金曜デモと「もんじゅ(増殖炉)廃止」(日経)

室内に取り込んだ冬薔薇のツボミ。
開花した花も、1日経ったら、ハラハラと散り始めました。
硬いツボミのままで凍ったように枯れてしまう場合もあるので、
ここ数日テーブルの上で楽しめて良かったです。
散った花びらをお皿に乗せて色を楽しんでいます。
花びらが幽かに甘いバラの香りを放っています。
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◎いよいよ都知事選、明日です。お天気が最悪?なのか、それとも雪は吉兆?なのか・・・
何が何でも舛添NOで脱原発という思いがどの程度か分るでしょう。
その脱原発が二手に分かれたままというのが不幸と言えば不幸ですが、
これも日本の脱原発実現のために乗り越えていかなければならない試練なのかも。
さて、恒例、都知事選直前の「特別な1日」さんの金曜デモのご報告です。

[アベノミクスの1周年記念の結果と高速増殖炉廃止、それに★0207 再稼働反対!首相官邸前抗議!」
先ず、「誰だって日々の暮らしは大事なのだから、政治でも、原発でも、経済のことを考えなければ建設的なことは何も言えないじゃないか。イデオロギーじゃなく事実ベースで物事を考えたいから」と経済について、「アベノミクスの実態」からです。
次に昨日の日経朝刊トップ記事の<もんじゅ「増殖炉」白紙 政府、エネ計画から削除>について。これは後で私も記事にしてみます。
そして官邸前の写真を交えたルポです。(プラカードの写真お借りしました)
★全文は是非コチラで:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20140207/1391784265

◎日経の「もんじゅ白紙」の記事ですが、リードの所では:
政府は発電しながら消費した以上の核燃料を生み出せるとしてきた高速増殖炉もんじゅ福井県敦賀市)の実用化に向けた目標を白紙に戻す。これまで掲げてきた開発計画や期限を新たなエネルギー基本計画に入れない。トラブルが続き、燃料となるプルトニュウムを増やす「増殖」のめどが立たないためだ。原子力発電所から出るゴミを減らす研究施設に衣替えする案が出ている。」

もんじゅ高速増殖炉を目指して1985年に着工して、94年には核分裂が持続的に起こる臨界に達した。現在は実証の前段階で原型炉と呼ばれる。2010年8月に原子炉内に一部の装置を落とす事故を起こしてからは運転していない。約1万点の保守管理の不備も判明し、原子力規制委員会が運転再開の準備を禁じるように命令した状態にある。政府は建設費などに総額1兆円を投入。停止中でも維持・管理のため1日5千万円以上を使うことに「無駄遣い」との批判も高まっている。

★詳しくは「keniti3545」さんが昨日のブログで日経の電子版のこの記事を載せておられます。
☆コチラで:<東日本大震災」「311フクシマ」1065日 今日の一題「トンデモナイ、政府詭弁」だ!>(http://d.hatena.ne.jp/keniti3545/20140207/1391754551
日経新聞アメリカの対日政策を忠実に伝える役目も果たしている新聞のようですので、これは先日のオバマ政権がプルトニウム300キロの返還を日本に求めたことと関係があるのかな〜と思ったり。安倍政権の右傾化を警戒して核開発に繋がるプルトニウムを持たせる特権を取り上げるということ?と思ったり。参考:<オバマ政権、日本にプルトニウム返還を要求」(何が問題?)>(蛙ブログの1月30日)
☆関連記事として日経3面に「核燃料サイクル見直し」の記事がありますので写真で紹介します。



◎PS:日経、今朝の5面半分を使って「もんじゅ」の記事です。
核燃料サイクル」「高速増殖炉」「プルサーマル」の言葉の説明から、「核ゴミ最終処分の負担を軽くする」と言うイラストと、核ゴミ減量の比較表も。
この記事の最後、昨日の「白紙」と言う報道に対しては:

「方向性を決めたという事実はない」。菅義偉官房長官はエネルギー基本計画でもんじゅの実用化計画を白紙に戻すとは決めていないと強調した。政府が慎重に事を進めるのには理由がある。
 12年に当時の民主党政権核燃料サイクル政策の見直しを提言した際には、再処理施設群を抱える青森県六ケ所村が猛反発した。村議会は、国が再処理事業から撤退した場合い、同村の施設で保管している使用済み核燃料の持ち出しを要求した経緯がある。増殖を止めれば、地元との約束を反故にすることになりかねなず、政策の変更は政治的には極めて難しい作業が求められる。