映画「借りぐらしのアリエッティ」

3Dのトイ・ストーリーとどちらに?と迷ったのですが、やはりスタジオジブリは欠かせないと、アリエッティの方を。
 映画館入り口のポスターをカメラで、背後から照らされているので鮮やかです
大正モダンの寂れた洋館が石灯籠のある荒れ果てたお屋敷に建っていて、そこへ心臓の悪い少年がひと夏の1週間(手術の前の)をすごしに祖母と一緒に車でやってくるところからお話が始まります。主役はジブリ映画お好みの凛々しい女の子の小人・アリエッティ。そして、強くてやさしいお父さん、口喧しい心配性のお母さんの小人一家。実は、このお屋敷の床下にはお屋敷の持ち主の4世代も前から小人が住み着いていました。
お父さんは寝静まった上の階へ夜毎「借り=狩」に出かけ、ある日、アリエッティはお父さんに連れられて、待望の「借り」デビュー。そこで、この少年と・・・・というお話が始まります。
繊細な色使いで野草や自然が描かれ、人間のしぐさや動きが生き生きと描かれていきます。
声優初挑戦の志田未来さん、「ハウルの動く城」以来の神木隆之介君、よく合っていました。
お手伝いさんの声は樹木希林さんですが、モデルも?というぐらい、そのままでした。
私は「ポニョ」よりこちらの方が落ち着いていて好きですね〜お話には原作があるそうですが。
例によって深読みすれば色々と…ですが、ここは人間と小人のスケールの違いに素直に驚き、別れを受け入れましょう。
木立性ベゴニアの花房、逆さにしてもう少し花を楽しみます