◆作日は金曜日、東京の官邸前と大阪の関電本社前の大飯原発再稼動反対のデモは今年の初日を迎えて、nankaiさんとSPYBOYさんがそれぞれご報告の記事を書いておられます。寒い中、本当に有難いことですが、こうやってブログで様子を知ることが出来ます。
関電前:「青空学園だより」の「金曜行動の持続」:http://d.hatena.ne.jp/nankai/20130112
官邸前:「特別な1日」の「Occupy My Heart:『1.11 大飯原発を停止せよ!首相官邸前抗議』」:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20130111/1357912640
◇SPYBOYさんの記事のタイトルの「Occupy My Heart」について、ブログの記事の締めくくりをここに:「ウォール街も官邸前も占拠するのは良いけれど、もう一箇所占拠しなきゃいけないところがある。結局 自分の心が問題なのだ」。
◆今年に入っておとじろうさんのブログで脱原発ポスターのサイトの紹介があって訪ねてみました。
右は海外作品の中の一枚です。日本のお正月にふさわしいような雰囲気です。
エネルギーはどこにもあるということで、太陽光、風、波、地熱とかを表しているのでしょうか。
上手に日本の版画のパターンを踏襲しているようで静かな画面がとても美しい。
他にもたくさんコチラで:http://nonukeart.org/
◆作日、また、おとじろうさんを覘いたら、今度は絵が紹介されていました。「ダキシメルオモイ」という絵で、小林憲明さんという方の絵です。
「おとじろうとらいるのひび」さんの9日のブログの3つ目です。
コチラから:http://blog.rairu.com/?eid=979
(絵を描いた小林憲明さんのアドレスも紹介されています)
◆◆今朝がた又々「おとじろう」さんのブログを訪れましたら、この絵の作者がおとじろうさんのコメントに長いお返事をされて、その内容とおとじろうさんのお返事も紹介されていました。
まるで、ドラマ! みたいな内容なので端折りながら紹介してみます。
おとじろうさん:
「絵が、どんな想いで書かれたものか知りたくて、ネットで小林憲明さんをたどってみました。小林さんは、愛知県豊橋市に住んでいる画家さんのようです。facebookを見つけ、ブログに絵を紹介した旨コメントをしたところ、丁寧なコメントを帰していただきました。どんな想いで書かれたものかが、わかりやすいので、ここに転載させてもらいます。」
絵の作者の小林憲明さん:
「周りはデモとかに参加する人がいたりしたんですが僕は表現者の端も端ですが端くれなので、自分の筆で何か表現して訴えかけないといけないのではないか、とオモウようになりまして…、
子供を産み育てる、という自然のサイクルは太古の昔からどんなこと(飢饉や戦争があっても)が途切れることなく諦めることなく続いてきたんですがそれが危機に瀕している、と強く感じてしまいまして…、
子供をダキシメル母親のオモイを込めて描く『ダキシメルオモイ』というプロジェクを始めさせてもらいました。
愛知県在住なんですが広く子育てする母のオモイを抽出したいと昨年夏に被災地を回って何人かの母親に取材をさせていただきました。その時に福島県二本松市在住の佐々木るりさんを取材させていただいたのが今回の作品です。
プロジェクトを始動したのが昨年の7月、豊橋で行った個展会期中だったんですがその後取材を重ねて初作品が10月末。
昨年末にあった選挙の時まで僕自身も表立って反原発のアクションには躊躇していたんです。対抗する相手があまりに大きすぎるということもありまして、家族に被害が出るとかいろいろ考えましたが…、マスメディアは依然と自民党優勢を伝えるなか原発推進に傾いて欲しくない、自分に何か出来る事は…ってなった時に佐々木さんを描こう、このタイミングで描かないでどうするんだ、と突貫でギリギリ選挙日前日の夕方に描き上げて画像として佐々木さんに送らせていただきました。
選挙結果は非常に残念でしたがこれからがスタートだなと、自分に出来る事を与えられた感じはしています。
『ダキシメルオモイ』プロジェクトは現在50数組のお母さんからエントリーいただいてまして今年一年かけて描き上げていく予定です。。。
来年春あたり一堂に会して展示したいと思っています。
応援いただけたら有り難いです。。。 小林憲明」
さて、小林さんへのおとじろうさんのお返事は、
「あの選挙をきっかけに動き出した人もいることを知り、勇気付けられました。
さて、そろそろぼう然としているばかりじゃダメですよね。」でしめくくられています。
●「おとじろうとらいるのひび」11日の記事の<「ダキシメルオモイ」への想い>
是非全文のやり取りをコチラで:http://blog.rairu.com/?eid=987
◎右の写真は隣の畑の片隅で咲き出した蝋梅(ロウバイ)・春近し!