11・11の「反原発百万人大占拠」のデモは日比谷公園が使用禁止になったというのでどうなる事かと心配でした。でも当日、「keniti3545」さんのブログの速報でデモは行われたことを知りました。また、SPYBOYさんのコメント欄の書き込みにも「デモの帰り」という言葉があり、デモがあったことは確認できました。夜のニュースでもデモがあったことを放送していたところもありました。
まず、恒例、「特別な一日」さんから写真入りリアルなルポをコチラで:「11月の雨の日:11・11反原発100万人大占拠」(http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20121112/1352722034)
「金曜の抗議に毎週通ってきたけど、一応 これで一区切り。もちろん 時間があるときはまた現場へ行きますけど」と仰ってるSPYBOYさんの声も少し紹介です。
「当初予定されていたデモは東京都のふざけた日比谷公園の使用不許可という言論弾圧のせいで中止になってしまった。人数が大勢集まって混乱が起きる恐れがある、とのことだったが、17万人も集まった夏の抗議でも何の問題もなかったのだ。大勢集まるのが危険なら毎日100万人以上が集まる渋谷駅とか新宿駅はどうなんだよ(笑)! (日比谷公園管理課長 鹿田哲也、なんとか言ってみろ。」
「1万人以上の人が5ヶ月以上に渡って抗議を続けることで想像以上に成果があった、というのが実感。まったく中途半端だけど脱原発の方向は公になりつつあるし、地方で反対をしていた人たちと都会の人たちが繋がったことは大きいと思っている。このダメダメ日本では脱原発なんて今まで1%の側だったのに、今や完全マジョリティーだ(笑)。でも、まだまだ。次は国民の意思を代表しない政治家連中のクビを差し替えなければならない。嘘つきや私利私欲にまみれた右翼ジジイの替わりに、エリザベス・ウォーレンみたいな人に替わってもらわなくてはならない。
これからも、みんな当事者として出来ることをやり続けなければいけないのだ、明日も明後日も。
So, lets go to work tomorrow, and the day after, and the day after that.
(前回も引用した、投票日前日のスプリングスティーンのスピーチ)
長い間ご苦労様でした。お陰様で毎週金曜日の官邸前の再稼働反対デモを身近に感じてきました。今度は誰を選ぶかですね。
ところで、この日は東京都知事選に出馬する宇都宮健児さんも参加しています。「みんな楽しく…」さんから:http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2535.html
みなさんご苦労様です。
二日前に東京都知事選に出馬を決めました宇都宮健児といいます。よろしくお願いします。ーーがんばれ〜
ありがとうございます。
私はまずですね、今日の集会は、
本来は1時から日比谷公園で集まり、デモをやる予定でした。ーーそうだっ!
それを許可しなかったという事は、大変問題であります。
ーーそうだ!
もし私が知事になりましたら、直ちに不許可を撤回して許可します。
集会の自由やデモストレーションの自由、表現の自由は、
憲法上の基本的な人権でありまして、民主主義社会にあって、なくてはならないものです。
ーーそうだ!全く不当な不許可だと思っております。
私が都知事に立候補した大きな理由は、まず東京から脱原発を目指す!
そういう思いであります。
何故かといいますと、
東京都は福島原発で発電した電力の最大の消費地であります。
また、東京電力の大株主が東京都であります。
こういう事から言いましても、
私は東京都民や東京都は、福島原発の被害者のみなさんを全力を挙げて支援する、救済する、
そういう大きな責任があると考えております。
都知事になりましたら、その点は全力を挙げて、被災者支援を頑張っていきたいと思っております。
そして、もう二度とこういう原発の事故を起こしてはなりません。
こういう事故が起きますと日本社会が崩壊してしまいます。
まず、首都の東京から脱原発を目指す。
東京が変われば日本が変わります。
日本が変われば世界が変わります。ーー:そうだ!
原発の無い社会は、私は人にやさしい社会だと思っております。
人にやさしい東京をまずつくる。
そして人にやさしい日本をつくる。
そして人にやさしい世界をつくるために、皆さんと一緒に頑張っていきたいと思っております。一緒に原発の無い東京、都政をつくるために頑張りましょう。
よろしくお願いします。頑張りましょう。
頑張ります。
前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏を都知事選(29日公示、12月16日投開票)に擁立したのは「人にやさしい都政をつくる会」で作家の大江健三郎氏や評論家の佐高信しら文化人。この時の「つくる会」の声明を「生き生き箕面通信」さんで読んだことがあります。
今までの石原都政の13年半の成果(悪行?)が書き連ねてあるのですが、読んでいて、維新の会の目指している政治のことを言っているのではないか・・・と変な感じになります。ということは、都民の皆さんが失敗だと思っている政治を維新の会は今からまたやろうとしていて、それを期待している人たちも多い(?)ということになる?
