植木の散髪

今年は野球のテレビ観戦ゼロでした。高校野球の決勝戦を見たぐらいかな・・・阪神が弱かったせいもありますが、3・11以後、心落ち着かずジックリ見なければ分らない野球というゲームを楽しむ余裕がなかったのかも。
そして、日曜日、日本シリーズの優勝決定戦、予定の時間を越えて放送していたのを偶然見ることに。ソフトバンクが優勝して、前監督の王さんの姿も、そして会長の孫さんも。胴上げシーンは、巨人の清武VSナベツネ事件の渦中なので、皮肉が効いていましたが、その辺、孫さんも狙っていたかも?
秋山監督の「悲しいスタートだったけれど」と3・11に触れて、野球人も社会人というご挨拶がとてもよかったです。
さて、月曜日の昨日は冷え込みがきつかったのですが、お天気で植木の散髪日和。いつものNさんが8時半ごろには来られて、ちょうど夫も朝早くから車で出かけていましたので、ガレージも空っぽ。車を横付けて散髪した木を積み込むのに好都合。夕方は柿の木を切ってもらい私もお手伝いしました。
最初は怖い大将のお手伝いで娘婿の今のNさんが休みの日について来られていましたが、その大将も亡くなられました。Nさんは、サラリーマンでしたが、厳しく仕込まれて、今は退職後のお仕事に植木屋さんをされています。とっても穏やかな話し方をされるので、私はサラリーマン時代のお仕事を聞いたり、剪定の仕方、育て方や肥やしのやり方を教わったりします。私の方の植木屋泣かせの庭のことも最近では納得?して下さっているようで、鋏を入れる前に、「どうしたいのか」を聞いて下さる様になりました。両親の方には手のかかる松や槙の木がありますが、私の方には草花を咲かせているので植木と言えるような立派な木はなく、ジューンベリーも沙羅の木も苗木を買ってきて自分で植えたり、オリ−ブとかジャカランタなどは鉢穴を突き抜けて根付いたりしたものです。なるだけ植木屋さんのお世話にならないような・・・というのもあったのですが、そのうちお世話になるかも。
私があれもこれもという性格?なので、「植え込みすぎ」といつも言われます。昨日は、「日光の取り合いになるので両方は無理です」と沙羅双樹(夏椿)の伸びた先端をバッサリやられた時はショックでした。「バラを咲かそうと思うたら、切らな〜(アカン)」と言われても、沙羅双樹の白い花も赤いバラも咲かせて見たい!!
その切りっぷりですが、パチン、パチン、グサッ、グサッと小気味よい鋏の音が響きます。感心して思わず「良く切れるハサミですね〜」と言うと、「コーナンなんかで売ってるハサミと違う。元手がかかってる。1日仕事した分がハサミ一本の値段」と言われました。我が家のハサミではあゝはいきません。2日目の今日でお終いですので、切ってほしいところを探してでもお願いしとかないと。

剪定が難しいアーチの薔薇の整え方を教えてもらいました。北の玄関側の薔薇2種も、思い切って短く切ってもらうことに。私のように中途半端なところで恐る恐る切っているとドンドン徒長して花が上の方で咲くことになってしまうそうです。
バラと言えばピンクの”ターシャの薔薇”が枯れてしまいました。夏の終わりに切りすぎたせいだろうと思っています。本当に難しいです〜。

中国から来たドイツ人同僚と車で豊岡の工場へ出かけていた夫が帰りに「道の駅」で立派なネギを買って来てくれました→
ブランド名を名乗るには幅が足りないそうですが、1mほどもありそうです。
焼いても煮ても美味しそうです。これで二束、一束200円です。