春の日


昨日は、朝の冷え込みは相変わらず厳しかったものの、素晴らしいお天気で、午前中にサンルームは20度越え。
街中へ出かける途中、山茶花の咲いていたお宅には、白い梅の花が咲いています。
山から葦原池に注ぐ水路の手前の曲り角、Yさんのお宅の屋根に、飼い猫が日向ぼっこ。


帰りは、どこまでも青い北の空を見ながら、Mマンションの空き地にさしかかると、
下校途中の小学生が3人、前々日の雪の名残の雪だるま崩れ?で、「変なの〜!!」と言いながら遊んでいました。
我が家の近くのお宅では、柵ごしに水仙も咲いています。
先週のヨーガの後、Uさんが朝日新聞の「GLOBE」(1月24日付け)という頁を渡してくれました。中国の80年代の一人っ子たちを取り上げた特集のようです。横書きで数頁に及ぶもの。NHKで昨年放送(4/27 付のmyブログ)されたバーリンホーのオピニオンリーダー・韓寒(ハンハン)さんも取り上げられています。
バーリンホー(80后)」とは80年代生まれの若者たちのことで、現在約2億2000万人いて、中国の総人口の14%を占めるそうです。バーリンホーだけで日本の人口を超えています。文化大革命を知らず、天安門事件(89年)の記憶も殆んど無い、「改革開放政策」(78年)以後の市場経済のなかでひたすら成長していく中国を見てきた「新人類」世代を同世代の日本人記者が取材した記事です。
愛国教育は受けているものの、ネット世代でもある。高学歴ではあっても就職難の格差社会でもある。一方、日本の若者の置かれている状況は、先日の「無縁社会」でも描かれていたように、就職難や不況のため無職でネットでつながりを求める孤独な若者が多い。ということは、「経済大国」の若者たちの共通した状況は、案外、若者同士の共感を呼んで、これから先、想像をこえた全く新しい関係が生まれないとも限らないと思ったり・・・
 暖かい日溜りの猫ちゃん・今朝は曇り日、昨日だけの春の1日でした。