「脱原発は誤り」(日経・CSISシンポ)と”怖い”デマ

TPPを巡って昨日は大きな集会がありました。与野党党首がそろいの鉢巻姿で最近は滅多に見ない光景!
今朝の日経には私が見逃しているのか関連記事が見当たりません。「日本がアブナイ!」さんから集会の様子を:

昨日8日午後、東京の両国国技館で、「TPPから日本の食と暮らし・いのちを守る国民集会」が行なわれた。
 集会には、各党の党首クラスを筆頭に、与野党の議員が100人以上も出席。また、農水産業、医療団体などの関係者も含め、6千人以上が集まったという。(@@)

 TVのニュースで見た集会の様子は、チョット圧巻だった。(・・)
 壇上には、民主党の反対派の議員のほか、自民党の大島副総裁、国民新党の亀井代表、共産党の志位委員長、社民党の福島党首など、まさに与野党の党首クラスの議員が、会場の参加者と共に、みんなで白地に赤い文字で「TPP交渉参加 断固阻止!」と書かれたハチマキを身につけて、ずら〜っと並んでいる姿は壮観とも言えるものが・・・。
 そして、野田首相がAPECでTPPに参加表明することを絶対に阻止しようと誓い、みんなで腕を突き上げて「頑張ろう!」というシュプレヒコールを行なっていたのだ。(・o・)

<何か思わず、労働運動が意気盛んだった頃の、メーデーの映像を思い出してしまったところが・・・。^^;>

 新党日本の田中代表が、7日の反対集会で「日本で初めてイデオロギーを超えた大きなうねりが起きている」と語っていたのだが。まさに、そんな感じがした。(・・)

代わりに日経朝刊には「日本経済新聞社戦略国際問題研究所CSIS)が共同で8日に開催した「東日本大震災トモダチ作戦と日米同盟の未来」と題するシンポジウムの内容を一面に載せ8,9面使って特集も組んでいます。ここで語られる内容がアメリカの意向だと考えてもよいだろうと思われます。アメリカ側参加者にはジョセフ・ナイ元米国防次官補やリチャード・アーミテージ元米国務副長官、日本側は谷内正太郎元外務次官や藪中三十二前外務次官などです。

「第8回 日経・CSISシンポ」< 脱原発」は核管理揺るがす 中国膨張 日米で歯止めを>


 ジョン・ハレムCSIS所長は「日本が原子力〔利用)をやめるのは誤り」と指摘。中国、インドなどで原発新設計画が相次いでいることを背景に「核拡散防止条約(NPT)体制で責任感の弱い国に主導権を奪われかねない。日本の脱原発は世界をより危険にする」と語った。
 ウィリアム・ペリー元米国務長官も「日米は原子力分野で前面に立ち、安全な運転手順、規制を作るべきだ」と主張。北朝鮮、イラン、パキスタンなどの動きを念頭に「民生用原子力開発を隠れ蓑にした核兵器開発に留意すべきだ」と注意を促した。
 ジョセフ・ナイ元米国防次官補は「日米が関係を深めることで中国の(アジア地域での)支配を難しくし、中国を協力に向かわせる環境づくりが重要だ」と述べた。
 リチャード・アーミテージ元米国務副長官は「日本が一流国であり続けるために集団的自衛権の行使で国際的な活動に関与してほしい」と期待を示した。
 震災後に米軍が自衛隊に協力してがれき撤去など被災地を支えた「トモダチ作戦」について日本側出席者から「中長期的に日米関係を支える。日本人は忘れない」(久保文明東大教授)などと評価する声が相次いだ。斉藤隆前統合幕僚長は米軍と自衛隊の連携を評価しながらも「日本側の海上輸送能力に限界があった」と問題点を指摘した。