近づく選挙は選ぶ有権者も質が問われると思います。マスコミに流されないで…と言っても声の大きいほうに引き摺られがちですし、脱原発と思っていても選挙で脱原発を掲げている政治家を選んでくれるかしら…と不安もあって…でも、前回のように大多数が政権交代を選んだ(・・・結果は大きな邪魔が入って無残な結果ですが)ということもあるので・・・良い選択になればいいのですが…。
その「声明」を載せて見ます。引用先:http://blog.goo.ne.jp/ikiikimt/e/5d1f9021e88b72840e26c2e82f466294
関西では、都知事関連ニュースは少ないので、今回の「つくる会」の声明文を以下に転載します。
<声明>私たちは新しい都政に何を求めるか
惨憺たる石原都政の一三年半であった。
福祉は切り縮められ、都立病院は次々と統廃合された。都民の安心を奪い、人々を生き難くさせて切り詰めたお金は、都市再開発や道路建設に回され、知事が旗を振るオリンピック誘致や新銀行に無意味に蕩尽された。
惨状を極めたのが、教育現場である。民主主義が破壊され、強制と強要と分断が横行した。教師たちは誇りを踏みにじられ、精神を病み、教壇を離れていった。子どもたちは競争に追いやられ、教室は荒んだ。都立大学は破壊されてしまった。
知事の思いつきと独善、押し付け、決め付け、他者を命令・服従の対象としか見ることができない貧困な想像力、剥き出しの偏見と差別意識、公私混 同、乱暴な言葉――それらが多くの人の心を傷つけ、公正と公平を貶め、排外主義を助長し、弱い者をさらに追い詰め、社会を荒廃させた。
昨年3月11日の東日本大震災と福島原発事故は、改めて私たちに、原発に依存する暮らしのあり方、社会のあり方に反省を迫るものだった。福島や新潟にある原発から生まれた電気は、ほとんどすべて東京など、首都圏に送られ、使われているのだ。震災と原発事故直後の石原知事の発言は、「津波をうまく利用して、 我欲を洗い流す必要がある。これはやっぱり天罰だと思う」という驚くべきものだった。さらに、原発事故による未曾有の被害が徐々に明らかになり、おびただ しい人々が避難生活を余儀なくされているとき、市民の間で広がり始めた脱原発運動を罵倒しつづけてきた。
そして最後は、東京都政とは何の関係もない尖閣問題に火をつけ、日中関係を極度に悪化させ、経済を大混乱させたのである。その挙句、何の責任も取ることなく、知事職を放り出した。この尖閣問題の経過ほど、石原都政の年月を象徴しているものはない。
来る都知事選は、このような都政と訣別し、人々が人間らしく生きられる街、平和と人権を尊び、環境と福祉を重視する、いわば「当たり前の都政」に転換する絶好の機会であると私たちは考える。
石原都政の継続や亜流を、決して許してはならない。
自治とは、住民の暮らしを守り、福祉を増進させることを本旨とする。教育とは、自ら学び考え、議論を深め、合意を作り上げていく、民主社会の次の担い手を育てることである。東京都政を、こうした自治の原点に戻さなければならない。荒れ果てた教育現場を建て直し、次の世代と私たちの未来を救わなければならな い。
あまりにも、いまの時代は人々が生きづらい。失業、非正規労働、過労、格差・貧困の拡大と福祉の切り下げによって、若者も子育て世代も高齢者も苦しんでいる。その上、国政は、混迷、混乱に加えて右傾化の度合いを増し、改憲や集団的自衛権の行使、近隣諸国との紛争に突き進んでいるように見える。この流れを止めなければならない。
いま、東京都知事を変えることは、日本の右傾化を阻止する力になると私たちは考える。
では、どのような都知事を私たちは求めるか。
第一は、日本国憲法を尊重し、平和と人権、自治、民主主義、男女の平等、福祉・環境を大切にする都知事である。
第二は、脱原発政策を確実に進める都知事である。石原知事は、原発問題を「ささいな問題」と呼んだが、冗談ではない。東京都民は福島原発からの電 気の最大の消費者であり、東京都は東京電力の最大の株主だ。福島原発事故の結果、豊かな国土が長期にわたって使えなくなり、放射能汚染による被害は、むし ろこれから顕在化する。原発事故と闘い、福島をはじめとするこの事故の被害者を支えることは東京都と都民の責任である。これまで原発推進政策を推し進めて きた政官業学の原子力ムラと闘うことは、この国の未来を取り戻すことである。政府、国会、経産省、東電を抱える東京での脱原発政策は、国全体のエネルギー政策を変えることになる。
第三は、石原都政によってメチャメチャにされた教育に民主主義を取り戻し、教師に自信と自律性を、教室に学ぶ喜びと意欲を回復させる都知事である。
第四は、人々を追い詰め、生きにくくさせ、つながりを奪い、引きこもらせ、あらゆる文化から排除させる、貧困・格差と闘う都知事である。
以上のような都知事を私たちは心から求める。このような都知事を実現するため、私たちは全力で努力する。
2012年11月6日
赤石千衣子、雨宮処凛、池田香代子、稲葉剛、上原公子、内田雅敏、内橋克人、宇都宮健児、大江健三郎、岡本厚、荻原博子、奥平康弘、海渡雄一、鎌田慧、河添誠、北村肇、木村結、小森陽一、斎藤駿、斎藤貴男、早乙女勝元、佐高信、佐藤学、澤田猛、澤藤統一郎、柴田徳衛、品川正治、杉原泰雄、高田健、俵義文、崔善愛、辻井喬、暉崚淑子、寺西俊一、中山武敏、西谷修、堀尾輝久、前田哲男、山口二郎、渡辺治 以上、40 名 (11 月5 日23 時現在)
昨日は桜もみじが美しいというので、昼食後しばらくして二人で芦原池に散歩に出かけました。なるほど、桜が真っ赤に紅葉しています。
秋の初めにいち早く紅葉していた蔦の葉はもう落ちていました。その木の辺りはいつも釣り人がいて、昨日は丁度大物がかかるところを初めて見ました。
睡蓮池は空にして清掃中でした。途中で菊花展の菊も。どの花もボリューム満点、懸崖の小菊は満開でした。
池をひと回りして今度は唐池へ向かいました。水中歩行に行くときは北側の外周道路を通るのですが、今日は公園の正面から。紅葉が始まった園内はいつになく明るく見えます。
池の南側にはクヌギの大木があって周りは夥しい数のドングリが落ちています。桜もみじが終わると箕面の山のモミジが色づき出す頃です。
(写真下3枚・唐池公園)