20日(日曜)夜の二つの番組の視聴率

今日の日経夕刊に、二つの番組の視聴率がビデオリサーチの調査で分かったとして発表されています。昨日は夫が岐阜の山から帰ってくる途中、息子も外出で「坂の上の雲」の録画を頼まれていました。そこで留守番の私は「M-1グランプリ2009」決勝戦と「JIN−仁ー」の最終回を観ました。(録画した「坂の上の雲」第4回はまだ見ていません。)ラッキーな夜でした。

まず、若手漫才”日本一”を競う「M1グランプリ」。1回戦で「笑い飯」コンビには、審査員でこの番組(コンテスト)の生みの親の紳助さんが100点満点をつけたのですが、決勝戦のネタが下品で8年目の優勝はならず。敗者復活で2年連続優勝の可能性もあった「ノンスタイル」も2度目はならず。優勝したのは「パンクブーブー」という見知らぬコンビ。「パンクブーブー」とは、記事によりますと「よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属で佐藤哲夫さん(33)と黒瀬純さん(34)のコンビで01年結成、今回初の決勝進出で栄冠をつかんだ。」 抜群の面白さで審査員全員一致の優勝、1000万円獲得! 当の二人は呆然といったところでした。テレビ朝日で放送され、視聴率は関東地区で約20%、関西で30%。優勝が決まった瞬間最高視聴率は関東で28%、関西で40%。

毎日放送(TBS)の連続ドラマ「JIN−仁ー」の方は原作はマンガ。大沢たかお演じる主人公は医者、タイムスリップして江戸、幕末に。内田聖陽の坂本龍馬や、勝海舟がでてきたり、綾瀬はるか演ずる武家の娘、中谷美紀の花魁だとか、荒唐無稽のお話なんですが、なぜか惹きこまれて観てしまいます。最終回は、幸運にも私一人だったので見ることができました。原作を知らないので、終わり方がどうなるのか興味津々でした。
未来(=現代)にコダワラズ?に過去(幕末)に生きると決意する意表をつくものでした。最後の最後に頭を打って、また?と、思わせぶりで手が込んでいます。花魁を演じた中谷美紀は現在では妻だった彼女のはず。乳がんの手術で助かった後、花魁を辞めての別れ方が上手かったですし、綾瀬さんの奥ゆかしい一途な想いもとても上手くて、じっくり魅せてくれました。
その視聴率が関東地区で25.3%、関西で18.3%。TBSによると、「今年の民放ドラマでは最高の視聴率」だったそう。