被災時の「サラシ一反(たん)」

昨日、一本の電話が。「ブログで読んだけど、心配ね〜、ホラ、あの…」「カキじいさんのこと?」
「あの方、PSでも書いたんだけど、無事が分った。東京の娘さんに本人からメールがあったらしい」「よかった。」ということで、彼女の東京にいる息子さん一家のこと、我が家の長男の事など無事を伝え合って、あとは彼女のボヤキです。
東京と大阪で電気のヘルツが違うこと、どうして今までに同じヘルツにして融通し合えるようにしておかなかったのだろう!?と。関西から変電機で関東へ送る電力は限られていて(100万kw)、関電の余力で充分らしく個人による節電の努力は無用なんだそうです(俳愚人さんのブログの橋本大阪府知事のツイートより)。
ところで、その彼女、前日が年度最後の高齢者のサロンだったので、そのサロンで「晒し一反」の備えをお願いしたとのこと。
サラシって?」「関東では昔から言われていたの。緊急時にサラシが一反あれば、まさかの時には負ぶい紐にも、ロープにも、包帯にもなるので、”サラシ木綿一反”は必ず備えて置くようにと」「なるほどね〜。救助を求める時の白旗にもなるし」「トイレの無い時には使えるし…」「???」
というわけで、戦争中、いや、戦前からの民間人の知恵の「サラシ一反」を教えてもらいました。
 海外で活躍する日本のアスリートたちからの心配や応援の様子も報道されています。
その中の一つにイタリアのインテルで活躍する長友の写真がありました。(写真は讀賣16日夕刊より)
「欧州チャンピオンリーグ(CL)で、日本代表のDF長友選手が所属するインテル・ミラノがアウェーで前回準優勝のバイエルン・ミュンヘンを3−2で下し、ベスト8入りを果たした。」「東日本巨大地震の被災者への弔意を示すため試合前1分間の黙祷が行われ、ピッチ上に「私たちは日本のみなさんと共にいます」と日本語で記された横断幕が広げられた。その試合で87分に出場した長友が”最後まであきらめない姿勢をみせたかった”と積極的な攻め上がりを見せ、劇的な逆転によるベスト8入りに貢献した。」
「試合後、長友がサポーター席に向かって日の丸を掲げると、サッカーの有名な応援歌
”You'll never walk alone.(君はひとりじゃない)”が流れた。」(「共同」日経3・16日夕刊)