庭の草取りと晩秋の公園

昨日、今日と、植木の散髪にNさんが来られています。先週の中ほど、三連休の日月が暖かそうなので、その日あたりに散髪に来たいのだけれど、と。母が留守だったようで、我が家のチャイムが鳴って外へ。
そろそろ見える頃と、ここ一週間、暖かい時間をねらって毎日1,2時間、隣の両親の庭の草というより竹というか笹取りをしていました。
父がまだ仕事をしていた頃か終わってすぐのころ、世話になったという方が毎年年末に松竹梅の盆栽を届けに来られました。ある時、その竹を父が地に降ろしたそうです。それからが大変、竹は自由に根を張り出して、庭のありとあらゆるところから笹の葉が出てくるようになりました。抜いても抜いても地下茎で好きなところに出てきます。そろそろ我が家のほうにも迫ってきましたので、出たところは鋏で切るようにしていました。

ところが、元気だった母も3年前、東北大震災の年の2月に圧迫骨折になり、それ以後、母の老後が始まりました。今では、植木屋さんが来ても外に出なくなりました。今までは、下働きよろしくお手伝いをしていましたが、出ると体が動いて後で大変なことになるのがわかってからは出ないようにしています。そこで私が代わりを務めるようになりました。母と同じように90歳まで続けられるかわかりませんが・・・
昨日は朝一番庭を見たNさんが母に「きれいになってますね〜シルバーさんに頼んだの?」と言ったとか。(シルバーさんには違いないけれど)隣がやってくれたといわれましたとNさんが。「竹が出て来ないように薬撒きましょか〜?」と言われましたが、それはお断り。暇に任せて私が取りますので、と返事しました。
大した植木もないのに、年数が経つと大きくなるのは生き物の証拠ですね。我が家のほうは植木屋さんのお世話にならないで済むようにと草花中心の庭にしているのですが、数少ない木も1年たてばどうしようもなく伸びてしまいます。「植木の散髪代がもったいないなんて、庭木のおかげで一年どれだけ楽しめるか考えてみなさい」と何年か前、5歳年上のNさんに言われました。技術屋さんだったNさんは、お舅さんが厳格な植木職人さん。日曜日に手伝いながら職人見習いをして、今は定年後の仕事に昔からのお得意さんを回っておられます。娘さんたちが心配して、高いところは登らないこと、暖かい日を選んでとか、厳しく注文をつけられているそうです。

そこで、植木の散髪前日の土曜日に、1〜2時間、最後の笹取りを済ませて、午後から水中歩行へ行くことに。いつもの道を通らないで、滅多に通らない住宅街の秘密の小道をたどることに。昔から住んでいる人しか知らない抜け道です。そこで今頃トケイソウが咲いていました。桜の落ち葉の道の先は側溝の上の人一人がやっと歩ける道です。

第二中学校の北にある
受水場の真赤なもみじを見て、
畑を潰して建てた新しい住宅街の空き地を見て、
鍋田川沿いを曲がり池に出ました。
そこから北東に向かって住宅街に入り、
当対池公園に出るところの
民家の一本の紅葉が燃えていました。


道路を渡ると、当対池公園の北の池です。


公園に入ると南側の池も見えます。
突っ切って、今度は小さな段々公園へ。
 
ここは、よく子供たちの姿が見えます。