五月の庭(その2)

白くて大きな花が咲いています。
去年、夫がヴィソラの花屋さんで買ってくれたクレマチス。八重以上のバラ?咲きのようで豪華です。
真ん中は何年か前のクレマチス。鉢植えだったのを地に下ろして今年やっとオベリスクの上まで伝って花をつけました。
次は芍薬。蕾が二つあったのに、強い風で折れてしまいました。それで残った一本には添え木をしてやりました。
茎の割には花が重いようです。朝は蕾でも大きな花が開いて驚きます。
  
18日(火)、憲法の改正手続きを定める国民投票法が施行されました。昨日の新聞の記事(日経朝刊)から:

国民投票法は2007年に成立。改憲手続きとして(1)衆院で100人以上、参院で50人以上の賛成で改正原案を提出できる(2)国民投票は発議から60〜180日以内に実施ーーなどを盛り込んだ。」
国民投票法では18歳以上に投票権を認め、付則で施行までに成人年齢を18歳までに引き下げることを求めている。法制審議会(法相の諮問機関)は昨年10月、成人年齢を20歳から18歳に引き下げることが適当とする答申をまとめたが、現時点で見直しの動きはない。改憲論議与野党ともに盛り上がりを欠く。

政権交代で一安心なのは、憲法「改正」の動きに進展がなく、凍結状態になっていることです。
私自身は護憲でもなければ改憲でもなく、9条維持派とでも言うか・・・
基本的な戦争と平和の問題で、自民党よりは平和志向、自民党アメリカ言いなりすり寄りよりはまだマシという意味で、
私にとって政権交代の一番大きなメリットがこの安心です。 
今日はヨーガの後の食事にも久しぶりに付き合って、先ほど戻ってきました。
夫を亡くして7年の60代前半と、同じく4年になる70代、夫健在の66歳の私と、同じく60代後半で「小沢主義」を貸してくれた人の4人で中華ランチを頂きながら、色々話しました。その中で沖縄の問題になりました。抑止力の話や米軍が沖縄に居なければならない理由についての話の中から、肝心の話になりました。
「この問題は自主防衛の話し抜きには無理」と一人が言うと、「自衛隊の話になるじゃない」ともう一人が。「いや、昭和20年代生まれの人間が生きている限り無理。もっと若い人たちの時代にならないと」と言うので私が一言。
憲法問題は触ると右も左も騒ぎ出して大変、9条があっても自衛隊は持ってるわけだから、今は置いといて。中国との尖閣諸島や韓国との竹島の問題などは安保があってもアメリカは触らぬ神に祟りなしの立場で日本の側にはつかない。
自分の国を自分で守るというのは世代を超えて日本人の問題だから今だって話が出来る、沖縄切っ掛けに話すべきだと思う」と。(「守る=自衛」が21世紀の今、ここにあって、どういう方法が良いのかを議論すべきだと思っています)
娘さんが中国人と結婚して上海に住んでいるというお一人が、「政府のトップをアンナに無茶苦茶いうのは考えられない」と言っている(ま、全体主義の中国だからということはありますが)、から、政権交代して1年にもならないでマスコミが寄ってたかって引き摺り下ろそうとしている今の状況はオカシイ!とも。「やっぱり、そう、思う?!」と私は念押し。「そう思うよ〜!!」と声をそろえて言われました。
日本の自立を本気で考えるのなら、憲法自衛隊、日米関係などをタブー視しないで議論しない限り、どんなに理不尽だと思っても沖縄の基地は「抑止論」のもとアメリカの思い通りの解決しかないということ、日本のマスコミは全く当てにならない、鵜呑みにしては大変ということで一致しました。
こういう政治向きの話は主婦仲間ではナカナカ出来ませんが、25年のお付き合いになるヨーガ仲間ではリーダーの先生が率先して話題提供されるので安心して話せます。ありがたいな〜なんて思いながら帰ってきました。(写真左・17日の蕾が開花)