「歴史責任、負うべき」(李首相)と小林よしのり「新戦争論」で右傾化批判?と春の花

先週はミニ同窓会の翌日はヨーガ、金曜日はお茶の稽古、途中で腰痛が出て、なんとか昨日になって、暖かいし買い足すものもあって外に出ました。
最初の曲がり角で自転車に乗った人を見て、両方で何となく行きすぎかかっていたのが、どうも知り合いだと立ち止まって、よく見ると、一筋北側のFさんです。お互い、久しぶり〜お元気〜?!と積もる話をしました。
何年振りでしょう。ご近所ではあっても一筋違うとこんなもんです。ご主人を早くに突然死で亡くされて、息子さんご一家は宝塚とか、娘さんは北海道で教職について、そのまま北海道の方と結婚して住んでいるとか。今はお一人。亡くなられたご主人のお父さんが父と同じ会社でしたので、昔からお付き合いがありました。Fさんの方からは両親のことを聞かれて近況を話しました。ダンスを趣味にしておられて、”筋肉よ〜”と言われました。最後は、お互い元気でいましょうね〜と言って別れました。
買い物に行く道すがら、春の花を写してみました。


昨日の日経朝刊のトップは中国でした。その中で安倍首相の談話についての李首相の記事がありました。

「歴史、責任負うべき」 李首相、日本の動きけん制


 《北京=島田学》中国の利克強首相は15日、全人代閉幕後の記者会見で、安倍晋三首相が今夏に公表する戦後70年談話を念頭に「国家の指導者は戦陣の成果を引き継ぐだけでなく、先人の犯罪行為がもたらした歴史の責任も負わなければならない」と主張した。
 中国側は談話が戦前の歴史より戦後の平和発展の成果を強調するものになりそうだとみており、李氏は安倍政権の動きをけん制した。戦後70年に当たる今年は「日中関係が試されると共にチャンスの時でもある」と述べるとともに「日本の指導者が歴史を直視すれば、経済関係の発展に向けた環境は自然と良くなる」と指摘した。


◎これは、メルケル首相が日本で「過去の総括は和解のための前提になっている」と語り、同時に「近隣諸国の温情なしには、不可能だった」と語ったことに対する中国側の反応の一つとも取れます。
〇安倍首相はメルケル首相の脱原発の勧めには明らかに拒否、歴史認識についてはメルケル首相の度重なる発言を無視で通しました。
◎ところが、一方では、丁度メルケル首相の来日に合わせたかのように、都内のシンポジウムで、有識者懇談会の北岡伸一座長代理が、「日本は侵略して、悪い戦争をして、たくさんの中国人を殺して、誠に申し訳ない』ということは、日本の歴史研究者に聞けば99%はそう言うと思う。私は安倍総理大臣に『日本は侵略した』とぜひ言わせたいと思っている」と発言しました。(引用元:http://blog.zaq.ne.jp/protea/article/3546/
○北岡氏の真意は、後に控えている集団的自衛権による自衛隊海外派兵や憲法改定の問題の前に歴史認識についてはさっさと片付けてしまえ…という言い方なのかもしれませんが、それにしてもです。

◎戦後70年を迎える今年、首相でいる人にとっては、節目の年に日本を代表して何を発信するか、世界が注目していますので、良くも悪くも歴史に名を残すことは出来るはずです。まともな選択が出来る人であるか…日本が、世界が、見ています。

(写真は買い物途中のお宅の門の前、と団地を通る道の西側の花壇の花たち)
◎安倍政権の余りの右旋回に、あの小林よしのりさんも黙っていられないと、「リテラ」の記事からです。
ネトウヨの生みの親・小林よしのりが右傾化を憂えている! 安倍とネトウヨを徹底批判」(http://lite-ra.com/2015/03/post-946.html)