もう一株のクリスマスローズも咲いています

    (アーチの影でひっそりと咲いていました)
日曜日、チリの大地震津波が丸一日かけて日本列島の太平洋側に押し寄せています。
地球の裏側の地殻の変動が遠く海を隔てた日本まで伝わって来るというのも不思議な現象ですが、被害の無いことを祈ります。
オリンピックは女子パシュートという競技で銀メダルでした。三人で一緒に滑って、相手チームとタイムを競うという競技なんでしょうか?初めて見ました。これで銀メダルが3つ、銅メダルが2つ。スキーが3位以内に入れなかったということかな。
今朝は、母がソチを地球儀で探したけれど・・・と言うので、世界地図を出して探してみました。4年後の冬季オリンピックが開催されるロシアの街といっても30万人もの大都市だそうですが。黒海のほとり、カフカース山脈の麓、グルジアとの国境の町、で避寒地なんでしょうか。真央ちゃんがソチでも頑張ると言ってたので、4年後は生きてるか分からないけど、と母が。オリンピックでの若い人たちの活躍がこうやって生きる楽しみになっているというのを実感しました。
今日の「たかじんの何でも言って委員会」に倣って、「見直したこと」を挙げるとすれば私もコレ!です。才能に恵まれ、チャンスに恵まれ、そして誰よりも努力を積み重ねている若い人たちが一生懸命闘っている姿は美しいし、何よりも励まされます。どうしてなんでしょうね。闘い終わって、日の丸を身にまとっている誇らしげな選手の姿もうれしいし、日の丸が掲揚される度に、白地に赤丸のシンプルなデザインの国旗を美しいな〜と思って見惚れています。

男子フィギュアスケートのSPの後の上位三者の共同会見で、ロシアのプルシェンコが4回転問題を発言しました。その時、高橋大輔選手は「4回転を跳ぶか跳ばないかは個人によって考え方があるだろうが、僕には4回転は必要なので跳びます」と発言しました。フリーでは発言どおり4回転に挑戦、失敗しても素晴らしい演技で3位。プルシェンコのフリーの演技は4回転は跳んだものの、後の演技もミスが多く、流れはブツ切れ、決して1位にはふさわしいとは思えないと私は思っていました。ところがプルシェンコは結果に不満で、ロシア国内でも騒いでいるとか。日本人の私からすると、これは潔くないな〜、会見の発言で充分だったのに、と一寸残念でした。
高橋選手もそうですが、浅田真央さんにしても、果敢に挑戦して、失敗しても、他人の所為にはしないで、反省点をハッキリと言える。素晴らしい若者たちです。採点に問題があるとすれば、この二人の素晴らしいアスリートとしての挑戦とアーティスティックな演技とスポーツマンシップに心を動かされる当事者が現れて、評価の方法を変えていってくれることを願いたいですね。これら男女6人のフィギュアスケーターたちのそれぞれの活躍と闘いぶりと発言は本当に立派でした。私も同じ日本人で嬉しいな〜と思います。
ついでに「ガッカリしたこと」も倣ってやってみますと、これもやはり同じになりますが、「与党民主党の与党ぶり」と「野党自民党の野党ぶり」に尽きます。麻生さんの定額給付金をバラマキと批判していたのなら、バラマキはやるべきでないし、長崎でも利益誘導型の政治で選挙を闘うようでは、政権交代有権者が何を期待したのか読み間違っていると、本当にガッカリです。
野党になった自民党も、与党時代に反対のための反対とか、国会運営をただ止めるだけの戦術にウンザリしていたでしょうに、相変わらず同じ戦術で、肝心の政策を論じようとしないのでは、野党としての自民党にもガッカリです。
オリンピックでも若い人たちの活躍に生きる希望や元気、張りあいを見出している人たちが私や母も含めてたくさんいると思います。
政治の世界でも新しいセンスを身につけた若い大人の政治家たちの出現を心から期待したいと思います。
ガッカリしても諦めたのではお終いですので、諦めません!