ミニ忘年会と「大河」と選挙の反省

今日はクリスマスですね。我が家は、クリスマス風の飾り付けの片づけをして迎春モードに切り替えるキッカケの日です。ところで、毎年、両親と私たち夫婦で忘年会と称して外食を共にするのですが、今年は近くの国道沿いの釜揚げうどん店へ車で出かけることにしています。「そんなんでいいのか〜」と夫は言いますが、父の好物だしご馳走を食べるほど食欲旺盛でもないし、珍しいし、両親納得だから、「いいのよ」と私。

さて、そろそろまた今年一年のシメの時期が迫ってきました。第九に出かけたせいで、NHK大河の「平清盛」を見逃してしまい、中途半端なままなので、これから再放送を探さなければなりません。視聴率は大河最低を記録したそうですが、我が家では好評というか、かばう意味もあってか、というより、ドラマ化が難しい面白い時代をよくぞ取り上げたと評価は高めです。それに俳優さんたちも良く頑張っていたと思います。時代劇初挑戦の若い方たちが大勢い出演してがんばっていました。朝廷をよくああまでリアルに描いたものよ…という驚きもアリ、また、西行法師を絡めたことも、源頼朝がナレーターを務めるというのも歴史を俯瞰、大きな流れで見る助けにもなっていましたし、深田恭子さんの静かな演技も好ましく思いましたし・・・と、結構、楽しんで見ていました。
来年は、同志社大学創始者の奥さまのお話、福島会津の男勝りの女性の一代記を綾瀬はるかさんが演じますので、こちらも楽しみにしているところ。
さて、ここのところ、「未来の党」が揺れているようです。
嘉田さんが小沢氏無役は約束だったと、小沢・亀井両氏は顧問、代表代行を阿部知子さんにすると勝手にマスコミに発表したとか。両院議員総会(24日)が開かれ、小沢氏欠席で、元「生活」党が小沢氏を共同代表にと迫ったとか。選挙結果が上手くいけばまとまりますが、惨敗となれば紛糾必至。とにかく選挙に合わせての間に合わせの合流でしたから。見事、自公と野田さんの狙い通りの結果です。
箕面市の選挙結果によりますと、維新の会が約36%、自民24%、民主が11.5%、公明が8%、みんなが7%、共産が6%、そして未来が5%、社民が1.7%。未来は共産党より低い支持率でした。死に票は困ると言ってたのが恥ずかしい。これでは脱原発の力にはならないし、この指とまれオリーブの木も先頭に立てるどころか…です。


私自身も今回は反省しています。選挙期間中、「自民党ではダメだ、何でもいいから一回民主にやらせてみよう、で、やらせてみたら駄目だったんでしょ! 戻しましょうよ」という選挙演説を聞いて、”上手いこと言うな〜”と思いました。私の投票行動そのものが全く仰る通りでした。『だからといって自民党では困る!』だったのですが、じゃ、他に変わるところは?が、無かったのです。一番マシだと思った党、というより、マシな政治家の主張が小沢一郎氏だったのですが、突然の嘉田さんとの「日本未来の党」の旗揚げは、正直、不思議だったし、「生活」に相談しないで小沢さん個人の決断でやられた様なので大丈夫かな〜と、逆に「よく決断できた!」と感心もしました。だから、当然と言えば当然の今の紛糾です。今後どうなるのか見てみないと脱原発を託せるかは今は不明。

脱原発を突き詰めると障害は大きくアメリカの対日政策や安全保障の問題にも突き当たります。では、対米自立が出来なければフクシマは解決できないのか・・・といえば、それで一番困るのは福島で放射能被害を強制されている人たちです。理屈は理屈として、当面の問題を解決していくのは生殺与奪の権利を持った政権与党であり政府です。
そうすると、安倍さんたちに脱原発にブレて戴くことが一番です。自民党福島県脱原発ポスター?(パンフレット)を思い出します。河野太郎さんがどうして自民党に居るのか? 野党時代に原発ゼロはしないと言ったとしても、政権与党になって半分以上の国民が望んでいる脱原発にだって耳を傾けなければならない立場になれば、ブレルことがあっても当然です(民主をマニフェスト違反と激しく攻撃していたのは自民党でしたし、早速、安倍さんも公約違反をいくつか…のようですが)。民主党で辻本清美さんがやったことを河野さんにもやって頂かなければ・・・と思ったりしています。
▲ついでにご紹介です。Various Topicsさんの記事「自民党を褒めて嗜めて育てる」:http://afternoon-tea-club.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/12/post_a078.html
▲▲もう一つついでに、同じブログさんから、政権交代から今回の総選挙までを振り返って「『年の終わりに-2012』byM氏」http://afternoon-tea-club.blog.ocn.ne.jp/blog/2012/12/m2012_c303.html