はるみのお店」でランチ。何時ものように友人の赤いプジョーで阪急河原町まで送ってもらって・・・
東京で義母と実母の世話で欠席の一人を加えて、20歳の頃から付き合って40年以上、今年は3回も会っています。
一人は我が家で一泊もありましたので、こんなに会って話して笑ってというのも稀なこと・・・よい一年になりました。