橋下大阪府知事・脱原発に慎重一歩!

昨日のビッグニュースは橋下知事の記者会見でした!
丁度両親と一緒に早目の夕食をしている途中か終わる頃です。
テレビが好きな父の為にテレビはつけっ放しにしています。そこへこのニュースでした。
今朝の新聞から、「関西に電力を供給する原発の新規建設や既存原発の運転期間延長の中止を目標とした節電計画づくりを始めると表明。産業活動の抑制や都市魅力向上製作の阻害にならないような節電計画を模索する」。
橋下知事については、4月10日の選挙後の「敗北宣言」で、チョッとオヤッ!?と思いました。攻める時は徹底的に攻めたてるけど勝ってしまえば引くことも出来る・・・というより、都構想の実現に本気なんだと思いました。
今回の橋下知事にしては慎重な発言にも、世論と経済界の大勢はまだ脱原発には向かっていない今の状況下で、他の首長に先駆けて新しい一歩を踏み出す決意を感じました。さすが7人の子どもを持つ父親です。未来の子どもたちに、今の私たちが電気使い放題、電発頼みの楽な生活を享受し、その使い捨て燃料の後処理も定かでないという危険を先送りして子どもたちに押し付けて良い訳がありません。
「28日に大阪市内で開かれる関西広域連合委員会で提案、参加府県の賛同を得たい。受け入れられない場合は『府単独で取組む』と強調、数ヶ月かけて計画を作成する方針。」
「福島の状況をみると、原発はない方がいいが、今の生活を前提にすると必要悪で、単純な「『原発悪玉論』」には乗っかれないと述べ、稼働中の原発の即時運転停止は求めない意向を示した。一方で、新規建設や既存原発の運転期間延長中止については『今なら府県民のみなさんがその目標に向かってある程度の負担を被ってでもやろうと真剣に思ってくれる』と強調した。関電など供給者側には代替エネルギーの開発、消費者側には節電への協力を呼びかける。」
日経の記事には事業者側の反応が<「真意わからぬ」事業者とまどい>として載っています。テレビのニュースでは、早くもガスと電気料金の値上げが予定されているとも。これから、エネルギー政策を廻って「闘い」が始まります。
安全で安心な世の中・日本を実現する為に皆がひとはだ脱ぐ時がきています。
橋下知事の今回の決断については、支持、応援したいと思います。
PS:引用記事は日経本日朝刊社会面(P43)見出し「橋下知事原発新設・延長やめる」/ 節電に数値目標・広域連合で提案へ」