サッカー日本代表笑顔の帰国

昨日は涙のパラグアイ戦を終えた日本代表チームが夕方には関西空港に着いて記者会見というので一日そわそわでした。
NHKの7時の全国ニュースに入る前の関西ローカルでは、岡田監督初め皆さんが雛壇に並んでの会見が生中継されていました。岡田監督の最初の挨拶がよかったです。「皆さんの応援は私たちに通じました。どのひとつの小さな思いもそれなくして今の我々はなかった」「このチームはこれで終わりますが、選手一人ひとりのこれからの幸せを願っています」。中継は、途中でカットされ、全国ニュースへ。それからは、デンマーク相手の連続フリーキック成功のゴールシーンと同じで、何回見ても聞いても気持ちがよくって、この会見ニュースの追っかけで11時過ぎまで。

どの選手の言葉も印象に残っているのですが、松井選手の「笑っていれば、なにかいいことが舞い降りてくるような」はなんだかとっても温かい素敵な言葉でした。笑えるというのはそのこと自体が素晴らしい力を持っていますし、和やかなムードがなければ笑えるものでもないですし。
写真は日経の朝刊から。笑顔の皆さんは岡田監督に突然「喋りたい事があるそうで」とふられた今野選手が闘莉王の真似をして「集まれ〜!」と叫んだ時のですね。これで、父親のお見舞いでこの席にいなかった闘莉王選手も参加できました。この後、又岡田監督が「シュン(=俊輔)が森本(最年少)に何かやらせるといってるので」とふられた森本選手が「南アフリカの歌」を歌いました! モノマネが本人に似ていたか? 南アの歌が調子っぱずれだったのか?はこの際不問です。


2枚目の写真は「パラグアイ戦で延長戦を前に円陣を組む日本代表=AP」。これもこの代表のチームワークを表しています。
民放でしたが、大久保選手と岡崎選手を招いてのインタビューで、岡崎選手が本田圭祐選手とパラグアイ戦のあと同室で明方4時まで話し込んでいたという話から、「一緒に寝た?」「いえ、ベッドは別々で・・」、「暗くして」「暗くして?」「いえ、いつ寝てもいいように…」「!?」とか、岡崎選手が話せば話すほど危なっかしく?おかしな方向へ行くので笑わせてもらいました。
「ルーツが知りたくて、いえ、圭祐が何であんなに強いのか知りたくて色々探って聞いたり・・」とか「あいつは冗談か本気か分からん事を言うんです、いつかマイケルジャクソンをこえてやる〜っとか、」で大爆笑でした。その、本田選手は只の仲良しチームじゃなくて、目的があったからと発言していました。
皆さん、若いといってもサッカー歴は10年とか15年以上、社会人になって10〜5年といえばサラリーマンなら30代の中堅、働き盛りです。
それぞれが技術を磨き、与えられた持ち場の責任を果たし、チームとして成果を挙げるという本当に素晴らしいお手本。
年長の経験者が岡田監督のように、若い力を引き出して、信じて任せることができれば、日本も大丈夫と思えます。
PK戦で失敗した駒野選手がシッカリ前を向いて明るい顔で仲間の支えと未来を語る姿が何より嬉しいことでした!