赤い羽根とクス球とアレコレ

今朝は10時から区長さんのお宅で、集まった赤い羽根の共同募金の集計でした。
区単位で集計して自治会長さんに届けます。以前に赤十字の募金の集計をしたので、今回は要領よく出来ました。
手を洗った後、黒豆茶とロールケーキをご馳走になりました。区長のMさんは、一緒に習っている折紙の先生が、あと1,2回で終わるのが寂しいので、続けてもらえるようお願いしようか・・・と。始める時から先生は年内で卒業と言っておられたので、どうかな〜と私。
90歳であのお元気! 頭脳明晰で話題豊富。お洒落でお花が好きでと私たちには本当に理想の大先輩で、90歳になってあんなに素敵でいられたらな〜というお手本です。娘世代の私たちに叱咤激励して教えてくださる意気込みと情熱にも頭が下がります。続けて欲しいのはやまやまですが、サロンの先生がお休みでネタ切れとも仰っていたし、さて、どうなりますか・・・

先日のお稽古では、60個のピースで作る花クス球のまとめ方で、別のやり方を教わりました。
以前に教えてもらったのは糸を使ってまとめていく方法で、私も2個作りました。今度のは、紫陽花の時の半球のまとめ方です。ボール紙状の丸い台紙に糊付けして半球を2つ作り、それを合体させて球にするというもの。これだと下に置いた形で色の組合せを工夫できるので、楽かもしれません。
私は先生の「禁じ手」に今回は挑戦してみました。黒と白を折ってみました。先生にもお見せしたら、「良いかも知れない」と。
不思議ですね〜まとめてみるとかえって華やかに見えます。

今年、色々考えて見ますと、私にとっては日本を考え直す大きな切っ掛けをもらったような気がします。「政治とカネ」の小沢一郎氏の問題で、マスコミの報道振りに疑問を感じました。村木厚子さんの冤罪事件。日本の検察や特捜と政治とのかかわり。そして、NHKの改定安保50年を記念する番組、その中で知った若泉敬氏の存在などもその大きな切っ掛けになりました。
学生時代、英語を話すのが目的で神戸港アメリカの航空母艦コンステレーション号の見学にクラスで出かけたことがあります。巨大なビルのような空母で、甲板は運動場ほど(以上?)もある広さで戦闘機やヘリコプターが並んでいました。当時はベトナムへ出かけていたはずです。アメリカのホームドラマや西部劇ドラマ、アメリカンポップスやアメリカ映画とは全く別のアメリカを見ました。あの時感じた何ともいえない心のわだかまりを今も覚えています。
内田樹先生の指摘する「日本とアメリカの関係を従属の関係と意識できるか」の問題。平和であってほしいという願いと自立した日本であってほしいという願いをこれほど強く自覚できた年はありません。政治をこの角度から見た場合、それを実現してくれる政党は、政治家は・・・と考えた時? 政治とは、はるか彼方の世界のような気もしてきます。このままですと政治に失望してまた元通りとなりかねないし、少し譲って、別の視点や角度で見直してみることもやってみなければ・・・と思い直してみたりしているところです。
谷亮子さん、現役引退。やっぱりという感じですが、20年以上も楽しませてもらいました。]

有言実行の柔道家で、どこまでも前向きな挑戦する姿勢は素晴らしかった。世界に挑戦し続けられた体験がどんな風に生かされるか、政治家としての活躍も見守りたいと思います。
◎第58回菊池寛賞が15日発表され、NHKスペシャル無縁社会」、それにJAXAはやぶさ」プロジェクトチーム、筒井康隆(作家)、金子兜太俳人)、中西進「万葉みらい塾」などが受賞。「無縁社会」と「はやぶさ」はブログで取り上げましたので、私も嬉しいです!