ジンジャー香る敬老の日

 素晴らしい芳香を放っています

今日は敬老の日の祭日。
新聞一面は隅っこに「80歳以上が800万人超え」総務省の推計が見出しです。
縦字では「65歳以上、最多の23.1%」
私の地域の自治会では土曜日に75歳以上の方にはクッキーの詰め合わせのプレゼントが配られます。
二人揃っての場合は大きな箱の詰め合わせ。お一人の場合はそれより小ぶりの詰め合わせのセットです。
それに、子ども会の子どもたちがお年寄りに向けて書いたメッセージのカードを添えます。
午前10時に区長さんのお宅に大きなダンボールが届き、車を出してくださったご近所の役員さんと二人づつ、二組で南北に手分けして配りますが、合計70件ほど、その半分がダブル、半分がシングルという具合です。
ほとんど家にいて待って下さっているのですが、私の担当のところは10軒ほどがお留守で、残暑厳しい炎天下、タップリ1時間半かかりました。10軒の方たちは、夕方、夫に車を出してもらって一回りしました。
当然、隣の両親も該当するので、車の運転をしてくださっている役員さんにお願いして渡してもらいました。その母が、翌日のコーヒータイムで「これからは80歳以上にせんとあかんね」と。そういえば、配っている私たちも全員65歳以上の高齢者?で、運転してくださった方は74歳で一寸足が不自由。年齢に関係なく元気な者がお世話する側に回らなければならないのが現実です。でも、子育て盛りが役員の地域もあって新しい傾向も出ています。

お届けした中には、玄関先まで出てきていただくのも大変という方もあれば、若々しくて「敬老」の言葉が似合わない方も。高齢のあり方も人様々です。
生まれたての赤ちゃんも、学校で勉強している子どもたちも、働き盛りの若者たちも、子育てに懸命な世代も、そして一仕事を終えて引退した高齢者も、身体に不具合を抱える人たちも、等しく、生き生きと過ごせる毎日であることを・・・ 百日草