事故後8ヶ月で初公開!?

NHK杯、女子フィギュアは浅田真央さん、リストの「愛の夢」で猛追、2位。
鈴木明子さんは2度ジャンプ失敗もSPの貯金が生きて1位でした。ニュースで見た男子フィギュアの高橋くん、表情も引き締まってシャープな体の動きがとても美しくサスガの滑り、高得点で素晴らしかったようです。
ついでに、サッカーW杯ブラジル大会予選、11日、タジキスタンとのアウェー戦、4−0で買ってアジア3次予選突破。
14日には平壌入りして、15日(火)には北朝鮮と3次予選第5戦です。
タジキスタン戦はニュースで見ましたが、パスがうまくつながって危なげない様子でした。北朝鮮には日本人も応援に入るとか、どんな試合になるか試合内容もその周辺も楽しみです。


ところで、事故後8ヶ月にしてやっとフクシマ第1原発が報道陣に公開されました。日経新聞でも写真入で大きく取り上げています。(←右から4、3,2,1号機)
今朝の毎日放送サンデーモーニング」の「考・震災」では海外メディアの記者達に語らせていました。口々に政府の対応に不信感、隠している、過小評価している、責任を回避していると批判。世界は今も注視していると警告しています。

日経は「開示姿勢なお疑問」として「バス降車や作業員取材は不可 自由な撮影も制限」という記事も添えています。引用してみます。

 屋外ではバスから降車禁止、自由な撮影は認めず、作業員へのインタビューも不可ーー。初公開は、他の原発取材でも経験がないほど制限が多かった。海にこれほど近くてなぜ津波想定が甘くなったのか。東日本大震災の強い揺れには本当に耐えたのか。原子炉内部は一体どうなっているのか。敷地に入ることが許された3時間だけでは疑問は解けない。
 東電社員の引率のもと、あらかじめ決められた経路をバスで見て回った。報道陣の安全や復旧作業に配慮したのは分る。ただ東電はテロ対策を理由に、写真を検閲し不都合があれば消去するとも通告。抗議を受けて中止したが、情報公開の姿勢には疑問が残る。
 膨大な資料や画像の公開などが徐々に情報開示は進んでいる。ただ大半を黒塗りに事故時運転操作手順所の問題など、肝心な情報は公にしない姿勢がのぞく。事故当初から指揮を執る吉田昌郎所長の取材は今回が初めてだったが、詳細は「事故調査・検証委員会には話した」と述べるに留まった。国民の疑問にこたえたとはいえない。
 今月初めには2号機で臨界の可能性が取り沙汰されるなど、原子炉の状態は不透明さが残る。年内に「冷温停止」を宣言したとしても、果たして国民は安心できるか。信頼回復には、単なるデータの公開にとどまらず、事実の開示が不可欠だ。今回の現場公開は、その第一歩にすぎない。(川合智之)

参照:9月16日のブログ(http://d.hatena.ne.jp/cangael/20110916/1316136850)から
情報開示の話になると私はこの映像が公開されないことの不思議に思い至ります。
keniti3545さんがフォローされている武田邦彦氏のブログからです。

「戦争後、もっとも大きな事件の映像」        写真を見てください

                                        ↓
http://takedanet.blogzine.jp/.shared/image.html?/photos/uncategorized/2011/09/14/photo.jpg



整然と並んでいる原子力発電所。すでにその時には1号機が爆発、さらには2号機の内部も破壊していたのですが、それでもプルトニウムを含む燃料を使っていた3号機の爆発はすさまじいものがありました。一瞬、建物の右(南側)に閃光が走り、轟音とともに爆発、その噴煙は300メートルほどに達しました。