金曜デモと「俺にケンカ売ってるのか」(藻谷氏に安倍首相が…)


「最初からそう言ってただろ〜が(笑):★1003 再稼働反対!首相官邸前抗議!」

毎回のことではありますが、120回目という今回はいつにもまして熱くボリュームたっぷりです。
◎まずタイトル通り、経済について、ブログでず〜〜と指摘してこられた通り景気は良くなっていない、実質賃金は毎年減っているという問題。
これはもう「人災」だと断定されています。

今週になって、さすがに御用マスコミも景気の悪さに言及し始めた。9月30日に発表された毎月勤労統計調査によると実質賃金はまたまた前年に比べて2.6%も下がった。実質賃金の低下はこれで昨年7月から13か月連続になる。

アベノミクスが始まってからの実質賃金(赤線)、名目賃金(青線)の前年比推移


物価上昇に追いつかず、実質賃金指数2・6%減 : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE

さらに同日に発表された総務省の家計消費状況調査を見てみる。8月の消費水準指数は-4.5となっており、依然 消費増税からの回復も遅れていることが判る。過去2回の消費増税の時と比較した消費水準指数のグラフ(下記)を見れば一目瞭然、今回は過去に例を見ない落ち込みと言えるのではないか。
<中略>

外国人投資家ばっかり見て円安を引き起こした結果の人災だよ、人災。

◎次は、地方創生に関するお話。安倍首相が今国会は国際情勢を考えても今は控えてとばかり「集団的自衛権」の問題は隠して、持ち出されたのが「地方創生」と「女性が輝く社会」。来年の地方選挙を控えて自民党の支持率回復狙いの姑息な焦点隠しとも言われています。
SPYBOYさんは、これを、『選択する未来』委員会 - 内閣府が25日発表した「『地域の未来ワーキンググループ』(第5回)の議事録で見た小泉進次郎政務官の発言が面白かった」として、引用されています。小泉君がなかなか『本質を突いたこと』を言っているそうです。大胆で斬新な提案?意見だと思いますし、本気の政治家だということはわかりますね。

☆ところで、字は極小でしたが、私は「*必読!『里山資本主義』の藻谷浩介氏がアベノミクスについて『反日』とまで言っている。細部に間違いもあるけど、主旨はその通りだ。日本の経常赤字転落は円安が悪いのであって原発停止のせいではない。日刊ゲンダイ|日本総研・藻谷浩介氏 「安倍政権は経済的な“反日”の極み」で、ストン!とわかったことがありました。これは後ほど。

◎そして、10月にしては暑かったという昨日、主催者発表2000人という、官邸前へ★0926 再稼働反対!首相官邸前抗議! | 首都圏反原発連合
写真を交えた抗議風景のメモも考えさせられます。やはり行動して考えるが基本ですね。一部をコピーです。大人は子供に弱いですね

それでも抗議の列の中で、お父さんに連れられた子供がおもちゃのマイクで『原発反対』と言っているのを見かけて泣きそうになってしまった(笑)。だって可愛いんだもん。だけど子供にこんなことをさせるなんて、大人としては情けない(泣)。普段は仕事でも『冷めている』と言われるボクだが、子供と動物には感情的になる(笑)(*本当に可愛かったが、正面から顔が映るのでマイクを持っている写真は撮らなかった)。

◎写真の中には89歳の女性がスピーチしている姿もあって、必見です。
「今週の写真。白髪のご婦人のプラカード」というキャプションのついた写真をトップにコピーさせていただきました。
●全文は「特別な1日」さんのコチラで:http://d.hatena.ne.jp/SPYBOY/20141003/1412342643

☆★さて、10月2日号、先週の週刊文春に、安倍首相が、「アイツはケンカ売ってるのか、絶対に許せない」とオフレコの飲み会で里山資本主義の藻谷氏を名指しで言ったことがすっぱ抜かれました。水曜日、本屋さんで確かめました。この号、ほとんどがデカデカと朝日新聞徹底攻撃の記事で、どこにそんな記事があるのかと思いましたが、あまりの反「朝日」記事にバランスを取るためチョコット載せたのかな〜とか、私も読んだことがある「里山資本主義」は確かにアベノミクスとは対極の考え方だからかな〜とか思いつつ、週刊誌を買うのはやめました。
☆SPYBOYさんの記事を読んで、解った気がしました。SPYBOYさんが紹介された記事は、<日刊ゲンダイ日本総研・藻谷浩介氏 『安倍政権は経済的な“反日”の極み』」>( http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153666

☆藻谷氏の批判「アベノミクスは『反日』」に感情的に反発されたんですね。「反日」のレッテル貼りは安倍一族の専売特許ですもんね〜。それで〜と納得しました。日刊ゲンダイの藻谷氏の記事はなるほど徹底したアベノミクス批判で、お手本とすべきはイタリア・フランスの里山資本主義だと…おススメの必読記事です!!
◎文春の記事についてネットで検索してヒットしたブログ:
エコノミスト藻谷浩介氏へ、「俺に喧嘩売っているのか」と叫んだ安倍首相の思い上がり>http://blog.goo.ne.jp/koube-69/e/ce9d2f67921de017d7d5cf2d2eceeac5)では天木直人氏のブログを引用しておられました。一部コピーです:


週刊文春10月2日号「ワイド特集 ナイショの話」に次のような事が書かれていた。


「デフレの正体」や「里山資本主義」の著者であり、アベノミクスは間違いだと一貫して言い続けているエコノミスト日本総合研究所主席研究員)藻谷浩介を、「モタニ?アイツだけは許さない。あの馬鹿っ!俺に喧嘩売っているのか」とグラスを片手に安倍首相が吐き捨てたというのだ。


安倍首相が自分を批判する者に腹を立ることは知っている。

しかしこの国の最高権力者が、国民にひとりである一介のエコノミストをここまで罵倒するなどということはあってはならないことだ。

そんな事が本当にあったのだろうか。

あったのだ。

9月27日の日刊ゲンダイが「注目の人 直撃」と題して藻谷浩介氏のインタビュー記事を掲載してエールを送った。

私も読み落としていたが、藻谷氏は9月14日の毎日新聞紙上で、金融緩和の無謀さを徹底批判していたのだ。(上記日刊ゲンダイ内容by蛙)



<中略>


臆病者こそ批判されれば怒る。

そして臆病者こそ何をしでかすかわからない。

それは確かに怖い。

しかし、安倍首相は権力だけが取り柄の無能な暴君の典型だ。

権力を手放した途端、あらゆる批判が集中し、皆から蛇蝎のように嫌われ、糾弾されるだろう。

その時は、そう遠くない。

・・・・・・

この安倍暴言が出た場所は都内の会員制バーで、ベテランジャーナルストが内輪の会を開いていた時だという。

そこに安倍首相が飛び入り参加した時だという。

メディア幹部と安倍首相の癒着を物語っている。


<後略>