カランコエ咲いて

今年も優しい色のカランコエが咲きました。 (今日、2つ目のUPです)
サンルームの中で大株になって、一塊に一つ、二つ、三つと花が咲き出しています。
テレビで、昨日のNHK夜の番組、「無縁社会」の再放送をやっています。見逃したので丁度良かった。
高齢者の一人暮らしが社会問題化したなか、名づけて「無縁社会」として放送、その反響が、意外と若い年齢層だった、それも今回は10代の!? 日本の社会はどうなってしまっているの?という問題提起です。
今朝の新聞一面にはエジプト大統領「副大統領に権限委譲」となっていて、朝のTVニュースでは「辞任」でした。スイス政府はムバラク氏の銀行口座を凍結したと発表。デモ2週間でムバラク政権崩壊です。発端はフェイスブックによる若者の民主化要求デモでした。今朝のNHKニュース深読み」ではその辺を掘り下げる内容で分りやすかったです。30年間戒厳令が出されっ放しの異常事態、人口構成が半分は若者がしめている、そして、9・11以降の観光事業の不況から来る失業問題、ガス抜きのインターネットが思わぬ方向に・・・という説明でした。
一方、日本では、インターネット上に自分の24時間の一室での生活を生中継して「つながっている」、部屋で倒れても誰かが119番してくれると安心もしているという青年。居酒屋でパソコンで中継しながら一人飲み会をする女性。仕事に就かない(就けない)若者たちです。こういうネット中継をしている人数は140万人といいます。今晩の「日本の、これから」は「働く世代の”無縁社会”」だとか。
こんなところで政治を持ち出したくありませんが、一体、日本の「政治」はどうなってるの?です。
日本の政権交代と同じで、長期独裁政権後のエジプトも、アメリカとの関係もあるし、きっと前途多難でしょう。

水曜日の新聞、囲み記事で載っていたのが、「稲盛氏『民主には落胆』」でした。日本航空の建て直しを民主党から任されているともいえる稲盛和夫会長が8日、日本記者クラブの記者会見で民主党の現状について発言した内容です。

「現在の体たらくには大変落胆している。こういうことの為に支援してきたのではなかった。」と苦言を呈した。
「これでいろいろ起こって、再度、新しい政治(体制)になるのだと思う」とも述べ、政界再編の可能性に言及した。
稲盛氏は野党時代から民主党を支援し、小沢一郎元代表の後ろ盾になった。
小沢氏の処分問題などに愛想をつかしたとみられ、「私ももう年なので、後は静観して見ていこうと思う」と語った。

 稲盛氏よりは若い私でも、「あとは静観」と言いたいです。