春節のお茶飲み話と・・・


ヨーガの後のランチに久しぶりについていくことに。今日は台湾出身の方が昔からやっている中国料理店のランチを6人で戴きました。
春節のためか入り口の飾りに餅花が差してありました。
終わって話し足りない分を珈琲館に寄ってコーヒーを飲みながら5人で話しました。

イスラム国(ISIS)の人質問題から、結局、貧困と差別の問題が片付かないと…という事から、川崎のあの笑顔の可愛かった上村くんの問題も貧困だということに。私の知らないこともあって、貧しかったようですが、学校に出て来ないという事が一番はっきりしたSOSだとみんなで。殺し方はあのイスラム国のやり方を真似たのではないかとも。子どもの貧困、すなわち親の『貧困』は、国家的事業として早急に取り組むべきよね〜かわいそうにと。
色々話した後、政治の話になって、「原発がアカン、少子化がアカン、戦争に向かっているのもアカン」はよくわかっている、じゃ、どうしたらいいのと言うところで、意見が出て来ない。反対だけならだれでもできる。どうしたらいいのか、言ってくれる人がいないという話になりました。古賀茂明さんの話をしましたが、元官僚ではダメだ、まだ駄目だという事でした。
「今の政府は、原発に関しては元通りでしょ。原発無くてもやっていけると言った飯田哲也さんは・・・」と私が話し出したら、「飯田哲也って誰よ」。「橋下さんが脱原発のブレーンに呼んだ人」「そうそう、山口へ行って」「そう、県知事選に出たけどダメだった。結局、そういう人を通すだけの力が私たちにない。選ぶ私たちの問題でもある。」
そこから、報道の自由度のランキングの問題になり、アメリカ追随がよくなかった。ヨーロッパにお手本があったのに。消費税は高くても教育、病院、老後は無料で見てくれる。それら北欧の国が報道の自由度がトップクラスなの・・・とか。情報が共有できれば、同じ日本人、願っていることは同じだから結論は一つになると思うの、知ることが大事と最後に言わせていただきました。
で、そのあと「地球交響曲第8番」の映画を一緒に見に行こうという話になりましたが、春休みは孫が進学で、孫たちが来るのでとかで、その日空いてれば一緒にという事になってお開きでした。
◎汚染水はアンダーコントロール


日経新聞のSUNDAY NIKKEIの頁に「歌壇」「俳壇」というコーナーがあります。
22日(日)の短歌の中から、いいなと思ったものを抜き書きしてみます。


大震災から二十年 あのころは筑紫哲也がまだ生きていた   登別  松木  秀


津波から助かりし母も亡くなりて月日寄せ来て三回忌来る   奈良  水島 洋子


原発の話を厭う友去りぬ沢庵みたいなつめたい夕日      郡山  斎藤 宏文


すき焼がご馳走で亡くなったとき日本はきっと終わったんだな 松戸  原田 樹里


生物の先生の声遠のきて吾も窓際で光合成す         東京  大野 みどり