脱原発都知事候補・細川氏決意表明全文と大寒の一句と気になる記事(広島出身岸田外相)

★「あきつ・あんてな」さんで、細川護煕都知事選立候補記者会見の全文(動画)
  (http://d.hatena.ne.jp/amadamu/20140122/1390404036

★<細川護煕元首相決意表明「私はこの歴史的戦いに全てを賭けて闘おうと腹を決めました」 東京都知事選1/22(文字起こし)>

  (http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3525.html

◎昨日の細川氏の記者会見。どこもニュースでは一部しか取り上げられず、気になっていました。全文を読むと、76歳の決意がひしひしと感じられて、今年70代を迎える私も大先輩の言葉、「不条理に対して闘う気力のある人は青年です。90歳でも不条理に立ち向かう気力のある人は若い人です」(報道ステーション)に同感!です。
脱原発を問われた舛添氏、目が泳いでいました。「アンダーコントロール」を胸を張って全世界の前に宣言した安倍首相の方が役者が上です。舛添氏はその分正直かも。言葉は脱原発でもホンネは再稼動OKの推進派というのがバレてしまいました。

★<速報・第一声>細川護熙原発が大きな事故を起こしたら日本は壊滅的な打撃を受け、世界中にその影響が及ぶことは必至であります」 街頭演説 1/23(文字起こし)(http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3527.html
★<速報・第一声>小泉純一郎都知事が誰になるかによって国政を動かせる事が出来る選挙は滅多にない」  応援演説1/23(文字起こし)(http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3528.html

 

20日大寒でした。
月曜日で母(92歳)の俳句の日。
翌日のコーヒータイムで句会の様子をたずねたら、次の俳句に点数が入ったと。老いを詠んだ句は誰も点を入れてくれないのでとも。点数の多かった一句を紹介してみます:


  眉足して 一志励ます 寒の朝     貞子



◎同じ20日の日経朝刊に気になる記事がありましたのでメモ代わりに残しておきます。
権力の鍵」コラムより

原発輸出 微妙な岸田氏

広島出身、核不拡散に力点


 安倍政権が成長戦力の柱の日一つとして推進する原発輸出その前提となる原子力協定締結に向けたインドのと交渉で外相の岸田文雄が最近、「国民の支持を得られるようにしないといけない。簡単ではない」と漏らすようになった

 インドは2020年までに原発建設で計9兆円の市場が期待される。経済産業省など政府の原発推進派は首相の安倍晋三が25〜27日に現地を訪れ、合意する段取りを描いてきた。7日、ニューデリーを訪れた公明党代表山口那津男にインド首相のシンは早期妥結に期待感を示した。反面、核拡散防止条約(NPT)未加盟国との協定締結には政権内で懸念もくすぶる。


 「私は被爆地の広島出身です」。昨年11月、ニューデリーでの外相会談で、岸田はあえてこう自己紹介した。インド外相のクルシードを驚かせた。「軍縮・核不拡散」こそが自らの色を打ち出せる分野と思い始めた。政府はインドが核実験に踏み切った場合に原子力協力を致死する条項など軍事転用に歯止めをかける内容を盛るよう求めている。


 安倍は5月に訪れたトルコ、アラブ首長国連邦UAE)でそれぞれ原子力協定に調印した。福島第一原子力発電所事故後では初めてだった。首相のトップセールスで、トルコでは三菱重工業などが原発案件を受注した。安倍政権で岸田は微妙な立ち位置をとる


 公明党原発輸出に慎重論が強い。自民党も推進一色ではない。福島原発事故究明に関する小委員会委員長の村上誠一郎らは10月に原発政策を慎重に考えるように安倍に要求。前後して元首相の小泉純一郎が「原発ゼロ」を打ちあげた。幹事長代行の細田博之が会長を務める原発推進派の議員連盟を危機感を強め、年末に「世界トップクラスの原子力技術で国際貢献すべきだ」とする提言を、官房長官菅義偉に手渡した。 

 
 トルコやUAE原子力協定は先の臨時国会での承認が見送られた特定秘密保護法などの審議のあおりを受けたのが一因だが、それだけではない。「外務省はもっとしっかりやらなければ駄目だ」。自民党国会対策委員長佐藤勉は外務次官の斎木昭隆らに与野党への根回し不足を責めた。看板政策も一気呵成にとはいかない。

 
◎翌日21日(火曜)の日経、小さな囲み記事には、
「岸田外相が20日長崎市で演説し、核不拡散に関する新たな政策理念を提唱」という記事です。

外相「アジア、輸出管理強化を」 核不拡散で独自構想


 「3つの阻止」1.新たな核兵器国出現、2.核開発につながる物資・技術の拡散、3.核テローーを防止する
 外相はアジアの核を巡る状況について、東南アジア諸国連合ASEAN)などを念頭に経済発展した新興国が核物質の生産能力を獲得し、北朝鮮やイランに流出する「抜け穴」となる懸念があると指摘した。岸田氏は被爆地の広島出身。外相就任後、核軍縮・不拡散について包括的な演説をするのは初めて。