アメリカは日本の「脱原発」を許さない姿勢です。
日本の未来を日本人が決めることが出来るのか。自立した国家か従属国か。「脱原発」も試金石になります。
ところで、今日の「日々坦々」さんのブログにはとても恐ろしい記事が書かれていました。
デマかもしれないし、真実かもしれない情報です。確認できない情報は本当は載せたくないし触れたくないのですが、同窓会で横浜のIさんが言った言葉があれから気になっています。「東電も政府も一杯隠しているから」ということとこれは関係があるのではないかと思うからです。
内容は、11月6日に行われた「全国学校給食フォーラムin札幌」の山本太郎さんの講演の後、発言した女性の友人のお話です。
「私の大阪の友達が亡くなったんですけれども、災害派遣でレスキューで、岩手とか福島とか、ずっと行っていた方で、7月に内部被ばくっていうのがわかって、チームの人たちも、みんな内部被ばくしてたんですけれども、それでも派遣の出動命令は止まなくて、レスキューの人たちって、ほんとに過酷な訓練を受けて、人よりも何倍も人のために何かしたいって思ってた人たちなんで、自分たちが被ばくしてても、それでも行ったんですけれども、結局、ほんとに体の体調が悪くて、もう、これ以上は無理ってわかって、チームの人たちもみな辞職してしまったんですけれども、その時も、上のほうからは非国民扱いされて、辞めたんですけれども、7月にそのことがわかってから、ほんとに三ヶ月ちょっとで何ども吐血して最後には腎不全で亡くなったんですけれども、・・・・」(発言書き起しの一部)
このレスキュー隊員の死亡ニュースは公にはされていない、ということから報道された死亡ニュースを挙げています。

■≪福島原発で不明の20代東電社員2人、遺体で発見(産経新聞2011.4.3 11:55)≫

これまでに作業員が3人死亡しているが、いずれも被ばくとは関係ないと否定している。
■≪福島原発作業員が死亡…体調不良、事故後3人目(読売新聞2011年10月6日19時33分)≫

当初は海外では、「福島第一原発の50人の作業員、すでに5人が死亡、15人が瀕死状態」と報じられたこともあったようだ。
参照:楽天SocialNews

日本ではしっかりと情報統制がとられているように思える。

レスキュー隊員の死についても、家族には高額な補償がなされ、口止めされているのかもしれない。だから、こうして友人から真実が出てきた、ということも十分考えられる。

高額補償と言えば・・・。

と、福島県川内村の村会議員、西山千嘉子氏の11月6日付けブログに書かれているデマか真実か分らない驚くべきことに触れています。「この情報は、先月の末くらいから、ネットを駆け巡っていたが、チェーンメールの胡散臭さもあり、今一つ真実味に欠ける部分もあったが、上記のレスキュー隊員の死を聞くと、下記のものが現実味を帯びてきたので、長文になるが転載しておく」と:

西山千嘉子氏のブログ『村議 ちかちゃん』より

http://blogs.yahoo.co.jp/chikako_5155/7006995.html

情報源不明、だがあり得る話として

2011/11/6(日) 午前 8:53

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東電マジ怖い。私は今日、この話を福島の人間から聞くまで、自分でゆーのもなんやけど、結構広い人脈があるので、まーまー色んな話は把握できてるかと思ってた。でも私の希望的観測に基づいた妄想は、凄く甘いことを今日、思い知った。
 
 今日、ある内部関係者の方とお話した。『原発作業員が百数名、亡くなっていて、遺体は福島県立医科大学に『放射線障害研究用検体』として管理されている話。 福島第一原発で作業員百数名が行方不明は嘘。
 
 瀬戸教授の精一杯の内部告発。たけど現実は、もっと酷かった。
 
作業員死亡者数 約4300人
一遺族への口止め料 3億円
口外したら全額没収
 
 3億以上、払う約束をされた人もいるらしい。これまでに福一原発で作業した作業員人数、のべ10万人。その4パーセントが現時点で死亡。そのほとんどが現場で死亡するのではなく、作業が終わった人が家で亡くなる場合がほとんど。死因は心筋梗塞、とか。遺族も口止め料を貰っているので、葬式も出せない。
 
