「ザ・タウン」と折紙雛

アメリカ映画の「ザ・タウン」を観ました。

新聞の映画評にクリント・イーストウッドを継ぐのはこの人と絶賛されていたのと、「グッドウィル・ハンティング/旅立ち」(97)で、マット・デイモンと共同で脚本を書いたのがこの人だと聞いて、出かけました。
この人というのはベン・アフレック。この映画の脚本・監督・主演を見事にやっています。
私世代で言うと「フィルム・ノワール」、今風に言うと「クライムドラマ」というのでしょうか、暗黒街ものです。
ボストンのチャールズ・タウンの強盗グループのリーダーが、銀行を襲い、人質に取った支店長のクレアに再接近し、恋に落ちてしまうのですが・・・  ボストンといえば、指揮者の小澤政爾さんが長年(73〜02年)音楽監督を務めたボストン交響楽団ですが、強盗団のお話にはさすが出てこなくて、大リーグ投手の松坂くんのレッドソックスが登場します。最後の大舞台が野球場!は、見てのお楽しみです。

全編、緊張の連続です。テンポも速く、銃撃戦もカーチェイスも盛りだくさん。親子の問題やグループ内の問題。悪の道から抜け出して人間はやり直すことが出来るのかというテーマや、FBIとの攻防戦、知恵比べ、とスリリングです。最後は少し救いも感じられる終わり方。
マット・ディモンと二人で映画を製作する予定があるそうです。そのマット・デイモン、昨年の「インビクタス/負けざる者たち」に続いて、またクリント・イーストウッド監督の最新作「ヒアアフター」に主演しています。次ぎ観る映画はこれです。
 帰ってきたところへ電話。折紙の先生のKさんからです。
お雛様の折り方の修正があり、手に入れた台の飾りも渡したいので出来たら今からというお電話です。
5時過ぎに、久しぶりに先生のお宅へ。ひな壇飾りの付いた赤い毛氈にお内裏様が2セット出来上がっています。
娘さんがもう1セットを今娘(孫)の所へ持って出たところとか。昨年からのご無沙汰なので、それ以後のご機嫌伺いをして…教えてもらうことに。折りながら、実は東京の友人が30面体を折っていて、折り方のお手本も送って貰っているので、大きな宿題がありますと言いましたら、先生もご存知でした。12枚で折るのと基本、一緒よ、まとめるのが大変みたい、私もまだやっていないけどと。その内、挑戦!です。
さて、お雛様は、昨年のあれ以来、折っていないので、初めから先生と一緒に折りながら修正箇所を教えてもらいました。
なるほど今回の方が良さそうです。一つ折ってから、模様紙をMさんの分も預かって帰りました。
出来上がりを飾ってみましたが、いかがでしょう、お内裏様に見えるでしょうか。