PS:今朝アップした記事に関連するニュースですので、押し込みます。
◎今朝の日経朝刊「政治」4頁最下段に小さく、「自民党の稲田朋美政調会長は26日のBS朝日番組の収録で、太平洋戦争を巡る日本の指導者の責任が追及された極東国際軍事裁判(東京裁判)について「法律的に問題がある」と述べた。指導者の個人的な責任など、戦後に作った新たな条例で過去の行為を裁いたことを問題視した」とあります。
一方、今朝の「天木直人のブログ」では:
きのう2月26日の記者会見で東京裁判を否定するかのごとき発言をしたらしい。
きょうの各紙は一段の小さな記事でしか報じていないが、これは一面トップで取り上げられてもおかしくない重大な発言だ。
失言ではない。 記者会見で行われた公式な発言だ。
しかも安倍政権の政策の最高責任者という立場にある政調会長の発言だ。
安倍談話問題で安倍首相の歴史認識に世界の目が集中している時だ。
中国や韓国との関係が悪化するだけではない。
東京裁判の否定は戦後レジームの否定につながる。米国の占領に対するこれ以上ない挑戦だ。
しかも、昭和天皇の戦争責任を否定して国体を護持した当時の日本の指導者層とマッカーサーが合作である戦後70年体制の否定である。
◎歴史修正主義と海外でも指摘されている渦中に、これは、大問題になりそうです。