ジェラルド・カーチス氏のオピニオン

日経の一昨日3日の朝刊「グローバルオピニオン」というコラムにワシントンからの記事で、ジェラルド・カーチス/コロンビア大教授の「日本の右傾化、米も警戒」という見出しの記事が掲載されました。
選挙に関係がありそうですので、新聞記事から一部書き起こしです。

日本の右傾化、米も警戒   

ジェラルド・カーティス氏(Gerald Curtis)米コロンビア大教授


<前略>
 中国が侵略的な行動に出れば、当然ながら米国は日本を守る。中国が日本に傲慢な態度を取るのであれば、米国は尖閣日米安保の対象と中国に伝え、日本とともに中国に対抗する。ただ今回の問題のキッカケは尖閣をめぐる石原慎太郎の発言。その後始末を米国がやるというのは無理な相談だ。日本が問題をエスカレートさせる態度をとる場合、米国は付いて行けるかを考える必要がある。


 オバマ政権は米国と日本の防衛政策が一体となって、中国を刺激しない範囲で日本が地域的な役割を果たせるようになると考えているのではないか日本が憲法を改正して「普通の国」になると言ったら、オバマ政権は喜ぶだろうか日本の防衛政策は米国の戦略を補う程度でいいと思っているはずだ


 自民党政権の時によかった日米関係が、民主党政権になってから悪くなっているとは必ずしも言えない自民党尖閣竹島北方領土への対応を指して、民主党の外交が弱いからだとしてきしているが、そうではない連立を含めて政権を50年以上も担っていた自民党が領土問題の解決に役立つことをしてこなかったツケが回ってきた面もある。領土は民主党政権の問題ではなく、日本の問題だ。<後略>

◎ワシントン支局の記者は「問われる『眼力』」の囲みの記事を「責任は政治家だけではない。そんな政治家しか選べなかった有権者にも責任の一端がある。衆院選で問われるのは有権者の眼力でもある。」と結んでいるのですが、有権者だけでなくジャーナリズムの責任にも触れてほしかったです。
ところで、カーチス氏のこの内容では、明らかに安倍自民党の右傾化をけん制して、野田民主党を応援する内容になっています。
このアメリカの「意志」?が選挙にどういう影響を及ぼすのか判りませんが、民自公や経済界の中で、右傾化を批判している方たちには力になるかもしれませんね。

小さい頃、”ひっつき虫”と言っていた草の実、三種です。 月曜日、当対池の土手で見つけました。
左の黄色い花が、時間が経って乾燥すると真ん中のようになるんだったか・・・・?、それとも別もの?
昨日、乾いた水着をいつもの袋に片付けるとき、袋の紐に右端の写真のひっ付き虫が2個絡んでいました。
紐の糸が、実の回りの小さなトゲに絡まりついて、取り除くのが大変でした。
プールの帰り、唐池公園から住宅街に入る角の家のOさん、先日私の留守に夫が受け取ったカキの実のお礼を言おうと思っていたら、丁度、柿の木に男性が登って柿の実を取っているところでした。
これはチャンスと、低い垣根越しにOさんに、頂いた柿のお礼を。木の上に登っているのは弟さんだとか。その弟さんの奥さんが受け取ってOさんが袋詰めをされていました。「持って行って〜」と言われたのでビニール袋に一杯もらうことに。
「サラダにするとおいしいですよね〜」と言ったら「どうしはるの〜?」と聞かれたので、「我が家はレタスと刻んだ柿の実1,2個分に、お酢(「べんりで酢」)と塩・コショウとマヨネーズで」「マヨネーズ?」「ハイ、美味しいですよ〜。大根やカブラを薄く切って入れても良いと思います」。
柿色が余りに綺麗なので写真に撮ってみました。