朝青龍の引退

今朝は小雪がチラついて、この冬初めての雪になりました。
でも、ホームセンターのガーデニングコーナーはもう春。

さて、録画したETV特集をブログにまとめるのに四苦八苦している間に相撲界は大騒ぎ。
貴乃花が有り得ないと思われていた理事に当選したかと思うと、貴乃花に投票した親方が廃業に追い込まれたり、
一夜明けると一門から慰留されたとかで撤回、「投票に後悔はない」とは言うものの、残るは茨の道とか。
そして、あれよあれよという間に朝青龍が引退です。
引退会見の朝青龍、一番思い出に残ることを聞かれて涙する姿に、可哀想〜
今迄で一番朝青龍らしい(つっぱらない素の)大人の会見だったような気がします。
白鳳が朝青龍の引退に涙がとまらない様子、こちらも可哀想でした。
翌日、コメンテーターで呼ばれた曙さんのコメントに一番納得できました
横綱はなった日から求められることが今までとガラリと違う、一夜にして。お手本がなければ戸惑うことばかり。
引退を決める時は心の中で何かが動くんです、もう(身体、体力、気力が萎えて)いいかな〜と。
朝青龍もプレッシャーが大きくなって、きっと何か動くものがあったんでしょう。ご苦労さんと言いたい。」
なるほど、あっという間に上り詰めて、一人横綱の期間が長く、横綱のお手本が居なかったことが不幸だったんですね。
親方ではない、同じ横綱という立場で注意したり、叱ったり、見習ったりする人がいなかったことが。
私も熱心な相撲ファンではないのですが、朝青龍の相撲は面白くて楽しみに見ました。
2週間の場所が終わると夕方5時半頃からの30分がとても寂しく慣れるのに時間がかかったものです。
色々不始末があったりお行儀が悪かったりと品格の問題で大いに問題アリでしたが、
ヤンチャなところや人懐っこさやサービス精神には愛嬌があって憎めないところもありました。
事実にないことを書かれたり悪役と決め付けられたり、気の毒な面もありました。
モンゴル相撲を日本の相撲に取り入れてビックリするような勝ち方をしたり・・・
土俵の中での戦い方にも品格を問われるところもありましたが、面白かったのも事実。
これからは白鳳が一人横綱。一寸淋しくなりますが…お別れです。