金曜デモと9月のお茶のお稽古

「特別な1日」さんの今回のデモの報告も、それまでの話題が豊富です。今回は特にデモの前にコンサートに出かけておられますのでタイトルも、Perfume 5th Toue 2014 ぐるんぐるん@代々木体育館+★0919 再稼働反対!首相官邸前抗議!」
スコットランドの独立の件、自治権拡大を勝ち取ったスコットランドを「負けるが勝ち」と報じていた番組もありました。そして経済について、いつもながら勉強になります。そして、SPYBOYさんごひいきのPerfumeについて。SPYBOYさんの入れ込み方が分る個所をコピー、写真はPerfumeらしい写真をネットの画像から探してみました。


世界の他の誰もがやっていないことをやっているPerfumeの存在は『身体性+テクノロジー+性格の良さ』の結合がもたらしたイノベーション、とボクは思っているが(シュンペーターの新結合だ!)、だからこそ早く海外進出すればよいと思っていた。
彼女たちは、日本でもイノベーションを起こすことができるという立派な証明だ。
今後 現在の延長線上に立てば、日本は人口減少でどう転んでも経済も地方も衰退していくことになる。ボクなんかはさっさと諦めて低成長志向で行けばいいと思っているが(笑)、それによって日本の社会に意識・無意識のある種の閉塞感が起きるのは困ったものでもある。
だが人口が減少してもイノベーションを起こせれば、衰退は克服できる。閉塞感は打ち破れる
そういう意味でもPerfumeが意味しているものは本当に大きいんだよ。彼女たちは日本に残された数少ない希望なのだ。

(色字、太字、そのまま移しましたが、ピンクの太字の箇所は私が同感と思ったところです)
テクノポップと言われる分野でのユニークな存在のPerfume、海外でも認められてこの秋にはアメリカ進出も予定されているそうです。私がアピールすることはないんですが・・・ついつい。ぜひ、ブログを訪ねてデモの様子と共にコチラで:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20140919/1411132852

スコットランドのことは、お茶のお稽古でも話題になりました。「どうなった?」と聞かれたので、「テレビでは独立反対が勝ちそう」と私。「その方が良いね〜、後が大変だわ」と先生が。「日本でも沖縄をいつまでも犠牲にしてるとスコットランドみたいになりそうで・・・」と私が言うと、「沖縄の反対運動は、沖縄の人というより、本土から行って騒いでいる人が多いと聞くよ」「そう、そう、そういう話よね」とお二人が。「一概に言えない、アメリカの基地に土地を提供しているおかげで生活している人がいるから、その人たちは困る」「反対派に遠慮して賛成といえない人たちもいる」。「それは、原発と同じ問題よね。原発は危険だけど原発が無くなれば仕事がなくなる。『金目の問題』だという」と私。これ以上の話にはならなかったのですが、いつまでも気になっています。


◎さて、8月はお休みでしたので、昨日の金曜日は、2か月ぶりのお稽古です。
今日はみんな立礼式でと言われましたので、椅子に座って扇形のテーブルでお茶を点てることに。
お花は、籠の中に真っ白な木槿ムクゲ)と下にピンクの秋海棠(シュウカイドウ)、写真右側に紅白の水引草、左に一輪ピンクの樛木忍冬(ツキヌキニンドウ)。秋の野草はタップリ活けても良いのだそうです。
最初にお茶を点てることになって、紺色の染付のお茶碗とモダンな図案のウサギのお茶碗を選びました。染付のお茶碗は*木米(もくべい)の写し。ウサギは干支の年だけでなく、9月は重陽節句で月にウサギなので、9月のお茶碗としても使えるとのこと。テーブルの上に置いてあった水差しは刷毛目の京焼。<*青木 木米(あおき もくべい)、明和4年(1767年) - 天保4年5月15日(1833年7月2日))は江戸時代の絵師、京焼の陶工。>


棗(なつめ)は瓢(ひさご=瓢箪)の絵柄のものが用意されていましたので、持って出ました。
袱紗はパチンと鳴らないし、時々、先生の言葉が「何のこと?」状態になるし、流れが途絶えてしまいます。
例によってその時だけのお稽古で、なかなか身に付きません。今更ですが。
お稽古に入る前の先生を交えてのお喋りと情報交換はとても楽しいですが、一転、お茶を点てる時は、厳しい先生ですので、私たちも集中しています。だから気分転換になるのよと先生が。そういうことなんですね。
お干菓子は先生手作りのピンクと水色の落雁と、菅笠みたいに見えるのは金沢の有名店のお干菓子。
笠ではなく、松の葉を三つ重ねて円にしたものだそうです。麩を模したお菓子で、とてもおいしいお菓子でした。
お客さんになって戴いたお茶、お二人は少し変わったお茶碗を選ばれました。一つは、平茶碗ほどではありませんが口が広いもの。でも、かなりの厚手なので丁度9月ごろに合っています。もう一つのお茶碗は萩焼に似た色をしていますが、淡路島の洲本の焼き物だそうです。これは、大ぶりでどっしりとしていて萩焼に似た乳白色の釉薬も美しく、お濃茶にも使うそうです。