もうすぐ8月15日

柏葉アジサイのたった一つ残った花房が
美しいドライフラワー状態に
  


今朝は生協さんの集配日。いつも場所を提供してくださるHさんに、シベリア捕虜記の松本宏さんのことを尋ねてみました。
3年前にお亡くなりになっていました。今回「捕虜記」を取り出したのはご供養になったかなと。「先日、NHKでやってましたね」「やってたわね、可哀想だったよ〜、引き上げてきた時は枯れ木みたいに痩せて・・・」と何の話か分からない他のメンバーの方たちに、「シベリアに行ってたのよ・・・帰ってきた時はかわいそうでね〜」と。
昨日はNHKでまたまた戦争特集、爆笑問題の座談会のような番組と「アッツ島玉砕の隠された真実」を見ました。
こういう番組を見るにつけ戦争中の日本の軍部の指導者たちの情けなさに本当にイヤになってしまいます。
そして司馬遼太郎さんの昭和はどうしてこんなに情けなくなってしまったんだという嘆きに行き着きます。
人間を鉄砲の弾代わりにするような戦争の作戦があっていいものか? そんな作戦を立てる軍隊がもつか?と思います。
こんな指導者が率いる戦争のために何万、何十万、何百万もの命が、人生が奪われてしまったことが本当に悔しいです。
日本人があの戦争を加害者意識よりも被害者意識で語ってしまう原因がここにあります。アジアの人はもっと浮かばれない。
死んでしまった人たちだけでなく、生き残った人たちの人生も奪っています。戦陣訓、生きて虜囚の辱めを受けず。
生き残った幸運を有難いとは思わず、今尚、あの時運が悪く死ねなかったと恥じていると言う…マインドコントロール!?
戦争はやってはいけない、特に、日本人は、やってはいけないと思いました。戦争をする資格がない?という思いです。
お盆、そして、終戦記念日がやってきます。いつまでも戦後であり続けたいと思います。