大鵬さん逝く,そして冬の道すがら

スポーツの話題がにぎやかです。夏のオーストラリア、テニスの全豪オープン、男子シングルス3回戦、錦織圭、ロシアのスゴイ名前、エフゲニー・ドンスコイを下し、2年連続のベスト16入り。女子ダブルス2回戦では42歳(長男と同い年)のクルム伊達さんがスペインの選手と組んで3回戦に。個人ではセルビアの選手(年齢では伊達さんの半分)に負けて、4強入りした1994年以来19年ぶりのベスト16入りを期待されたが成らず。でも、すごい精神力です。卓球の全日本選手権では、19日、女子シングルス福原愛石川佳純の対決、肘の手術をした福原さんが勝って、2大会連続2度目の日本一。福原はこれまでに女子ダブルスで4度、混合ダブルスで2度優勝しており、8つ目のタイトルとか。卓球界も人材豊富で中学生の活躍があったりと楽しみです。
ところで、訃報が相次ぎますが、大鵬さんが亡くなったというニュース。72歳だったとか。
白系ロシア人の血をひく色白の端正なお顔のお相撲さんでした。引退後の36歳で脳梗塞。その後リハビリに頑張る姿が時々紹介され、言葉も普通になって来られ頑張っておられるのを知ったりしました。昭和44年から血液運搬車を日赤に寄贈し続け、今も「大鵬号」が日本各地に血液を運んでいるそうです。(左の写真2枚はテレ朝の番組から)
日経、スポーツ面では「自然体の万能相撲、非凡な正統派」という記事が出ていますが、社会面に色んなエピソードが紹介されています。端折って紹介しますと:

実は大鵬さん、この「巨人・大鵬・卵焼き」という言葉が好きではなかった。巨人が、というより巨人の長嶋茂雄選手と同列に見られ引き合いに出されるのが嫌なのだ。「あの人のような天才でもなければスターでもないんだ。私は野村克也捕手のように下から苦労してたたき上げた努力家なんだよとむきになって天才説を否定したものだ。ライバルの横綱柏戸が最大の理解者であった。「大鵬は人に言えないたくさんの労苦を忍んできた。猛稽古による根性だけではない。あれは幼いころから鍛え抜かれ、身に付いた根性だろう


樺太の敷香(しすか=現サハリンのポロナイスク)で生まれ、5歳で命からがら脱出、白系ロシア人の父と生き別れ、北海道を転々とした。16歳で入門、1日四股500回、鉄砲2千回などという猛稽古に耐えた。若い力士に、そんな話をしながら最後に「そんなことは何ほどでもないんだよ。戦争に命をささげた若い人たちの辛酸をわすれちゃいけない」と付け加えた。
「相撲で言えば入門した時からずっと努力と鍛錬を積み重ねて、最後の最後にいい結果を生む。普通の人は、今日やったことの結果をすぐ欲しがるけれども人生は生まれた時から”一つの時計”が回っているんだよ。」
大鵬とは、一羽ばたきで何万里も飛ぶと言われる想像上の鳥。19歳で新十両に昇進、地元では「摩周岳」や「屈斜路山」がしこ名として考えられたが、中国の古典好きだった師匠のニ所ノ関親方(元大関佐賀ノ花)は「いや、そんな小さいものではない。納屋にはもっといいしこ名を考えている」と長年温めてきた「大鵬」を披露した。     <編集委員 工藤憲雄/日経20日(日)より>

今年は、プール4日から始まるということを暮れにチェックしておいたので、ずっと気になっていましたが、やっと風邪っけが抜けて昨日水中歩行の初日ということに。
レ・ミゼラブル」を見にヴィソラの映画館に出かけるときに歩いていますので、公園の中は今年2度目です。
まず、いつもの畑や田んぼに近い北側の道を行くことに。太陽に向かって咲く蝋梅があるはずです。角を曲がるとありました。今年もひと回り大きくなった木に黄色い花が見えてきました。
我が家の隣の木は北側から写真を撮りますので日に向かってカメラを向ける逆光になります。コチラは南に向かって咲いている花を南側の道路から撮っていますので、きれいに撮ることが出来ます。
蝋梅という名の通りロウ細工のような質感がわかるといいのですが・・・。ついでに香りまで出るともっといいですが・・・。
当対池の北側の池の畔の植物たち、まず、珍しい桐(キリ)の木、花の後の実の後がそのまま枯れて・・・。そして、金網越しに赤い実が美しいので。そして、ススキの枯れ尾花がやはり西日に美しいので・・・。


帰り道は教会の横の赤いバラを見ることに。
以前は一輪ぐらいしか咲いていなかったのが、今年は寒いのに沢山咲き終わったのが残っています。
木が随分大きくしっかりしてきたのでしょう。
良く見るとバラの実もついていました。

そして驚いたのが公園入口のプラタナスの大木です。
もうとっくに葉を全部落としているはずと思っていたプラタナス。一本だけが未だ美しい黄色の葉をつけています。奥にも一本、葉をつけている木がありますが、コチラはオレンジ色になっていました。どうしてなのか? 体内?温度が高いのでしょうか・・・枯れるでもなく美しい黄色なのが本当に不思議。
根元を見てみると隣の常緑樹のクスの大木とくっ付いたようになっています。
その楠の木には黒い実が少し残っていました。
小鳥たちの食べ残しか・・・。
数日来の寒さが和らいで暖かい午後になりました。
公園の大滑り台 のある辺りには、子どもたち同士や、子ども連れのお父さんやお母さんの姿が。
やはり公園には,こどもたちがお似合いです。