4月のお茶のお稽古

25日(金曜日)は4月のお茶のお稽古日でした。少し早目に先生のお宅に到着。車がまだなので、先生のお庭をゆっくり見せて戴くことに。


ナルコユリや馬酔木(あしび)、白ヤマブキと白い花が咲いています。
いつもは素通りするコーナーに入ると、もう花が終わった背の高い雪柳が奥に。
その手前、よく見るとビッシリ小さな緑色の・・・はな!?!? 
花のようです。
木の枝を見て解りました。
コルク質の翼みたいなのがついています。
これはニシキギに違いありません。
あのニシキギが、春に、こんな緑色の花を咲かせるとは!!! 
枝の両側に白く光る刃物のように見えるのがコルク質の「羽」。
4枚の薄緑の花弁に真ん中がツルンとした濃い緑、ツクリモノみたいです。
 
白い花はまだ続きます。イキシャの白花、ヒメウツギ、そして玄関前にシャガの花。

お部屋に入るとこのヒメウツギと都忘れとオレンジ色のツキヌキニンドウが陶器の花器に活けて有りました。掛け軸は扇面に「柳緑花紅」。
この日は3人とも立礼式で。最初にいつもやり慣れているNさん、私は3番目ということに。


牡丹の絵のお茶碗は地色が黄色っぽくて肌が密なので薩摩焼。枝垂れ桜の華やかな京焼のお茶碗。凹みが正面にあるお茶碗には春の野草、タンポポ、スミレ、桜草の絵。山の絵が描いてあるお茶碗は「遠山」といって春のお茶碗です。