「ロシナンテス」と稲スポーツセンターの件

昨日は、寒いし、NHKの老朽原発の脆性破壊についての番組の書き起こしを仕上げたいと思っていました。比叡山に出かけて夫は留守ですし、チャンス。夕方には気になっていた山口のWさんからのお電話でしばらくおしゃべりもできました。風邪でダウンする前の、Uさん、Sさんとのお茶飲み話でWさんのことも話題になっていましたので、色々情報交換したり、雪だよりのお話があったりでした。11月の早い段階でインフルエンザの予防注射をしないとダメよ言われました。「今年もカゼ気味で機会を逃したまま春を迎えそう…」と言ったら、「妹と同じね。今年の秋は早めにね」と注意されました。良いお姉さんです。
で、ブログを仕上げて、そうそう、土曜日はいつも夕方、毎日放送をチェックするのに、もうこんな時間!とテレビをつけたら、何だか聞いたことのある元お医者さんが取り上げられています。ラグビースーダンロシナンテス!! やっぱりそうです。小学校の同窓生で高校は九州だったというO君が教えてくれた川原尚行さんです。
Oさんから、小倉高校の後輩が立ち上げたNPOロシナンテスを紹介されました。
元外交官でスーダンへ、ラグビー選手だったそうですが、思い立ったら吉日で、奥さんと子供さんを日本において出かけて、スーダンの子供たちのために・・・詳しくはこちらのホームページへ:http://www.rocinantes.org/
昨年の3・11はちょうど日本にいて、すぐ東北へ出かけてボランティア。というようなことが、テレビでも紹介されていました。
スケールの大きな日本人が活躍していますね。

ところで、地元箕面のお話です。
先日ポストに入っていた「みのお市議会だより」を読んでいると、大阪府への「意見書2件を採択」として全文が掲載されていました。
一つは、「鳥獣被害防止対策の充実を求める」という意見書。サル、シカ、イノシシによる農作物被害や山林荒廃についてです。
もう一つは、「大阪府立稲スポーツセンターの運営継続に関する意見書」です。

 大阪府立稲スポーツセンターは、平成8年、障害者のスポーツ及びレクリエーションの活動を支援し、障害者の社会参加の促進に資することを目的に設置された。
 現在は、当初の目的どおり、様々なスポーツ文化教室の場として提供され、年間1万8000人もの多くの障害者が利用する施設となってきている。


<中略>


 しかしながら、この度、大阪府は、財政構造改革プランの一環として、障害者スポーツ振興策における大阪府の役割を精査した結果、府と市町村の役割分担等を踏まえ、障害者スポーツ施設の抜本的あり方を検討するという理由から、廃止案を9月の大阪府議会に上程した。
 大阪府は廃止を提案するまで、何一つの事業の成果、評価も検証せず、また、これに代わる施設を整備することなく箕面市及び他市の福祉施設、体育施設への利用を案内するのみであるが、箕面市をはじめ他市においても受け容れの余裕はない。稲スポーツセンターを利用し、活動している障害児・者にとっては「生きる糧」となっている余暇活動・交流の場を奪われるものである。
 したがって、障害児・者も本当に必要とし、利用している稲スポーツセンターへの施設の存続並びに各種スポーツ、文化事業、教室の活動が存続できるよう、大阪府として責任をもって取り組まれることを強く要望する。

こんなことがあったの〜と思いながら、気になっていましたが、昨夜、夫が山の会で結論を聞いてきました。
障害者を持つ親の方たちが署名運動をされていたようです。決着のいきさつです。

2月17日、稲障害者スポーツセンターを守る会の方と大阪府知事の直接交渉があり

冒頭、知事から「廃止条例案を撤回します」との発言があり、あっさり決着しました

知事からは利用者の皆さんに心配をかけ署名などでご苦労もかけたとも・・・・。

条件として「児童虐待対応施設に使用したい」ので代替施設ができるまで不便をかけるが

了解願いたいとのこと。

基本的に全面勝利です。

これにより今後の署名活動は終了します。署名を頂いた皆様ありがとうございます。

やはり声を上げないといけないということですね。いい結果になって良かったです。