桜満開とお喋り会


日曜日、桜のトンネルを車で通った時、
未だもう少しと思っていましたが、
昨日火曜日、トンネルの桜は満開でした。
ニュースでは金沢が昨日開花宣言
いつもなら6日かかる満開日が、
4日で満開とのこと。
大阪も当てはまっています。
歩道の工事はまだ完成していなくて、工事中が続いています。
買物に出たのですが、真っ直ぐ行かずに、
トンネルを抜けてその先の団地も抜けて行くことに。

さて今日は水曜日、ヨーガの日です。天気予報では今日1日がさくら日和、明日からお天気は悪くなり寒くなるとか。コーヒータイムを終えて出がけに、夫に「ヒョットすると今日お花見客を呼んでくるかも、お昼には帰るけど」と言って出かけました。

ヨーガが終わって先生に声を掛けたら大丈夫ということで、足の悪い方は車でOKということになり、皆さんに『桜のトンネルが満開だからお食事の後良かったらお花見がてら我が家へ寄ってコーヒーでも、お菓子は到来物がたくさんあるので手ぶらで』と声をかけて帰りました。
1時前、玄関を掃いていると車が。足の悪い方を乗せて先生御一行がみえました。
残り2人が歩いてということで、全員で6人、その内、初めての方がお二人でした。
一度呼んでほしいと言っておられた方もあったので今日は最高のお日和です。
サンルームとリビングの丸テーブルの椅子に腰かけてもらって、
帰ってから慌てて冷凍庫へ入れて冷やした缶詰のミカンをグラスに入れてお出ししました。生協さんのミカン果汁入りですのでジュース代わりに飲んでもOKです。
それから、コーヒーを淹れて・・・・それぞれの話題に2人3人6人7人と話に花が咲きました。


今月から水曜日が父のリハビリの日になりましたので、3時ごろ隣の母に声を掛けたら、顔を出してくれました。初めての方を母に紹介したり、母に会いたい方たちも居て母の話を聞くことに。
「92まで生きてきてどの時代が一番良かったですか?」という質問に、「どの時代もそれぞれよかったですよ」と母が。戦争中の話を聞かせてくださいというリクエストがあって、母は「男先生たちが兵隊に取られて、やってみないかと親戚に声を掛けられたので試験を受けてなった代用教員時代、ピアノの和音を聞かせて、これはB29の音だから、こんな音が聞こえたら防空壕に入るように」と教えたことや、「戦争中は政府に反対すると牢屋に入れられたのよ。情報統制があって、今のようにテレビも無かったし、ラジオや新聞は政府が言うとおり”勝った勝った”だったから、本当のことは何にも分らなかったのよ」と答えています。
私から「いつも今の北朝鮮と一緒って言ってる」と追加。母の話が続きます。父に赤紙が来て、豊中で乳飲み子の私と二人でいた頃、空襲があって、自分で掘った防空壕は水が溜まるので、近所の人が声をかけてくれてそこへ駆け込んだこと。配給で並ばないといけない時にも「赤ちゃんを置いて行きなさい預かってあげるから」と優しくしてもらった。当時は皆助け合って乗り越えてきた。そのことを思うと今はどうしてかな…と思うような事件があるはね〜とも。結局母は、「人生、思い悩んでもなるようにしかならない。与えられた人生、明るく生きないと損だから健康に気を付けて、明るくね。それには、ヨガがいいのよ〜」と締めくくっていました。
70代の先輩さんたちは戦争中のことを思い出して身内で4人も亡くなったと思いだし涙を流している方も。戦争の話は暗い話だからと切り上げた母でしたが、「こういう暗い時代を二度と繰り返してはいけないのよ」と皆で言い合って、4時前お開きにしました。
満開の桜のお蔭で一度声を掛けたいと思っていた方たちにも来ていただいてとてもいい時間を過ごせました。(写真最後は芦原池の桜)