桜草の苗と「ヴィソラ」

柔らかな雨の朝、ピンポンが鳴って斜めお向かいさんの訪問。
小さい苗にも花が   春一番の立金花


出てみると、手に苗鉢を。種から育てたという桜草ともう一つ。「オバアチャンは? 旅行?」と暫らく姿を見ない母を気遣って。
「ギックリ腰」「あれぇ〜、気ぃつけなぁ〜。」「そうなのよ」「ほんなら、アンタが植えたげてぇ」と母の分まで頂く事に。
リュウキンカ、あんたとこの立派!」と寄せ植え鉢の下に咲いているのを見て。「ウチのも増えたけど小さいよ〜」と言われるので「どれ、どれ」と。あちらは名札をつけてキチンと管理して見事な花壇に。「さすが〜」と言うと「する事、無いから。息子は相手にしてくれへんし」と言われました。
ところで手元にあるミニコミ紙、一面に「みんなの一票で、大賞・知事賞決定 ”がんばってる”ショッピング施設はココ!」と大書。リビング新聞の恒例企画「読者がえらぶ わが街いい店大賞」の第7回、読者投票の結果、大賞に箕面マーケットパーク ヴィソラが!!
昨年9月に読者アンケートで推薦のあった施設を、公募で選ばれた読者審査員が1次選考、ノミネートされた10施設を紙面に掲載、読者投票で決定したとか。投票総数は大阪と神戸・阪神間で5418票。内、豊中・池田・吹田・箕面・高槻・茨木エリア(いわゆる北摂)では737票だったそうです。
ヴィソラは8年前にオープン。御堂筋線箕面山ドンツキの手前、地下鉄御堂筋線千里中央から延伸するのを当て込んだ計画で、大丈夫?という市民の冷ややかな視線も多かったと思います。箕面の駅近くの一番人通りの多かった通りの人気店もヴィソラへ移転しました。お陰でコチラの通りは一層閑散としています。市長さんが頑張って、今は駅前に足湯の施設を作って観光客の滞留と商店街への流れを作ろうとしています。滝道の電柱も地下に埋める工事がはじまっているようです、が、駅前再開発の話は置くとして、ヴィソラです。
中心のマーケットにフランスのカルフールが入っていましたが、カルフール自体の日本進出が上手くいかず、6、7年前に日本撤退。その後5年間名前を使うということでイオンがそっくり入って、今は名前もイオンです。新御堂の幅広い道路をまたぐ橋(屋根ツキの一寸変わったデザイン)は真ん中に橋を支える柱がない特別な工法の橋だそうです。そこに、駐車場とマーケットの施設、それと駅前から移った靴下屋さんやイタリア料理のカプリチョーザもお店を出しています。商業施設の真ん中を川が流れていて、この川にかかる橋をまた渡るとファッション関係の専門店やレストラン、スポーツ関係や趣味の雑貨店があり、最近ではユニクロも。車社会を前提にした施設ですので、若い方たちの利用が多く、土日、祭日は混んでいるよ〜という噂でしたが、平日も運転できる主婦が子供連れで訪れて賑わっていると聞いていました。
その内です。私の場合は交通手段が徒歩・自転車・車の3種ですが、そこのスポーツ施設のプールへ腰痛予防の水中歩行に通うようになり、シネマコンプレックスの映画館にも行きますので、ついでにとイオンで買い物をする事も。
箕面の中心が電車の駅だった時代はもう3,40年も前のこと。車中心の社会に移ったことを改めて再確認しました。かといって、週一のお任せ野菜が端境期の今は、駅前の小さな産直のお店で新鮮野菜を買うことにしていますので、頑張っているお店には惹かれるということでしょうか。 葉牡丹が美しい色に