習い事はじめ

昨日習った箱、忘れないうちにと作ってみました。
飾りは折り込まないで一寸派手にしてみました。
今日は、午後から、お茶を習いに出かけました。
一昨日お電話で誘ってくださって、少し考えてから、お願いする事にしました。
隣の母からは60を過ぎたら何か趣味を持ちなさいと言われていましたが、公務?があって、忙しくしていました。
辞めた直後は腰痛から体力をつける方が先と、歩いたり、水中歩行に行ったり、で60代も半分を越してしまいました。
母からすると、家にいて、友だちを呼んで、お茶飲み話ばかり、たまに部屋まで入って覘いてみるとパソコンに向かっているという私が心配で、「年取ったらぼけるよ」と言われていました。米寿の母に言われるようでは・・・と私も何か良い趣味=お稽古事がないかな〜と探していました。
自分から見つけられない私に今度のお誘いはラッキー! 先生は、聞いて見ると小中学校の同窓生の一番上のお姉さん。子供さんはどちらも私の長男・次男と同級生でした。家は近くだし、大正生まれの母親同士も小中学校のPTAで知り合ってから何十年、つい最近までお付き合いが続いていた仲です。
そういうことは知らないで、勧めてくれたNさんに大感謝!! その日のうちにOKして、今日がそのお稽古始めでした。
先生のお宅の前で待ち合わせたら、Nさんが、何にも伝えていないから・・・と。じゃ、驚かせてあげるのね。
案の定、まあ!? ということでした。
私がお訪ねした頃とは家も建て替えてあって、8畳間に一間幅の床の間がついたお部屋でした。
ひざの悪いNさんのために珍しい立礼(りゅうれい)という腰掛け式のお作法でします。

掛け軸は「滝」の字が流れて滝のようになったもの。 蝉カゴに槿(むくげ)

お菓子やお薄茶のいただき方、お茶碗の拝見の仕方、袱紗捌きなどを教わりました。
お茶は相手の気持ちを察して、考えて、失礼のないようにすることなのだそうです。
作法はどうでもよくて、お茶を美味しく飲めればいいのよ、と仰ってくださいますが・・・
奥は深そう・・・なにはともあれ第一歩です!