金曜デモと「みどりの1kWh」から

明日13日の日曜日には「1013 No Nukes Day 原発ゼロ☆統一行動 -福島を忘れるな・再稼働を許すな-」という脱原発の統一行動が予定されているので、今週の金曜日のデモはあるのかな?と思っていました。昨日の「特別な1日」さんを訪ねますと、人数はそのこともあって少なかったようですが、いつも通り金曜デモのルポを書いておられます。

「再稼働反対!東電解体! 10・11官邸前抗議行動」http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20131011/1381501273
デモの写真に入る前には上野千鶴子さんの『女たちのサバイバル作戦』について感想も書いておられます。そして、13日の統一行動の告知の後の写真は、最後の締めに、お父さんと一緒、お母さんと一緒の子供たちが写っています。子どもは私たちの未来ですね。

さて、久しぶりに9月の「みどりの1kWh」をブログで、と思いつつなかなかチャンスがなく、今日見てみたら12日更新になっていました。
◆◆ドイツの「みどりの1kWh/ドイツから風に乗ってhttp://midori1kwh.de/)」
どの記事も関心がありますが、興味のあるいくつかを:
・エネルギー生産で過疎化を止める農村フェルドハイム
原発事故処理に見られる日本社会の「システムエラー」
・"放射能に輝く”オリンピック
一部を:

放射能に輝く”オリンピック



ジャック・ロゲ国際オリンピック委員会(IOC)会長が「TOKYO」と書いた紙を見せ、「トーキョー」と読み上げた瞬間、喜びに炸裂する日本の関係者と打ちひしがれるトルコの関係者の姿がテレビの画面に映し出された。「日本人がこんなに喜びの感情を表すことは珍しい」というコメントとともに、未明の東京で喜びの声を上げて踊る若者たちの姿がドイツのテレビにも映し出された。ネットで日本のニュースを見ると、2020年のオリンピック開催がもたらす希望や経済効果といった言葉が躍っている。しかし、ドイツのメディアに通奏低音として流れるのが、安倍首相が福島は安全だと言い切ったことへの不信感である。


<略>


オリンピックが決定してから約1週間を経た9月15日、ターゲスシュピーゲルは東京での開催が日本再生のシンボルとなるかという記事を掲載した。フェリックス・リル記者は、「竹田恒和招致委員長は2020年のオリンピック大会を日本再生のシンボルとしたいと述べたが、いったい何を再生するのか。人生がすっかり狂わされてしまった福島やその近隣に住む人々にとって、何かが変わりそうな気配はない。除染作業はいたるところで行き詰まっている。地震津波がもたらした瓦礫はほとんど処理されたとはいっても、再生とは程遠い。さらに福島では核の惨事の全容すらいまだに解明されていない」と書いている。

過去の記事から:
日本では考えられないほど厳しい批判にさらされている日本軍の慰安婦問題と、ドイツの日本に対する好感度が今年のはじめ大幅に下落した原因を探っている記事、どちらも一読の価値ありと思いました。

「日本軍『慰安婦』メモリアルデー」のベルリンでのスタンディング・デモ(http://midori1kwh.de/2013/09/03/4151)

・ドイツ人の対日好感度、大幅下落! いったいなぜ…?http://midori1kwh.de/2013/06/30/3868#more-3868