「スター・ウォーズ/エピソード4」

カマキリの赤ちゃんを見つけました。   白蝶花にブッドレアの白花、夏の白い花は涼しげです。


昨日はBSハイビジョンンで「スター・ウォーズ・エピソード4・新たなる希望」(1977年)をみました。
どうもリメイク版で新しいシーンが入ったり、一寸画面もクリアになっているようでした。
黒澤明監督の時代劇映画の大ファンであるジョージ・ルーカスが作った映画。
衣装の柔道着やライト・サーベルという蛍光管が唸りをあげる刀、まるで赤ひげを思い起こさせるような師匠と弟子、年長者が若者を温かく導くという内容などに傾倒振りが伺えます。ストーリーの芯の部分の人物オビ・ワンは、最初、三船敏郎にオファーがあったのを子供映画ということで断って、アレック・ギネスになったというお話も伝わっています。世界的な大ヒットシリーズになるという先見の明がなかったというか、惜しい事をしました!

CG以前の特撮時代の映画で、今見ると、素朴で手作り感があって、微笑ましいくらいです。
宇宙モノで荒唐無稽な近未来の乗り物や武器や生き物までが登場して、子供だましの映画と思われがちですが、ストーリーは勧善懲悪、お姫様救出劇で桃太郎の鬼退治、無事目的を達して大団円という爽快感のあるオーソドックスなお話。ジョン・ウイリアムズの音楽も懐かしい! ルークのテーマ曲も今聞いても良いですね! ハリソン・フォードハン・ソロという役を演じて世に出ることに。ルーク・スカイウォーカーマーク・ハミルはルークで終わってしまった感じですが。

上の息子がまず夢中になり、第2作の「帝国の逆襲」は、私も千里中央の映画館で観てスッカリ夢中になりました。
シリーズを通してダークサイド(悪の道)への誘惑をいかに排して正しい道を歩くかという心の闘いを描いてもいるし、父親を乗り越える息子の話にもとれるし、見方次第で十分大人の鑑賞にも堪えますと、大人ファンの言い訳を。オビ・ワンの「May the Force be with you.(=フォース(力)とともに在らん事を)」は一頃我が家の流行語でした。(ただし仕事人間真っ只中だった夫は全く知らない映画ですし、今でも楽しめない様子です。)

ジェダイの復讐」との初期3部作が私にとっての「スターウォーズ」で、それ以後のCGを駆使したシリーズは見なくなってしまいました。

番組欄をチェックしましたら、今日はその「エピソード5・帝国の逆襲」をPM8時から、BSハイビジョンで。
見ごたえあると思うんですけど〜