27日(土)、家族会の最終日は全員で熱海市指定有形文化財の名邸「起雲閣」へ。
チラシに書かれているのは「緑豊かな庭園を備えた三千坪におよぶ敷地。
大正・昭和の浪漫を残す建築様式。数多くの文豪たちにも愛された名邸が、次代へ伝え継ぐ熱海の文化遺産として蘇る。」
見ごたえがある邸内、庭園でここはお勧めスポットです。
「大正8年(1919年)に別荘として築かれ、非公開の岩崎別荘、今はなき住友別荘とならび、「熱海の三大別荘」と賞賛された<起雲閣>。昭和22年(1947年)に旅館として生まれ変わり、山本有三、志賀直哉、谷崎潤一郎、太宰治、など日本を代表する文豪たちにも愛された。」
「日本家屋の美しさをとどめる本館と離れ、日本、中国、欧州などの装飾、様式を融合させた独特の雰囲気を持つ洋館」
この二棟が見ごたえ充分。私は特に天井にすりガラスをはめ込み周囲を落ち着いた色合いのステンドグラスが彩り、
床に色タイルを貼ったサンルームがユニークで、もっとユックリ見たいと思ったくらいです。
昨日は、前回ギャレス・マローンの「合唱団を作ろう」のビデオを一緒に見た夫の山の仲間の女性二人がお花見に。
一人は千里からマウンテンバイクで、もうお一人は豊中から電車で。夫が駅まで出迎えて桜並木を案内して・・・
本当は満開のトンネルをくぐって・・・というところですが、チラホラ咲き。青空だけは素晴らしい!
熱海のお土産のお菓子を出したり、ご持参の美味しいドラ焼きを頂いたりで、中仙道を歩く話とか滞在型の海外旅行の体験談を聞いたり。途中で母も熱海のお土産を差し入れがてらご挨拶に。二度目ですのでもう知った仲。ご一緒にと誘われましたが今日はヨガの日。
ご持参のさくらんぼの紅茶は場所を変えてサンルームでということに。甘い香りのする紅茶を頂きながら、飾ってある小物やグリーンや庭の草花の話、ファブリックやタペストリー、マットやカーテン、イタリアはヴェネチアとフイレンツェがいい、スペインはバルセロナ、フランスはパリとノルマンディー。ナンシーはどうですか? 良いですよ〜、と尽きない話。最後に私も、飾ってあるメスト氏とブーニンさんのリハーサル風景の生写真の説明から、20年前のミーハー話や14年前のチューリヒ、ベルリン、ウィーン、リンツ追っかけ珍道中のお話をして、一寸後悔?
5時過ぎ、そろそろということでお開きに。次回は、バラやクレマチスの頃にと。仕事をしていた夫も出てきて、駅まで送っていくことに。自転車の彼女は桜並木を下って171号線へ。2日続きの、1週間早すぎたお花見が、終わりました。
桜が一寸残念でしたが、お天気には恵まれて良かったかな・・・・ 利休梅