昨日の夕刊、トップはデカデカと「菅改造内閣 新任4人」(日経)、「菅再改造内閣 今夕発足」(讀賣)です。
「たちあがれ日本」を離党して与謝野馨さんが経済財政、国家公安・拉致問題担当が中野寛成、経済産業が海江田万里、国土交通が大畠章宏の各氏。後は留任。仙石さんの後の官房長官は枝野幸男、副は藤井裕久の各氏。これで小沢さんはどう出るか。改造内閣の目的は「増税」となるのでしょうか。見ているしかありませんが・・・気がかりな事です。
嬉しいニュースはドーハのサッカーアジア杯で日本はシリアと対戦。2−1で勝ちました!!
ザッケローニ監督の日本代表公式戦初勝利です! 試合経過を読むと大変な試合だったようです。勝てて良かった。
これで17日のサウジアラビア戦に勝つか引き分ければ、準々決勝進出が決まるそうです。
(讀賣) (日経)
ところで、フジテレビ系列の関西テレビ、月曜から金曜の夕方5時〜7時まで「アンカー」という報道番組があります。
6時からは東京のフジテレビのニュースが入ってまた関西に戻ります。その関西テレビローカルの5時から6時までの間に、日替わりのゲスト政治評論家がコメントする時間があります。水曜日(12日)の担当が青山繁晴氏です。
山本アナウンサーのワケ知り顔のお追従相槌が気になったり、青山氏のすごく力の入った解説ながら、思わせぶりな情報源(今は言えない知り合いがドコドコにいて、その人の話では・・・)が気になるな〜とか、もうひとつピンと来ない、ストンと落ちない、という割にはよく見ているのは、丁度夕食の支度に取り掛かろうかという時間で、BGテレビ的につけているからですね。ところで、今週の青山さんのお話はとても面白く、初めてと言っていいくらい納得しました。
「cangaelのアンテナ」から、「ぼやきくっくり」さんに入ると全文書き起こしされているのが読めます。青山氏ご本人は「国益派?」というか、自民とか民主とか特定せずという姿勢を取っておられるようですが、自称「保守」の方たちの熱烈な支持を受けて沢山のファンもおられるようです。
12日(水曜)の解説は2つあって、1つは、前原外務大臣は民主にあってただ一人アメリカのお眼鏡に叶う人物、すなわち親米的な人物であって、菅さんのあとは前原さんとアメリカが思っている。その前原さんが北朝鮮問題で発言している事は裏にアメリカの了解があってのこと、アメリカの手駒となっていいように動かされはしないかと危機感をもっているという事です。これは、新聞やニュースで、前原さんの発言と動きをアメリカの動きと合わせて見ていると主婦でも見当がつきます。
順番では最初に解説のあったもう1つのポイント、アジアでの「グループ分け(アジア再編)」という解説がよかったです。
「韓国が北朝鮮崩壊後のシナリオを描いていて、それは一つの朝鮮ではなくて、「統一高麗連邦」という南北2国の連邦制。
今の北朝鮮は崩壊国家で、中国の支援が無ければやっていけない国。それと一緒になれば共倒れになるので、崩壊後、当てになるのはアメリカよりは中国の援助。それに、南北が連邦制になって、北の面倒を南が見ることになった場合、韓国は中国と国境を接する隣国となり、それは、「元の歴史にもどる」事につながる。そこで、韓国が中国側にくっつかないように、アメリカは今、日本をカードに韓国をアメリカサイドに引きとめよう、そのために「日韓」の協力関係を強固にしようと働きかけている。」
10日の日韓防衛相会談はこの流れの上にある。以前から韓国では「秀吉に攻められた」と恨み言を言うくらいで、韓国がその日本と軍事協力なんてありえないと思われていたのに・・・突然の日韓会談、それも軍事協力についてというのは、こういう背景とアメリカがある、というのです。
前原外相や北沢防衛相の動きは、アメリカの了解の上というか、アメリカの指示通りというか、「手駒」になってしまうよ、という解説でした。(追記:18日付のブログ「中国、日本海に拠点(北朝鮮の北部の港)」のニュース有り。)
アーチの天辺で咲きかけているツルバラ