竹富町教科書問題と小保方さんその後


竹富町の教科書採択問題。文科省の要請に沖縄県教委がどうこたえるか注目でしたが、「竹富町の意向を尊重したい」という方針を伝えました。日経の記事では「改正教科書無償措置法では、県教委が竹富町の要望に応じて採択地区を見直せば、竹富町は独自に教科書を採択できるようになる。県教委は竹富町の意向を尊重し、5月に新たな採択地区を決める方針を示していた。」(←日経22日夕刊の記事) 
◎朝日デジタルの記事をコピーします:

竹富町単独での教科書採択、容認検討へ 沖縄県教委
2014年4月22日13時34分


 沖縄県八重山地区(石垣市竹富町与那国町)の教科書採択問題で、県の諸見里明教育長が22日、文部科学省を訪れ、2市町と違う教科書を使う竹富町が来年度分から単独で教科書を選べるように検討する意向を省幹部に伝えた。


 諸見里教育長は面会後に記者会見し、「文化的に八重山地区は一体で選ぶ方が望ましいが、竹富町教育委員会が単独を判断すれば尊重する」と述べた。5月21日の県教委会議で判断するという。教科書選びに必要な事前調査の態勢確保のため、「3市町の共同調査を提案する」とも述べた。


 今月の教科書無償措置法改正で、一緒に教科書を選ぶ「共同採択地区」の区割り方法が柔軟化。しかし、文科省八重山地区について「文化・経済的に一体で共同採択が望ましい」として現状維持を求めている。

 
 一方、今年度分の教科書選びでは文科省の是正要求に竹富町教委は従っておらず、文科省が町教委を相手に提訴するかが焦点。諸見里教育長は「国は訴訟を避けてほしい」と要望した。

(引用元: http://www.asahi.com/articles/ASG4Q41PSG4QUTIL012.html


◎さて、小保方さんの記者会見の翌週に上司の笹井氏の記者会見がありました。一部私も見ましたが、言葉丁寧にどこも誰も傷つけず自分も傷つかずという八方に気配りの利いた話し方でした。ところが、STAP細胞の特許を調べた方があの会見での笹井氏の発言は間違い(ウソ)だと記事で書いておられます。
★「かっちの言い分」の「STAP特許から、小保方氏周辺のバカンティ教授、若山教授、笹井副センター長の相関図がよくわかる」(http://31634308.at.webry.info/201404/article_18.html)の中から一部:

今回小保方氏の件で記者会見した笹井副センター長は、2013年4月24日の時点では、特許の共同出願者として名前を連ねている。この特許の優先日は2012年4月とすると、ネーチャーに投稿した日よりだいぶ前に、この研究に関わっていることになる。会見で、私は投稿の2、3か月前から原稿校正に関わっただけだという弁明は見事に嘘だとわかる。笹井氏は若山氏と同様、深くこの研究に関わっていたということだ。論文とは違う特許の権利者として関わっている。

◎Nature誌に論文を出すのと同じころに特許の出願もされていました。小保方さんの論文の不備だけを悪意があるとして身分を取り上げんばかりの事件にして、特許はそのまま、というのは科学の問題ではなくて、常識で考えても”オカシイ”と思います。武田邦彦氏も、そこに(組織)犯罪のにおいがすると書いておられます。ウヤムヤにしたい人たちがたくさんいるでしょうけれど、メディアは、STAP細胞の存在は科学者に任せて、コチラを追及してほしいと思います。
武田邦彦氏のブログ「STAP事件簿理研編(2) 雇用者を貶める組織http://takedanet.com/2014/04/post_8bdf.html

(写真は今日の芦原公園と公園の東の土手のリンゴツバキ)