 これだけネットやメディアにも告発が出てこないのは口止め料を没収されるのが怖いのだと思う。三ヶ月間、原発で働いてた人は普段の意識が飛んだり、体に黒いアザが多数できたり、もう、体調が尋常じゃないんだそうだ。その人は内部外部被曝合わせて、500ミリシーベルト。肺にはプルトニウム原発作業員の通常の被曝上限線量は50ミリ。それが今回の事故で250ミリまで引き上げられた。
 
 250ミリでも無茶苦茶だと批判を浴びた政府と東電。だけどその人は最初の爆発には福一におらず、3,4号機の爆発の時から福一にいた。そして外内部合わせて500ミリシーベルトの被曝。彼は自分で 『俺はもう先は長くはない』と言っている。今は4300人だとしてもこの先、死者がもっと増えるのは容易に予想できる。この事実を国は知ってるの? もし知ってたら、自ら作った法律を犯している国家レベルの犯罪です。
 
 もう一つ、自衛隊が64名、警官が300人弱亡くなってる話。私も4月に川内村などに行ったからわかるけど、20kmの所などには警察官が立ってたりする。原発周りにはもっと警備の警官達が立ってる。彼らは特別に日当3万円。そしてそこからの任務が終われば、飛び級の出世を約束されているという。そこに立っている警察官は皆、ほぼ25歳以下の若者達。年配の警官は、なぜかいない。そして勿論、マスクなどもしていない。
 
 要は高給、出世を約束するかわりに、未来ある若者を組織ぐるみで死亡させてるということ。だって300人だよ?そんなに死んでるのに何故やり方を変えない?これは勿論、国に報告はあがってると思う。警察は国家の機関なんだから。
 
 そして福島の病院では 7ヶ月の早産などで、片手がない奇形児などが産まれ始めている。(病院の医療事務から直接聞き出す)でも、この件をネットで散々ググってみたけど何もでてこない。
 
 出て来るのは、昨日の2号機再臨界のニュース、(これも、TPP目くらませ)作業員が数人、亡くなったというニュース。
 
 そしてツィッターでは本当にツマラン。エア御用学者達の『臨界とかメルトダウンの定義』机上とデータでしか物事を考えられない、『伝聞はデマ』だと定義する、頭カナヅチな自称学者達。
 
 たった50年で、『絶対安全』な原発がこれだけの事故を起こして、半年以上たった今も『冷温停止』とか言いながら、再臨界してて、4300人以上の作業員の死者を出して(しかもこれからまだ増える)その作業員だけで現在1兆3000億の賠償で、54基中、11基しかそのうちのもんじゅは今まで9500億つぎこんで発電歴ゼロ、年間200億の経費、廃炉までに何十年もかかるわけで……原発がないと経済がどうとか言う人は、原発で作業して金貰って下さいwww
 
 そしてもう一つ。この30年間でM5を超える地震があった地域

イギリス0回
フラン ス&ドイツ2回
アメリカ322回
日本……3954回!
 
なんで原発つくってんのwwwwwwもういい加減、アメリカの言いなりになるのはマジでやめなよ。アイツらは人間じゃない。

これが福島県川内村の村会議員の方が書いている内容です。
このあとも引用があり、瀬戸教授についての経歴の紹介なども掲載されています。(http://etc8.blog83.fc2.com/)
読んでみてもデマと言って片付けられないような”怖さ”があります。”怖い”と感じるのは、「本当だったら”怖い”」というのと、「隠されているとすれば”怖い”」という怖さです。今まで政府がやってきたことは事故の真実を隠し、なるだけ被害を小さく見せようとするウソの発表でした。
広島でやられてきたことが、また繰り返されているかもしれません。
真実を隠そうとする勢力は余りに大きく・・・でも、ミツバチの羽音を信じなければなりませんね