二人の19歳と「TFU」

今年の桜は咲き出してから冷たい日が続いたせいもあって丸々一週間以上開花を楽しめました。
昨日辺りからハラハラと散り始めました。
10日、米ジョージア州で男子ゴルフメジャー第1戦のマスターズ・トーナメントが終り、二人の19歳が活躍しました。
一人は石川遼くん。今年の獲得賞金全額とバーディー以上1個につき10万円を被災地の義援金にと発表していました。
大会自己ベストの70、3アンダーで回り、メジャー自己最高位の20位で3度目のマスターズを終えました。
途中のミラクルショットも見ごたえ十分でした。横っちょの高い所に外したかと思うと傾斜を大回りしてピン横60cmで初のイーグル。見せますね! 今回の賞金(9万3200ドル)と13バーディ、1イーグル分を合わせて約930万円が寄付されます。
もう一人の19歳は東北福祉大(仙台)の学生(2年)・松山英樹くん。1アンダーでフィル・ミケルソン(前年覇者)と並び27位でベストアマを獲得。快挙です。
優勝は26歳のシュワーツェル(南アフリカ)で14アンダー、タイガー・ウッズは10アンダーで4位。3日間首位だったマキロイ(英国)は崩れ、4アンダーの15位でした。

ところで、石川君はYONEXのロゴ入りウエアを身に着けていますが、松山君は「TFU」のウエアを。
TFUというのは東北福祉大の頭文字。大学の制服というか、ゴルフ部かサークルのウエアのようです。
二人の「がんばろう! 日本」は続きます。
アスリートの支援は他にも。荒川静香さんや羽生君も東北地方と縁のある選手です。それにオペラ歌手のプラシド・ドミンゴさん。三大テノールの日本公演があって以来、初めてテレビでお顔を見ました!

”初めて”といえば、「欽どこ」で東北なまりの人気者だった気仙沼ちゃん。欽ちゃんにいじられてマスコット扱いでしたが、引退?後は民宿のおかみさんと聞いていました。朝の番組でこの気仙沼ちゃんの消息が分りました。大島で被災していましたが元気な姿が見られました。57歳になってご主人は61歳。今のヨシモトの花子さんみたいな感じだったな〜と思いながら心配していました。無事でよかったです。気仙沼という地名を知ったのは「気仙沼ちゃん」のお陰です。