バイバイ ニュークス!と「小出さんに聞く原発事故から1年9か月」

まず最初に次の記事を「福島から原発のない日本を目指して叫びます」さんから紹介です。
原発マネー民・自に6億、11年政治資金・献金も 福島事故後も
是非コチラで:http://blogs.yahoo.co.jp/phkhn641/14412558.html

昨日のヨガ、朝、夫に”昼みんなと一緒に食べてきていいよ”と言われて出ましたので、ランチを外で。たまたま来年の新年会の会場探しと重なり、Kさん推薦のお店へ下見がてら行くことに。Kさんが早速電話で予約を入れてくれましたので、5人で先生の車で線路向こうのお店に出かけました。
イタリアンのお店で以前は居酒屋さんだったところを改装して明るくて広くてシンプルで素敵な内装のお店になっています。道路を隔てて紅葉した箕面の山が見える3人掛けのソファと2脚の椅子に低いテーブルが予約席になっていました。
ひざ掛けの毛布を一人づつ渡してもらって、今日は高めの一人1000円のランチセットメニューから色々選ぶことが出来ました。最初に出たカップに入ったスープはトマト味の小豆(アズキ)の珍しいスープで美味しかったです。ツバスのカルパッチョに、カボチャにオリーブやハムが入ったマッシュに野菜サラダ、メインは魚を選んでスズキのソテーにパンというメニュー。飲み物はエスプレッソを選びました。南仏で飲んだエスプレッソを思い出したのですが、ミニカップで出された少量のコーヒーに少しお砂糖を入れて飲むと美味しかった!

昨日は、先生が飼っていた愛犬、てんかん持ちのミミちゃんが前日に亡くなったというので、涙を堪えてのお稽古でした。
ご主人を亡くされた後の淋しさをミミちゃんで慰められていた先生にとっては、高齢とはいえ無くてはならない相棒のペット。お葬式を済ませて、息子さんは「また飼ったらいい」、上海にいる娘さんは「もう飼ったらだめよ!」だったとか。どちらも母親の一人暮らしの淋しさと生き物の世話の大変さを思ってのこと、「有難いじゃない」と慰めます。5人で老後の女の暮らし方や結婚した息子とその家族との付き合い方などの話になりました。どちらも私には未体験、いい勉強です。
次から次へとお客さんも入ってきてお店は良く流行っているようです。2時頃外に出ましたが、HさんとYさんは2駅分歩いて帰るとか。一人でいたら泣いてばっかりだったのに今日がお稽古日で良かったと先生は車で。先生は両親も、お姉さんの一人も、夫も見送ってきたと仰っていました。私は幸い今のところ誰一人亡くしてはいません。一人になって生きていくのは大変だろうな〜と、今幸運だけどその分後が怖い私はこれから来る将来のことが心配です。
さて、ヨガが始まる前、8つ下のSさんにもらったバッジのお話です。かわいいイラストのバッジ。先日Sさんの熊さんのストラップを見て、「かわいいね〜」と言ったら、安売り100円ショップの時に2個百円で買ったとか、そのあとも買い足したので「あげようか?」と言われて頂くことに。ヨガの日に、そのクマのストラップと一緒にもらったのが、この丸くて可愛いバッジです。「バイ、バイ、ニュークス」と書いてあるので「さようなら原発」ということですよね。写真のミニチラシのアドレスでAnnyへ入ってみましたが、色んな活動があるんですね。
3・11から1年9か月近く、いよいよ福島の原発事故のニュースは遠のいていくようですが、事故は収束していません。
愛川欣也さんの番組で小出裕章さんが詳しく事故の今の様子とその困難な対策について語っておられます。
12月5日の「みんな楽しくHappy♡がいい♪」さんが「原発事故1年9か月を小出裕章さんに聞く」というタイトルで前半・後半に分けて取り上げておられます。
前半の<「わかりません。人類が経験した”初めての事”なのです」12 /1 愛川欣也パックイン・ニュース>より一部を:

小出:
もちろんその原子炉建屋という建屋があるのですけれども、
一番右の4号機はですね、事故の時に運転していませんでしたので、
原子炉そのものがメルトダウンするという事はなかったのです。
だから確かに建屋は爆発して吹き飛んでいますけれども、放射能汚染が比較的少ない状態で済んだので、
4号機の原子炉建屋の中にはまだ人が入れるのですが、1号機から3号機までは
人が立ち入ることすらが出来ないという、それほどの猛烈な汚染なのです

ですから、周辺で曲がりなりにも少しずつ片付けるという作業をする、あるいは放射能が外に漏れてきているわけですし、
空気中にも漏れてきているし、汚染水としても漏れてきているわけで、
それを何とか、とにかく食い止めなければいけないという作業がずーっと続いています。


愛川:
そんな事をこうやって、そんな危険なところで働いて、こうやっている事で食い止められるんですか? こんな危ないものが。


小出:わかりません。
人類が経験した、「初めての事」なのです。
こんなことは…
チェルノブイリ原子力発電所の時だって、壊れたのはたった1個だったわけですけれども、
福島の場合は4個が、並んで全部つぶれてしまっているという、そういう状況になっていますので、
これをこれからどうやって収束できるのか?
何年かかるのか?ということは、
人間にとって未知の経験ですので、
どうなるか、正確に予測する事もできません

◎前半の全文はコチラで:http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2593.html
後半の<「みなさん、ちゃんと事実を見てください」小出裕章さんに聞く12/1愛川欣也パックイン・ニュース>からその一部を:

小出:
今、日本の政府、あるいは原子力をこれまで進めてきた人、そしてこれからも進めようとしている人達は、
「除染をすれば帰れる」というような事を言って、人々に幻想を持たせているのですが
飯館村を含めて猛烈な汚染を今しています。
日本は法治国家と言われてきましたが、その法治国家である日本がもし、自分が作った法律を守ろうとするのであれば、
放射線の管理区域」という所に指定して、私のようなごくごく特殊な人しか入ってはいけない。
でも私のような特殊な人間が入っても、「水すら飲んではいけない」という、
そういう場所に指定しなければいけない汚染、それの10倍汚染しているんです。飯館村などは


到底帰れないと私は思いますし、大変お気の毒で、私は言うのも辛いですけれども、
やはり「帰れない」という事をしっかりと国として伝えて、
早く飯館村が再建できる、その場所ではない、残念ながらその場所ではないけれども、
コミュニティーごとどこかに移動して、そこに新たな飯館村をつくるという、
そういう作業を早く始めるべきだと私は思います。

どこか町の小さな工場が、たとえば事故を超して毒物をどこかに流したというようなことになれば、
すぐに警察が踏み込んで、そこの人達を逮捕して、刑事罰でも何でも加えると
私は思いますけれども、
今はこの福島の事故が起きて、モーレツな放射能が東北地方、関東地方の広大なところに降り注いで、
人々を苦しめている。
それでも誰も処罰されないのですね。東京電力の会長、社長、これまで原子力を進めてきた原子力委員会
原子力安全委員会、政府の人達、誰一人として処罰もされないと。

大変私は「不思議なことだ」とそれだけでも思いますし、
その人たちがいまだに原子力の実権を握っていて、
相変わらず「安全性を確認したら動かします」というような事を言っているわけで

私の常識から言えば到底信じられない事が起きています。

◎後半の全文はコチラで:http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2601.html