バンクーバー五輪、終わりましたね〜

昨日のフィギュアのエキシビション、今日の閉会式、ともに途中からでしたが、テレビで見ました。
真央さんは「トリプルアクセルのクイーン(3回転半の女王)」と紹介されました!
余韻が気持ちいいです。写真でメモっておこうと今朝の新聞をデジカメで。
   
真央さんのタイトルは「悠然」です。日経のフィギュアの記事は現地から署名入りで原真子という方が書いています。
なかなか良い記事で、楽しみ方や問題点など納得のいく情報が良かったのすが、エキシビションの様子が報告されています。
「浅田は…金メダルのキム・ヨナ(韓国)とも短い言葉を交わした。キムヨナが「真央ちゃん」と呼ぶのをそばで聞いていた高橋が
「韓国でも”ちゃん”って呼ぶの」と尋ねて、その場を和やかな笑いで包んだ。激戦を終えた舞台裏はもう「ノーサイド」。
普通の19歳同士に戻っていた。」
写真で残しておきたいのはコレ!  女子ボブスレーの美しいと大評判のソリ!
読売の2月25日の記事から:「このソリの所有者は選手の桧野真奈美さん。2年前に約600万円でドイツから購入。統括団体の日本ボブスレーリュージュ連盟には費用がない。選手が新しいソリで五輪にでるためには、自力で調達するしかない。」

五輪の総括で、「日本のスポーツにかけるお金が他国と比べて少ないのがメダル数が伸びない原因」とよく言われている常識?について、今朝のスーパーモーニングでスポーツ評論家(ライター?)の二宮清純氏がこんなことを。
「少ないというのは誤解で、日本のスポーツ関連の予算は1900億(桁違いではないか?と思いましたが、こう仰っていました)」ほかの国、ドイツは270億、アメリカは165億、中国は120億、韓国は106億で、日本は27億というフリップを見ての発言でした。文科省厚労省国交省にまたがっていて、実際は半分が国交省に。問題なのは使い方。大金が箱物に対して使われている。立派な体育館を建てても、パラリンピックの選手は使えない。体育館は文科省の管轄で、パラリンピックの選手は厚労省。縦割りの行政の所為。せっかく政権交代して「コンクリートから人へ」というのだから、箱物から実質的な人への予算配分に変えていかなければ」という内容でした。
こういうのを聞くと、直接お金が選手に渡る方がいいということになりますね。仕分けの時に元宇宙飛行士の先輩の方が訴えておられた、予算がどこかへ消えて、実際携わっている者たちの手元に届かないという話を思い出します。

昨日、日曜夜、NHKスペシャルで「権力の懐に飛び込んだ湯浅誠100日間の闘い・貧困対策をめぐる激突・政官の内幕に熱く迫る」(新聞の番組欄より)でも湯浅さんの奮闘振りが大変そうでした。宿舎となった体育館でアナウンスをしたいと思っても、都から厚生省、文科省、災害時以外は使えないという返事に又、事情を説明して、結局、翌日にならないと使えないという。こういう行政や官僚の垣根を越えて地道に絡み合った糸をほぐしていくような作業に精力を使い果たして残るのは無力感という。 今、政権交代した中で、本当に苦労しているのはこういう現場ですね。でも、いつか誰かがやらなければ日本は変われないし、本当に大変なことになってしまっているな〜と・・・
メダルのついでに、メモっておきます。2月22日第60回ベルリン国際映画祭若松孝二監督の映画「キャタピラー」に主演した寺島しのぶさんが最優秀女優賞の銀熊賞を受賞。1964年の左幸子さん、75年の田中絹代さんに続き3人目で、35年ぶりの快挙。こちらも素晴らしい!!

閉会式が終わってから、プールへ。公園の中を通ると、白梅、紅梅が咲いていました。
五輪に夢中になっている内に満開に。