「さよなら原発3・11関西1万人行動」でご一緒しませんか。
中之島公会堂1時55分出発の関電コースに参加します。
詳しくはコチラで:(http://homepage3.nifty.com/skroba/robaeven.htm)
先週の土曜日は、逸翁美術館の即心庵でのお茶席でした。
木曜日(8日)はいつもの月1回のお稽古で3人そろいました。
玄関に入ると立派なひな壇にお雛さまが飾ってあります。カメラは持ってきたのに、充電中だった電池を忘れてきました。
このチャンスを逃すと1年待たないといけません。忘れ物…と声をかけてから、走って家まで取に戻り今度は自転車で。
声が届いていなかったらしく、玄関の鍵がかかっていたのかと思った・・・どうしたの?と言われてしまいました。
お粗末な出だしでしたが、それも、これも、立派な七段飾りのお雛さまのせいです。
さて、床の間には立雛の絵の掛け軸。花は桃と椿で古丹波の黒い花入れに、敷物は焼板です。文字が縦長に書かれた掛け軸に対して横物と呼ばれるこのような掛け軸の時には花は柱に掛けて活けると邪魔になるので、床の間に置いて飾るそうです。
敷板は花器の格によって変ります。丹波とか備前、信楽などの土ものの陶器には焼き板。染付とか青磁などの磁器の花入れには塗りの板です。形にも格があるとか。丸より四角が格上。(ところが、伊勢神宮では丸が格上だそうです。難しいですね)
香合は桃の実をかたどった犬山焼き。
2段の棚には、横から見ると梅、上から見ると蓋に立雛が描かれている棗(なつめ)と赤絵の水差し。
炉にかかった釜から湯気があがっていて、走ってきた私には暖かいお部屋でした。
喰籠(じきろう)の中の主菓子は桜餅でした。お干菓子は菱餅をかたどった器に。
Nさんが一番手。私は二番手で。水屋で準備をする時に、今日遣わせていただくお茶碗を二つ選びます。
布巾を絞って、茶筅を乗せて、茶杓を選んで。建水に蓋置を入れて柄杓をセットします。
そういえば、水屋は先生も覘かれず任されています。経験のあるNさんに教えてもらって何とか準備を整えます。
お茶碗は五人囃子とお内裏様のお雛様尽くしにしました。今まで1から10まで一挙手一投足、プロンプターのように先生がついて指示してくださったのですが、今回は10の内9くらいになれたかな〜と思いました。今までは指示されてもウロウロキョロキョロ、何のこと?って具合でしたが、今回は、ピン!とくるのが少し早くなりました。
私の後は膝の悪いNさんで、立礼式なので、炉からお釜をはずし、家具のようなセットの釜置きに据えます。
そこで先生が炭櫃と長い柄のついた縦縞模様の蓋付き壺を持ち出されて、火箸で真っ赤になった炭をその口無し土瓶みたいなものに入れ始めます。え〜っ!! それ火消し壺ですか〜!!
実は、ヨガで使っているサンプラが工事中の間、メープルホール(中央生涯学習センター)のお茶室を使わせてもらっています。この水曜日のヨガの日に、これと同じ模様の瓶型の柄のところが普通の3、4倍も長いものが置いてあって、変わった形!?と思っていたのでした。まさか、火消しツボ!とは思わなかったのでビックリでした。
写真を撮っていたら、先生が、こんなん写したらダメよと言われました。表に出すものではないということらしいですが・・・