甲状腺がん「確定」の子供50人(福島県健康調査会)

(「夏椿とテッセン」に次いで2つ目)
日経20日(火)朝刊より


甲状腺がん診断 確定の子供50人/ 島健康調査会


 と言う今日電力福島第2原発事故による放射線の影響を調べている福島県の「県民健康調査」の検討委員会が19日、福島市で開かれた。実施主体の福島県医大が、甲状腺がんと診断が「確定」した子供は前回(2月)の33人から17人増え50人に、「がんの疑い」は39人(前回は41人)になったと報告した。
 検討委の星北斗座長は、チェルノブイリ原発事故では、事故から4〜5年後に子どもの甲状腺がんが増加したというデータを基に「現時点では放射線の影響は考えにくい」と、これまでの見解を繰り返した。県立医大によると、確定した50人は全員手術を受け、通常の生活をしているという。
 甲状腺検査は、新生発生当時18歳以下の約37万人が対象。


◎この新聞に掲載されている調査結果、これが多いのか少ないのか、どういう問題が有るのか、記事だけではわかりませんが、この数字についての詳しい放送を、20日の「みんな楽しくHappy♡がいい♪2011年3月11日。その後私は変わりました。」さんが取り上げておられます。
コチラ<福島の子どもの甲状腺がん>100万人に310人の発症率!!&5/19報道ステーション(内容書き出し)>http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3725.html#more)で全文を読んでみて下さい。
ここでは、最後の部分をコピーしてみます:


受診者数 が平成26年3月31日現在(2月21日検査分まで結果確定)で295,511人。
そのうち、結果が分かっている結果判定数が287,056人。


つまり、287,056人中50名が癌が確定していて、40名が穿刺吸引細胞診等をした結果、悪性の疑いがある。
40名のうち一人は手術で切り取ってしまった後に良性結節であったことが判明しているけれど、
「がんの疑い」という場合、手術待ちの人がほとんどだと言う事なので、90名近くなることは現実だろうと思う。


では、287,056人で89名の甲状腺がんの発生というのは
100万人に直したら何名になるのか、計算してみました。



310人!(計算間違っていないですよね?)
89×100万÷28万7056=310.044033219
あまりにビックリしちゃって、何度も計算し直しました。


なんと、100万人に一人か二人と言われた子どもの甲状腺がん
100万人に310人!!!


現時点での確定している50人で計算してみても
福島の子どもは、100万人に対して174人甲状腺がんが発症している事になります。
1〜2人と言われていた甲状腺がんが手術をした人だけの50人で計算しても174人になるんです。


この、…これが…「被ばくの影響じゃない」と?

アーチの白バラ、こぼれ種の山野草、これもこぼれ種のヒオウギ(檜扇)