雪に花

雪の中、ウインタークレマチスだけは鈴生りに咲いています。
今朝は予報どおりの雪の朝です。べたべたと水っぽい雪が雨のように降っています。隣の父が雪景色を写真に撮りたいだろうと、夫が車を出して両親を山まで送って、今、戻ってきました。紅葉の裸木に雪が積もって、桜の花が咲いたような感じだそうです。

ところで、昨日は、今週二度目のランチを外食しました。年の初めは久しぶりの出会いが重なってしまいます。
待ち合わせ時間より少し前にビルの前に着き、2階に上がってみてビックリ!!
10年以上前、開店の頃に利用したきりだったのですが、まるで様子が違っていて、外観が、エステか何かの美容院風??
3階があったっけ?と金券ショップの中を覘いても行き止まり。これは、約束が違う?とビルの下まで降りて立て看板のメニューを見ましたら、フランス料理に間違いはないものの、お店の名前が違っています。当時、ホテルプラザの有名シェフが開いた本格フランス料理店とかで評判でした。先ほど料理のレシピ関係のファイルを見ましたら、当時のチラシが残っていました。 プラザホテルは、福島のザ・シンフォニーホールを利用するようになってから待ち合わせに利用したり、遠方のファン仲間とお食事会に「ベルベデアー」でお料理を頂いた事も、神奈川のXさんが泊まったこともありました。それが、経営不振からホテル撤退というニュースに当時驚いたものです。検索して調べてみたら「1969年に朝日放送社屋(当時)・大阪タワーの南側に建設された地上23階建て(客室数は1991年当時548室)で、建設当時、大阪では最も階数の高い建物であり、日本を代表する名門ホテル」だったそうです。
「特に料理においては、日本屈指の品質を誇ったことから同ホテルは「味のプラザ」と称され、日本国内外問わず愛好者も多く抱えていた」といいます。<全盛期には1m²あたりの営業収益は業界ナンバーワンといわれ、多額の利益を計上して優良企業と見られた時期もあった。 しかし1992年にホテル阪急インターナショナル、1993年にウェスティンホテル大阪(ホテルプラザからすぐ)、1997年にザ・リッツ・カールトン大阪がそれぞれ開業したことにより、梅田のホテル戦争が激化。ホテル自体の老朽化(ほとんどリニューアルされず、小規模の改修を行ったのみであった)や、シングルルームは狭い部屋が多く、梅田から少し離れていることなどから有効な対抗策を打ち出せず、経営環境が悪化。 開業から30年、1999年3月末をもって閉鎖され会社自体も清算された。>

これを読んで、「ロアラブッシュ」へ行ったのは20年程前のことかと思っていましたが、大きな勘違いで、1999年あたりであることが分りました。ランチを共にした方によると、今のお店は3代目、去年からということで、店内もスッカリ改装され明るくなっていました。国産の食材を使った本格的なフランス料理で、ユックリ時間をかけてお喋りしながら頂きましたので、キッシュもサラダも、オマール海老のスープもパンも、魚も肉もリゾットも、そしてゴマ風味のデザートまで、どのお料理も美味しく楽しめました。
 
お店の名前に因んでフランスを表す大きなエッフェル塔が入り口にも飾ってあって、それがエステ関係?と思った理由。ファッション系を連想して、レストランとは思えなかったので驚きました。写真のエッフェル塔は店内のもの。